Project Siena でコントロールを構成する

 

Project Siena では、データを表示し、ユーザーからデータを収集し、ユーザー入力に応答するさまざまなコントロールを追加できます。各コントロールには、データ、動作、および設計のプロパティを指定できます。この指定により、コントロールの外観、このコントロールがユーザーや別のコントロールと対話するときの動作、その他の特性が決まります。

  • コントロールを追加するなどの基本的なタスクを実行する方法については、「初めてのアプリを Project Siena で作成する」を参照してください。

    重要

    変更する対象のプロパティが見つからない場合は、右下隅にある [エクスプレス ビュー] をクリックすれば、プロパティの一覧がカテゴリごとに表示されます。それでも対象のプロパティが表示されない場合は、各カテゴリの下にある下矢印をクリックすると、そのカテゴリのすべてのプロパティが表示されます。

  • Project Siena の概要や、サンプル アプリ、ビデオ チュートリアル、フォーラムなどのリソースへのリンクについては、「Project Siena」を参照してください。

必須コンポーネント

このトピックで紹介している一部の機能を使用するには、2015 年 2 月 16 日より後に Project Siena をインストールする必要があります。

コントロール

Audio

オーディオ コントロールは、Internet Explorer でサポートされている任意の形式のサウンド ファイルを再生するように構成します。

  1. オーディオ コントロールを追加し、左下隅に [データ] アイコンが表示されている場合はそれクリックした後、[メディア] アイコンをクリックします。

  2. [メディアの追加] をクリックし、再生するサウンド ファイルを参照し、[開く] をクリックします。

    注意

    使用するファイルが格納されているフォルダーが見つからない場合は、ログオンしているアカウントの [ミュージック] フォルダーにファイルを移動またはコピーしてください。

  3. 再生ボタン (オーディオ コントロールの左側にある) をクリックします。

    指定したファイルが再生されます。

マイクで録音したサウンドを再生するためにオーディオ コントロールを使用することもできます。

ボタン

例については、「初めてのアプリを Project Siena で作成する」を参照してください。

カメラ

デバイスに搭載されているカメラで写真を撮り、画像ギャラリーに表示します。

  1. カメラ コントロールを追加するとき、許可を求められた場合は [許可] をクリックします。その後、コントロールに「MyCamera」という名前を付けます。

    カメラが向いている方向のライブ画像が表示されます。

  2. [MyCamera] の [選択時] プロパティに以下の関数を設定します。

    Collect(MyImages, {SinglePicture:MyCamera!Photo})

    カメラをクリックするたびに写真が撮影され、MyImages という名前のコレクションに保存されます。

  3. 画像ギャラリーを追加し、3 つのアイテムが表示されるように拡大し、[項目] プロパティを「MyImages」に設定します。

  4. F5 キーを押してから、「MyCamera」を何回かクリックします。

    撮影したそれぞれの写真がギャラリーに表示されます。

  5. Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。ギャラリーにある最初の画像の [選択時] プロパティを以下の関数に設定します。これにより、画像をクリックするとその画像を削除できるようになります。

    Remove(MyImages, ThisItem)

    注意

    アプリを閉じると、収集した画像は失われます。保存しておくには、画像を保存して読み込む必要があります。

グラフ

データをグラフィカルに表示するために、円グラフ、折れ線グラフ、または縦棒グラフを作成します。

  • 縦棒グラフを追加し、その [項目] プロパティを以下の関数に設定します。

    Table({ProductType:"Violins", Revenue:Value(45000)}, {ProductType:"Trombones", Revenue:Value(39000)}, {ProductType:"Bongos", Revenue:Value(32000)})

    この関数では、ProductType 列と Revenue 列を含む一時テーブルを作成します。各行は、製品の種類 (バイオリン、トロンボーン、ボンゴ) と、その種類の製品の収入を示しています。

  • 初めてのアプリを Project Siena で作成する」の各投票ボタンがクリックされた回数を表示するには、そのアプリに円グラフを追加し、そのグラフの [項目] プロパティに以下の関数を設定します。

