CCR クラスタのパッシブ ノードに対してログを再シードできない

 

トピックの最終更新日: 2009-03-12

ここでは、Microsoft Exchange Server 2007 のクラスタ連続レプリケーション (CCR) 環境でパッシブ ノードに対してログ ファイルを再シードできない問題について説明します。Update-StorageGroupCopy コマンドレットを実行すると、次のエラー メッセージが表示されます。

概要:2 項目中、成功 1 個、失敗 1 個。

経過時間: 00:00:00

中断 <ストレージ グループの GUID または名前>

完了

完了した Exchange 管理シェル コマンド:

suspend-StorageGroupCopy -Identity <ストレージ グループの GUID または名前>' -SuspendComment '管理者が開始した Update-StorageGroupCopy'

経過時間: 00:00:00

更新 <ストレージ グループの GUID または名前>

Failed

エラー:

このタスクは、ソースまたはターゲット コンピュータ上でローカルにしか実行できません。

試行された Exchange 管理シェル コマンド:

update-StorageGroupCopy -Identity '<ストレージ グループの GUID または名前>' -DeleteExistingFiles

経過時間: 00:00:00

デバッグ ログ レポートには、次のメッセージが出力されています。

update-StorageGroupCopy -Identity <ストレージ グループの GUID または名前> -DeleteExistingFiles -Verbose -Debug

詳細:Update-StorageGroupCopy :処理を開始しています。

詳細:Update-StorageGroupCopy :ルート "$null" の下にある型 "StorageGroup" のオブジェクト "<ストレージ グループの GUID または名前>" を検索しています。

詳細:Update-StorageGroupCopy :前の操作はドメイン コントローラ '<コンピュータ名>' 上で実行されました。

詳細:Update-StorageGroupCopy :オブジェクト "<ストレージ グループの GUID または名前>" を処理しています。

確認

このタスクは、ソースまたはターゲット コンピュータ上でローカルにしか実行できません。

[Y] はい [A] すべてにはい [H] コマンドの中止 [S] 中断 [?] ヘルプ

(既定値は "Y"):

Update-StorageGroupCopy :このタスクは、ソースまたはターゲット コンピュータ上でローカルにしか実行できません。

行: 1、文字: 24

+ update-StorageGroupCopy <<<< -Identity '<ストレージ グループの GUID または名前>' -DeleteExistingFiles -Verbose -Debug

詳細:Update-StorageGroupCopy :処理を終了しています。

この問題は、パッシブ ノードがクラスタ グループの優先所有者一覧に含まれていないために発生します。この問題を解決するには、「CCR 環境のクラスタ化メールボックス サーバーの所有権を構成する方法」のトピックの手順を実行してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。