このドキュメントの以下のセクションでは、Windows 7 の新機能および変更された機能について説明します。
バックグラウンド インテリジェント転送サービス
バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) 4.0 は、ピアツーピア ファイル転送機能を提供するために BranchCache インフラストラクチャを利用します。ただし、Windows Vista および Windows Server® 2008 に含まれている BITS 3.0 ピア キャッシュ ソリューションとは相互に連動しません。
メモ |
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この変更の結果として、BITS 3.0 ピア キャッシュを使用しているエンタープライズ アプリケーションまたはサービス (Windows Server Update Services など) はすべて、ファイルをピア コンピューターから取得するのではなく、元のサーバーから直接ダウンロードする必要があります。この問題を回避または解決するには、BranchCache がインストールされている Windows Server 2008 R2 コンピューターを使用します。 |
AppLocker
AppLocker は、アプリケーションに対するアクセス制御を提供する、次期バージョンのソフトウェア制限のポリシー機能です。詳細については、「AppLocker とは」を参照してください。
AppLocker の機能強化には、次のものがあります。
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AppLocker PowerShell コマンドレット。これらのコマンドレットは、AppLocker ポリシーの作成、テスト、保守、およびトラブルシューティングを支援するための構成要素として、AppLocker ユーザー インターフェイスと組み合わせて使用されます。詳細については、「>AppLocker PowerShell Cmdlets (AppLocker PowerShell コマンドレット)」を参照してください。
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監査のみの実施モード。この設定を使用すると、組織内でどのアプリケーションが使用されているかを特定したり、作成した規則を展開する前にテストしたりできます。規則のコレクションの AppLocker ポリシーが [監査のみ] に設定されている場合、その規則のコレクションに対する規則は実施されません。監査のみの実施モードを使用することにより、規則を AppLocker にインポートしたり、規則を展開する前にテストしたりできます。詳細については、「AppLocker Step-by-Step Guide」の「Scenario 2: Using Auditing to Track Which Applications Are Used (シナリオ 2: 監査を使用してどのアプリケーションが使用されているかを追跡する方法に関するトピック)」を参照してください。
Windows PowerShell 2.0
Windows PowerShell 2.0 は Windows PowerShell 1.0 と互換性があります。ただし、既存のスクリプトやアプリケーションは、次の変更に対応するように更新する必要があります。
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HKLM\SOFTWARE\Microsoft\PowerShell\1\PowerShellEngine 内の PowerShellVersion レジストリ エントリの値が 2.0 に変更されました。
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プロファイルおよびスクリプトで使用されている変数や関数と競合する可能性のある新しいコマンドレットと変数が追加されました。
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-ieq 演算子による文字の比較では、大文字と小文字が区別されません。
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Get-Command コマンドレットの既定の動作では、コマンドレットだけでなく関数も取得されます。
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ユーザー インターフェイスを生成するネイティブ コマンドをパイプで Out-Host コマンドレットに渡すことはできません。
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Begin、Process、End、Dynamic Param といった新しい言語キーワードが、スクリプトや関数で使用されている同様の単語と競合する可能性があります。これらの単語が言語キーワードとして解釈されると、解析エラーが発生する場合があります。
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コマンドレット名の解決方法が変更されました。Windows PowerShell 1.0 では、2 つの Windows PowerShell スナップインによって同じ名前のコマンドレットがエクスポートされると、実行時エラーが発生しました。Windows PowerShell 2.0 でこのコマンド名を入力すると、セッションに最後に追加されたコマンドレットが実行されます。既定では実行されないコマンドを実行するには、コマンドレット名を、生成元のスナップイン名またはモジュール名で修飾します。
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関数名の後に -? を指定すると、対応するヘルプ トピックが表示されます (その関数にヘルプ トピックが含まれている場合)。
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Microsoft .NET Framework のメソッドにおけるパラメーターの解決方法が変更されました。Windows PowerShell 1.0 では、オーバーロードが定義されている .NET メソッドを呼び出した結果、構文上最も適合するメソッドが複数見つかっても、エラーが報告されませんでした。Windows PowerShell 2.0 では、あいまいさを指摘するエラーが報告されます。また、Windows PowerShell 2.0 では、構文上最も適合するメソッドを選択するためのアルゴリズムが大幅に見直され、複数の候補が見つかる可能性は最小限に抑えられています。
