最終リリース版の Office Communications Server 2007 R2 ユーザー レプリケータによる処理が完了していることの確認
トピックの最終更新日: 2009-03-11
アップグレードが機能し、ユーザーを所属させ、ルーティングできるようにするには、ユーザーが使用できるようになっているすべてのドメインについて、最終リリース版のプールおよびサーバーに対して初回のレプリケーション サイクルが完了している必要があります。この手順は、Standard Edition サーバーとエンタープライズ プールとでは異なります。
Standard Edition サーバーでユーザー レプリケーションが完了していることを確認するには
イベント ビューアを開きます。[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントし、[イベント ビューア] をクリックします。
[アプリケーション ログ] をクリックし、[ソース] 列をクリックしてソース順に並べ替えます。
ソースが Office Communications User Replicator で、イベント ID が 30024 のイベントを探します。このイベントをクリックすると、次のようなテキストが表示されます。
ユーザー レプリケータは、ドメイン <ドメイン名> (DN: <識別名>) とデータベースの初回の同期を完了しました。今後、このドメインの同期は Active Directory 上で変更があった際に行われます。
ユーザーが Office Communications Server を使用できるようになっているすべてのドメインについて、このイベントを確認します。
エンタープライズ プールでユーザー レプリケーションが完了していることを確認するには
プール内の 1 台のサーバーにのみユーザー レプリケーション タスクが割り当てられます。次のようにして、プール内でユーザー レプリケータが実行されているサーバーを特定します。プールのバックエンド データベース サーバーで、Dbanalyze ツールを実行します (このツールは Office Communications Server 2007 R2 Resource Kit に含まれています)。構文は次のとおりです。
Dbanalyze.exe /report:diag /poolfqdn:<fqdn_of_pool>
表示されるレポートで、ユーザー レプリケーションが実行されているサーバーを特定します。次の例では、server03 がユーザー レプリケーション タスクに割り当てられています。
Task Name Fqdn ----------------- ------- Endpoint Expiration server01.contoso.com Subscription Expiration server02.contoso.com User Replication server03.contoso.com Nightly Maintenance server04.contoso.com
ユーザー レプリケーション タスクが割り当てられているサーバーで、イベント ビューアを開きます。[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントし、[イベント ビューア] をクリックします。
[アプリケーション ログ] をクリックし、[ソース] 列をクリックしてソース順に並べ替えます。
ソースが Office Communications Server User Replicator で、イベント ID が 30024 のイベントを探します。このイベントをクリックすると、次のようなテキストが表示されます。
ユーザー レプリケータは、ドメイン <ドメイン名> (DN: <識別名>) とデータベースの初回の同期を完了しました。今後、このドメインの同期は Active Directory 上で変更があった際に行われます。
ユーザーが Office Communications Server を使用できるようになっているすべてのドメインについて、このイベントを確認します。