負荷分散のサポート

トピックの最終更新日: 2009-05-07

ハードウェアによる負荷分散は、このセクションで指定するサーバーの役割に対してサポートされています。Windows ネットワーク負荷分散 (NLB) などのソフトウェア ベースのネットワーク負荷分散は、Office Communications Server を実行するどのサーバーでもサポートされません。

ロード バランサは、ロード バランサの背後のサーバーで実行する任意のアプリケーションで使用されるポートに対して構成する必要があります。

ロード バランサの要件と負荷分散の構成の詳細については、「負荷分散の計画」を参照してください。

Office Communications Server

次の Office Communications Server 構成でハードウェア負荷分散がサポートされています。

  • 集中構成のプール内の Enterprise Edition サーバー。

  • 分散構成のプール内の Enterprise Edition サーバー (Web コンポーネント サーバーおよびフロントエンド サーバーのみ)。

    Dd572360.note(ja-jp,office.13).gif注:
    1 台のロード バランサを両方で使用できます。または、Web コンポーネント サーバーとフロントエンド サーバーに別個のロード バランサ機器を対応させることもできます。
  • 分散構成の会議サーバー。

  • エッジ サーバー (構成による)。詳細については、「Office Communications Server 2007 R2 の境界ネットワークのトポロジ」を参照してください。

  • Enterprise Edition トポロジ内のみのディレクタ。

Communicator Web Access

ハードウェア負荷分散がサポートされ、必要となるのは、次の構成です。

  • 同じ種類のユーザー (内部のみ、外部のみ、または内部と外部) をサポートする複数の Communicator Web Access サーバー