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Import-Module を使用して、コマンド名に承認されていない動詞や制限されている文字が使用されているコマンドを読み込むと、警告が表示されます。承認されている動詞の一覧を表示するには、Get-Verb コマンドを使用します。コマンド名には、次の文字を使用しないでください。
[ # , ( ) { } [ ] & - / \ $ ^ ; : " ' < > | ? @ ` * ~ % + =
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パイプラインでコレクションを列挙し、そのコレクションを変更しようとすると、Windows PowerShell 2.0 によって例外が返されます。たとえば、次のコマンドは Windows PowerShell 1.0 では正常に動作しますが、Windows PowerShell 2.0 ではパイプラインの最初の反復処理の後でエラーになります。
$h = @{Name="Hello"; Value="Test"}
$h.keys | foreach-object {$h.remove($_)}
このエラーを回避するには、次に示すように、$() 文字を使用して列挙子のサブ式を作成します。
$($h.keys) | foreach-object {$h.remove($_)}
詳細については、Windows クライアント TechCenter にある「Windows PowerShell の新機能」を参照してください。
グループ ポリシー
Windows 7 では、グループ ポリシーが次のように機能強化されました。
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新しい Windows PowerShell コマンドレット。この機能は、Windows 7 Enterprise、Windows 7 Professional、および Windows 7 Ultimate に適用されます。Windows 7 の前は、グループ ポリシーの管理や自動化は、グループ ポリシー管理コンソール (GPMC)、または GPMC COM インターフェイスに対して記述されたスクリプトを使用して実行されました。Windows 7 では、IT 管理者が Windows PowerShell を使用してグループ ポリシーを管理したり自動化したりできる、25 個の一連の新しいコマンドレットが導入されています。これらのコマンドレットを使用して、IT 管理者は (レジストリ設定をとおして) グループ ポリシー オブジェクトをバックアップ、復元、レポート、および構成することができます。この機能は、GPMC のインストール時に追加されます。
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Reg_QWORD と Reg_MultiSZ に対する ADMX サポート。Windows 7 の前は、グループ ポリシーの管理用テンプレート (ADMX) を使用して、QWORD または MultiSZ のデータ型のレジストリ キーを構成できませんでした。ADMX スキーマは、レジストリのデータ型 QWORD と MultiSZ をサポートするように更新されました。
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ADMX エディターの機能強化。この機能は、Windows 7 Enterprise、Windows 7 Professional、および Windows 7 Ultimate に適用されます。Windows 7 の前は、ADMX エディターは、サイズを変更できない、タブ付きのダイアログ ボックスとして表示されました。UI テキストはクリップされる場合が多く、ヘルプ コンテンツを見つけることが困難でした。新しい ADMX エディターは、テキストがクリップされないようにサイズを変更できるウィンドウに表示されます。ヘルプやコメントを含む、設定に関する情報を見つけやすくなりました。
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グループ ポリシーの基本設定の機能強化。この機能は、Windows 7 Enterprise、Windows 7 Professional、および Windows 7 Ultimate に適用されます。グループ ポリシーの基本設定に、Internet Explorer 8 を構成できる新しい機能が追加されました。また、Windows 7 でのスケジュールされたタスクや電源プランに使用できる新機能もあります。IT 担当者は、グループ ポリシーの基本設定を使用すると、Internet Explorer 8、スケジュールされたタスク、および電源プランの設定を 1 か所で構成できます。この機能は、GPMC のインストール時に追加されます。さらに、Windows 7 にはグループ ポリシーの基本設定のクライアント側の拡張機能も含まれているため、IT 管理者は Windows Update またはダウンロード センターを使用して拡張機能を展開する必要がありません。
詳細については、「>What's New in Group Policy in Windows 7 (Windows 7 に追加されたグループ ポリシーの新機能)」を参照してください。
Windows Update スタンドアロン インストーラー
Windows Update スタンドアロン インストーラー (Wusa.exe) は、Windows 7 で次の機能強化を提供します。
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アンインストールのサポート。Windows 7 の前は、wusa.exe にはインストールのサポートのみが含まれていました。Windows 7 では、管理者がコマンド ラインから更新プログラムをアンインストールできるように、wusa.exe にアンインストールのサポートが含まれています。ユーザーは、.msu ファイルにパスを指定するか、またはアンインストールする更新プログラムのパッケージ番号 (Microsoft サポート技術情報を参照) を指定することによって、更新プログラムをアンインストールできます。
更新プログラムに完全なパスを指定することによって更新プログラムをアンインストールするには、次のコマンドを使用します。
wusa.exe /uninstall <Path>
