Enterprise Edition 統合トポロジ

トピックの最終更新日: 2009-03-04

集中構成の Office Communications Server Enterprise Edition では、1 つ以上の Enterprise Edition サーバーが展開されます。それぞれが、フロントエンド サーバー、音声ビデオ会議サーバー、Web 会議サーバー、Web コンポーネント サーバーを実行します。Office Communications Server 2007 R2 では、フロントエンド サーバーと共に次のコンポーネントも自動的にインストールされます。

  • アプリケーション共有サーバー
  • アプリケーション サーバー
  • 4 つの新しい統合コミュニケーション アプリケーション
    • 応答グループ サービス
    • 会議アテンダント
    • 会議アナウンス サービス
    • 外部音声コントロール
Dd425162.note(ja-jp,office.13).gif注:
4 つの統合コミュニケーション アプリケーションはすべて自動的にインストールされますが、実行するアプリケーションのみアクティブ化することができます。

集中構成の Enterprise Edition は、ほとんどの組織に対して推奨するトポロジです。このトポロジでは、パフォーマンスと高可用性が得られるだけでなく、管理を簡略化することができます。また、プールにサーバーを追加してトポロジを拡張することもできます。

推奨ハードウェアを使用している 8 台のフロントエンド サーバーでは、プールごとに 100,000 人の同時アクティブ ユーザーをサポートできます。ハードウェア要件の詳細については、「Office Communications Server の内部コンポーネントの要件」を参照してください。

Enterprise Edition 集中構成には、次の考慮事項が適用されます。

  • 単一の Enterprise Edition サーバーを Enterprise プールとして構成することができます。
  • 複数の Enterprise Edition サーバーで 1 つのプールを構成するときは、ロード バランサ機器が必要です。
  • バックエンド データベースは別のコンピュータに展開する必要があります。