    Table({VoteType:"Yes", VoteTotal:CountIf(Responses, "Yes" in Value)}, {VoteType:"No", VoteTotal:CountIf(Responses, "No" in Value)}, {VoteType:"Maybe", VoteTotal:CountIf(Responses, "Maybe" in Value)})

    この関数では、VoteType 列と VoteTotal 列が含まれる一時テーブルを作成します。このテーブルには、投票の種類 (はい、いいえ、おそらく) ごとに 1 行と、その種類の投票でボタンがクリックされた合計回数が含まれます。

さらに別の例については、「Project Siena でグラフを追加する でグラフを追加する」を参照してください。

チェック ボックス

チェック ボックスがオンかオフかに基づいて、別のプロパティの値を指定します。この例では、ラベルに表示されるテキストを変更します。

  1. チェック ボックスとラベルを追加し、チェック ボックスに「MyCheckbox」という名前を付けます。

  2. (省略可能) チェック ボックスの [テキスト] プロパティを "I'm ready" に設定します。

  3. ラベルの [テキスト] プロパティを以下の関数に設定します。

    If(MyCheckbox!Value = true, "Let's go!", "I'll wait.")

  4. F5 キーを押して、チェック ボックスのオンとオフを何度か切り替えます。

    ラベルのテキストに 2 つのメッセージが交互に表示されます。

  5. (省略可能) Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

ドロップダウン リスト

ドロップダウン リストは、ラジオ ボタンと同じ方法で構成できます。

教育

Coursera データを追加する方法の例については、「外部ソースから Project Siena にデータを追加する」を参照してください。

エクスポート

別の Project Siena アプリにデータを転送するには、まず、データを圧縮されたファイルにエクスポートします。対象のアプリが異なるデバイス上にある場合は、ファイルをそのデバイスにコピーします。最後に、対象のアプリにインポートし、データをそのアプリのコレクションに追加するようにそのコントロールを構成します。

  1. コレクションがない場合は、1 つ作成します。

    コレクションを作成する方法については、「初めてのアプリを Project Siena で作成する」または「Project Siena でコレクションを作成および管理する」を参照してください。

  2. エクスポート コントロールを追加し、エクスポートするコレクションを [データ] プロパティに設定し、F5 キーを押します。

  3. エクスポート コントロールをクリックして、データの入ったファイルを保存する場所を指定し、[保存] をクリックします。

    データがエクスポートされ、指定した場所にあるファイルに圧縮されます。

  4. (省略可能) Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

ギャラリー

  1. テキスト ギャラリーを追加し、その [項目] プロパティを以下の関数に設定します。

    Table({Item:"Violin123", Location:"France", Owner:"Fabrikam"}, {Item:"Violin456", Location:"Chile"})

  2. (省略可能) ギャラリーにあるラベルの [テキスト] プロパティに、以下の値を設定します。

    見出し1

    ThisItem!Item

    サブタイトル1

    ThisItem!Owner

    本文1

    ThisItem!Location

その他の例については、「Project Siena ギャラリーでデータを表示する」を参照してください。

HTML ラベル

このコントロールは、RSS フィードやその他のソースにあるテキストを表示したり、HTML コード (リンク、画像、および CSS スタイルを含む) をレンダリングしたりするために使用できます。このコントロールは JavaScript を実行しません。また、Web コントロールや iframe でもありません。HTML ラベルは、ラベルを構成するのと同じ方法で構成できます。「初めてのアプリを Project Siena で作成する」の説明を参照してください。