Microsoft サポート技術情報の更新プログラム パッケージ番号を指定することによって更新プログラムをアンインストールするには、次のコマンドを使用します。
wusa.exe /uninstall /kb:<KB Number>
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追加のコマンド ライン パラメーター。Windows 7 では、ログの記録を有効にしたり、.msu ファイルの内容を抽出したり、更新プログラムが Quiet モードでインストールされたときの再起動の動作を制御したりするための新しいパラメーターを使用できます。
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コマンド ライン パラメーター
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Windows Vista
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Windows 7
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/log | 使用できません。ログの記録は、トレース ツールを使用してのみ有効にすることができます。 | 新しいパラメーターでは、Wusa.exe ツールを使用してログの記録を有効にします。 |
/extract | 使用できません。.msu ファイルの内容は、expand.exe ツールを使用してのみ抽出できます。 | 新しいパラメーターでは、Wusa.exe ツールを使用して .msu ファイルの内容を抽出できます。 |
/quiet | /norestart オプションのみをサポートしています。 | /forcerestart、/warnrestart、および /promptrestart オプションをサポートするように拡張されています。 |
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詳細なエラー情報。Wusa.exe ツールによって、より適切な診断を行うための拡張されたエラー情報が提供されます。
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エラー
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Windows Vista のエラー コード
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Windows 7 のエラー コード
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更新プログラムが既にインストールされています。 | 1 (S_FALSE) | 0x240006 (WU_S_ALREADY_INSTALLED) |
更新プログラムを適用できません。 | 1 (S_FALSE) | 0x80240017 (WU_E_NOT_APPLICABLE) |
メモ |
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Windows Vista を実行しているコンピューター上で Windows 7 のエラー コードを提供するための更新プログラムがリリースされました。この更新プログラムの詳細については、Microsoft サポート技術情報の文書番号 949545 の記事 (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=151807) を参照してください。 |
Windows Search、表示と整理
Windows 7 では、IT 担当者がデスクトップの検索、閲覧、および整理の機能を展開および保守するために役立つ多くの機能と拡張機能が導入されています。Windows Search、表示と整理の主な機能強化には、次のものがあります。
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日常のワークフローのより緊密な統合
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検索機能のパフォーマンスと関連性の強化
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整理機能を強化するための集合体および視覚エフェクトの導入
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リモートの場所のインデックスに対する統合検索の導入
詳細については、「Windows Search、表示と整理の新機能」を参照してください。
.NET Framework Assistant および Firefox 用の Windows Presentation Foundation プラグイン
Windows 7 には、Firefox 用の .NET Framework Assistant および Windows Presentation Foundation (WPF) プラグインが含まれています。これらのコンポーネントは .NET Framework 3.5 Service Pack 1 に付属しており、現在では古くなっています。
その結果、Firefox で XAML ブラウザー アプリケーション (XBAP) を表示したり、ClickOnce アプリケーションを起動したりしようとすると、ブラウザーはファイルを起動するのではなく、ファイルをダウンロードして保存しようとします。
必要に応じて、次の場所から .NET Framework Assistant をダウンロードできます。
Firefox 用の WPF プラグインも後日、同様の方法でリリースされる予定です。
また、Microsoft Update の Web サイト (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=157925) でも、これらのコンポーネントに対する展開方針が提供されます。
Windows Media オーディオ ボイス エンコーダーおよびデコーダー
Windows 7 では、Windows Media オーディオ ボイス エンコーダー (wmspdmoe.dll) および Windows Media オーディオ ボイス デコーダー (wmspdmod.dll) 用の DirectX メディア オブジェクト (DMO) が更新されました。これにより、サポートされている一連のサンプリング レート (8 kHz、16 kHz、11.25 kHz、および 22.5 kHz) 以外で使用しようとすると、エラーが発生します。