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Communicator Web Access のトポロジ

トピックの最終更新日: 2009-01-21

Communicator Web Access は、IM、プレゼンス、デスクトップ共有、およびオーディオ機能を Web 用のクライアントで使用できるように Office Communications Server を拡張したものです。この拡張機能を使用すると、統合コミュニケーション クライアント ソフトウェアがインストールされていないコンピュータで、追加のソフトウェアをダウンロードすることなく Office Communications Server の機能を利用することができます。Windows ベース、Macintosh、または Linux のいずれのオペレーティング システムを搭載したクライアント コンピュータからも、組織のファイアウォールの内外を問わずに利用できます。

トポロジ

Communicator Web Access を有効にするには、内部ネットワークに 1 つ以上の Communicator Web Access サーバーを展開します。サーバーは少なくとも 2 つ展開し、内部ユーザー用とリモート ユーザー用に 1 つずつ使用することをお勧めします。このようにすると、機能のセキュリティと可用性が向上します。たとえば、問題が発生して外部ユーザー用の Communicator Web Access サーバーをシャットダウンしなければならなくなった場合でも、内部ユーザーには影響しません。

拡張が必要な場合は、内部ユーザー、外部ユーザー、またはその両方に対して、Communicator Web Access サーバーの配列をロード バランサの背後に展開できます。

ログオン プロセス

内部ユーザーと外部ユーザーは、Web ブラウザで URI (例: https://extusers.contoso.com) を入力して Communicator Web Access に接続します。Communicator Web Access サーバーは、トラフィックをエンタープライズ プールに転送してプレゼンスおよび IM を提供する前に、認証と承認を実行します。

リモート ユーザーは、リバース プロキシ サーバー経由で Web に公開されている SSL ベースの外部 URI を介して Communicator Web Access にサインインできます。Communicator Web Access は、Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server など、境界ネットワークを作成するために、あらゆるファイアウォールまたはリバース プロキシの構成をサポートします。