イメージ

1 つの画像を表示するには、画像コントロールを使います。あるいは、ギャラリーに画像のセットを表示することもできます。

  1. 画像コントロールを追加し、左下隅に [データ] アイコンが表示されている場合はそれをクリックした後、[画像] アイコンをクリックします。

  2. [画像の追加] をクリックし、表示する画像ファイルを参照し、[開く] をクリックします。

    指定した画像がコントロールに表示されます。

    注意

    使用するファイルが格納されているフォルダーが見つからない場合は、ログオンしているアカウントの [ピクチャ] フォルダーにファイルを移動またはコピーしてください。

インポート

別の Project Siena アプリからエクスポートした場合は、そのデータを現在のアプリにインポートできます。それには、インポート コントロールを構成します。

  1. インポート コントロールを追加し、名前を「MyImport」に変更し、[選択時] プロパティを以下の構文の関数に設定します。

    Collect(CollectionName, MyImport!Data)

    CollectionName は、データをインポートする先のコレクションの名前です。

  2. F5 キーを押してから、コントロールをクリックします。

  3. エクスポートしたデータの入っている圧縮ファイルを参照し、[開く] をクリックします。

  4. (省略可能) Esc キーを押してデザイン ワークスペースに戻り、Alt キーを押しながら D キーを押し、左側のウィンドウで [コレクション] をクリックします。

    作成したコレクションの名前が中央のウィンドウの一覧に表示されます。一覧にある項目をクリックすると、右側のウィンドウにプレビューが表示されます。

テキスト入力

例については、「Project Siena でコレクションを作成および管理する」の最初のセクションを参照してください。

ラベル

例については、「初めてのアプリを Project Siena で作成する」を参照してください。

リストボックス

リストボックスでは、複数の項目を選択できます。選択した項目に応じて、他の 1 つ以上のコントロールのプロパティを決めることができます。たとえば、図形、画像、またはその他の要素を、どの項目が選択されているかに基づいて表示また非表示にできます。

  1. リスト ボックスを追加し、「MyListBox」という名前を付け、[項目] プロパティを以下の関数に設定します。

    Table({Shape:"circle"}, {Shape:"triangle"}, {Shape:"rectangle"})

  2. コントロールの一覧を開き、[図形] をクリックしてから、円、三角形、および四角形を追加します。

  3. (省略可能) リスト ボックスの下の行に表示されるように図形を移動します。

  4. 円の [表示] プロパティを以下の関数に設定します。

    If("circle" in MyListbox!SelectedItems!Value, true)

  5. 三角形の [表示] プロパティを以下の関数に設定します。

    If("triangle" in MyListbox!SelectedItems!Value, true)

  6. 四角形の [表示] プロパティを以下の関数に設定します。

    If("rectangle" in MyListbox!SelectedItems!Value, true)

  7. F5 キーを押してから、リスト ボックスの 1 つまたは複数のオプションをクリックします。

    対応する図形だけが表示されます。

  8. (省略可能) Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

マイク

いくつかの録音を作成し、それをギャラリーに表示します。

  1. テキスト入力コントロールを追加し、「Description」という名前を付けます。

  2. マイクを追加します。許可を求められた場合は [許可] をクリックします。その後、コントロールの名前を「MyMicrophone」に変更します。

  3. マイクの [停止時] プロパティを以下の関数に設定します。

    Collect(Interviews, {Recordings:MyMicrophone!Audio, Notes:Description!Text})

    この関数では、Interviews という名前のコレクションを作成します。その中に Recordings および Notes という名前の列が含まれています。各行には、マイクを使用して作成したサウンド ファイルと、録音を停止した時点でテキスト入力コントロールに含まれていた任意のテキストが格納されます。

  4. ユーザー設定ギャラリーを追加し、その [項目] プロパティを「Interviews」に設定します。

  5. そのギャラリーの最初の項目にオーディオ コントロールを追加し、そのオーディオ コントロールの [メディア] プロパティを「ThisItem!Recordings」に設定します。

