ハブ トランスポート サーバーによって外国語の免責事項が付加された場合にメッセージが不適切に書式設定されて読み取れない

 

トピックの最終更新日: 2009-02-11

ここでは、会社のドメインの外から送信されたメッセージが不適切に書式設定されて読み取れない場合のトラブルシューティング方法について説明します。この問題は、Microsoft Exchange Server 2007 のハブ トランスポート サーバーの役割によってメッセージに免責事項が付加された後に発生します。

この問題は、メッセージが Research In Motion Ltd. の BlackBerry などのモバイル デバイスによって UTF-8 メッセージとしてエンコードされていて、ハブ トランスポート サーバーの役割によって異なるメッセージの種類としてコード化された免責事項が付加された場合に発生することがあります。たとえば、ハブ トランスポート サーバーの役割によって、ISO-8859-9 でエンコードされたトルコ語の免責メッセージが付加されたとします。この場合、ハブ トランスポート サーバーの役割によって、モバイル デバイスから送信されたメッセージがデコードされ、免責事項が付加されて、メッセージがその免責事項のエンコードに使用されるメッセージの種類を使用してエンコードされます。そのため、元のメッセージは不適切に書式設定され、読み取れなくなります。

通常、Microsoft Office Outlook を使用してメッセージを受信するクライアントは、Outlook が Exchange Server の言語バージョンに事前に書式設定されているため、これによって影響を受けることはありません。

他のプログラムまたはデバイスに対してこの問題を解決するには、免責事項のエンコードと同じになるようにメッセージのエンコードを変更します。たとえば、免責事項がトルコ語で記述されていて、ISO 8859-9 でエンコードされている場合、メッセージも Windows Code Page 1254 または ISO 8859-9 でエンコードする必要があります。メッセージは、他の言語用に記述およびエンコードされた免責事項に一致するようにエンコードする必要があります。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。