    表示領域を節約するには、再生ボタンのみが表示されるようにオーディオ コントロールを縮小します。

  6. ギャラリーの最初の項目にラベルを追加し、そのラベルの [テキスト] プロパティを「ThisItem!Notes」に設定します。

  7. F5 キーを押し、[Description] ボックスに語句を入力し、[MyMicrophone] をクリックして録音を開始します。

  8. 録音を終了するには、[MyMicrophone] をもう一度クリックして録音を停止します。

    入力した説明がギャラリーの最初の項目に表示され、オーディオ コントロールの [再生] ボタンをクリックすると、いま録音した内容が再生されます。

  9. [Description] ボックスに他の内容を入力し、もう一度録音します。必要に応じて、この操作を繰り返します。

    それぞれの説明と録音がギャラリーに表示されます。

  10. (省略可能) Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

    注意

    アプリを閉じると、録音内容と説明は失われます。保存しておくには、それらのデータを保存して読み込む必要があります。

Office 365 プレビュー (メッセージの送信)

初めてのアプリを Project Siena で作成する」の手順を実行したときに集めた投票数について、その内容を集計したメッセージの下書きを自動的に作成することができます。

  1. [結果] ページで Alt キーを押しながら V キーを押し、表示される一覧から [Office 365 プレビュー] をクリックし、[メールの送信] をクリックします。

    Button to add composite control for sending email

  2. 新しいグループ化されたコントロールが表示されます。そのコントロールを、既存のコントロールの右側に移動します。

    A composite control for sending messages through Office 365 Preview

  3. 一番上のテキスト入力コントロール (受信者) を選択します。左下隅に [データ] が表示されている場合は、それをクリックします。その後、[既定] プロパティを、メールの送信先アドレス (引用符で囲む) かエイリアスに設定します。

  4. 中間のテキスト入力コントロール (件名) を選択し、その [既定] プロパティを以下の関数に設定します。

    "Vote Results (as of " & Text(Now(), "dd-mmm, hh:mm am/pm") & ")"

  5. 一番下のテキスト入力コントロール (メッセージ本文) を選択し、その [既定] プロパティを以下の関数に設定します。

    Label1!Text & ", " & Label2!Text & ", " & Label3!Text & " (Next update: " & Text(DateAdd(Today(), 1), "dd-mmm") & ")"

    The template for the message that reports voting data

  6. F5 キーを押してから、[送信] をクリックします。

    少し時間をおくと、メッセージの送信先ユーザーの受信トレイにメッセージが表示されます。

ペン

複数の描画ファイル (ホワイト ボードをシミュレートしたもの) を作成し、その結果をギャラリーに表示します。

  1. ペン コントロールを追加し、「Sketches」という名前を付けます。そのコントロールの [コントロールの表示] プロパティを「true」に設定します。

    [コントロールの表示] プロパティを表示するには、画面の下端近くに表示されている [デザイン] をクリックしてから (それが表示されている場合)、[オプション] をクリックします。

  2. ボタンを追加し、その [テキスト] プロパティを "Add" に設定します。また、[選択時] プロパティを以下の関数に設定します。

    Collect(Creativity, {Captures:Sketches!Image})

  3. 画像ギャラリーを追加し、3 つのアイテムが表示されるように拡大し、[項目] プロパティを「Creativity」に設定します。

  4. F5 キーを押して、ペン コントロールで何かを描画し、この手順で追加したボタンをクリックします。

    ペン コントロールの内容が、ギャラリーの最初の項目に表示されます。

  5. ペン コントロールのクリア (x) ボタンをクリックし、別の内容を描画してから、もう一度 [Add] ボタンをクリックします。

    ペン コントロールの内容が、ギャラリーの 2 番目の項目に表示されます。

  6. (省略可能) 上記の手順を必要なだけ繰り返した後、Esc キーを押してデザイン ワークスペースに戻ります。

    注意

    アプリを閉じると、描画内容と説明は失われます。保存しておくには、それらのデータを保存して読み込む必要があります。

  7. (省略可能) 手書きした文字をテキスト データに変換します。

    1. ラベルを追加し、その [テキスト] プロパティを「Sketches!RecognizedText」に設定します。

    2. F5 キーを押してから、ペン コントロール内に文字を書き込みます。

      手書きした文字が、テキスト データとしてラベルに表示されます。

ラジオ ボタン

ラジオ ボタン コントロールでは、表示されるオプションを指定できます。また、ラジオ ボタンの選択に応じて別のコントロールのプロパティ値 (円の塗りつぶしの色など) を変更することもできます。

  1. ラジオ ボタン コントロールを追加し、「Choices」という名前を付けます。また、[項目] プロパティを以下の関数に設定します。

    Table({Color:"red"}, {Color:"green"}, {Color:"blue"})

  2. すべてのオプションが表示されるようにコントロールのサイズを変更します。

  3. 図形 (円など) を追加し、その [塗りつぶし] プロパティを以下の関数に設定します。

    If(Choices!Selected!Value = "Red", RGBA(192, 0, 0, 1), Choices!Selected!Value = "Green", RGBA(0, 176, 80, 1), Choices!Selected!Value = "Blue", RGBA(0, 32, 96, 1))

    この関数では、ラジオ ボタンの選択に応じて別々の色の値を指定します。

  4. F5 キーを押し、ラジオ ボタンをクリックして図形の色を変更してみてください。Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

評価

ユーザーが指定した評価に基づいて、コントロール (ラベルのテキストなど) のプロパティを変更するように構成します。

  1. 評価コントロールを追加し、「MyRating」という名前を付けます。

  2. ラベルを追加し、その [テキスト] プロパティを以下の関数に設定します。

    If(Rating1!Value > 3, "Thanks!", "Sorry!")

    ユーザーが 4 つまたは 5 つの星を指定すると、ラベルに "Thanks!" と表示されます。それ以外の場合は、ラベルに "Sorry!" と表示されます。

  3. F5 キーを押し、評価コントロールに異なる値を設定して、機能をテストしてみてください。Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

図形

例については、「初めてのアプリを Project Siena で作成する」を参照してください。

SharePoint 更新

SharePoint 更新コントロールを構成すると、Project Siena でデータを収集し、SharePoint リストを介して他のユーザーとその情報を共有できます。

  1. 初めてのアプリを Project Siena で作成する」の手順を実行します。

  2. SharePoint で「ResponsesSP」という名前のリストを作成し、そのリスト内に「Value」という名前の列を作成します。そのリストの URL (お使いのブラウザーのアドレス バーに表示されているもの) をコピーします。

    A SharePoint list named ResponsesSP with a column named Value

  3. Project Siena で、Alt キーを押しながら D キーを押して、[SharePoint] をクリックします。作成したリストの種類に対して適切なオプション ボタンが選択されていることを確認してください。

  4. リストの URL をテキスト ボックスに貼り付けて、[接続] をクリックします。

  5. メッセージが表示されたら、要求された資格情報を提供します。

  6. 表示される一覧で [ResponsesSP] チェック ボックスをオンにし、[データのインポート] をクリックします。Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

    Result screen after SharePoint list is imported

  7. [投票] ページで、[はい] ボタンの [選択時] プロパティを以下の関数に変更します。その他のボタンにも、同様の変更を加えます。

    Collect(ResponsesSP, "はい")

  8. [結果] ページで、[Label1] の [テキスト] プロパティを以下の関数に変更します。ページ上のその他のラベルにも、同様の変更を加えます。

    "Yes: " & CountIf(ResponsesSP, "Yes" in Value)

  9. [投票] ページで、Alt キーを押しながら V キーを押します。表示される一覧の一番下までスクロールし、[SharePoint 更新] コントロールを追加します。

    Button to add a SharePoint Update control

  10. (省略可能) いま追加したコントロールを、スクリーン上の既存のボタンの下に移動します。

  11. SharePoint 更新コントロールの [データソース] プロパティを「ResponsesSP」に変更します。

  12. F5 キーを押し、投票の各ボタンをランダムな回数クリックして、[更新] ボタンをクリックします。

    アプリの [結果] ページでは、各ラベルに、対応するボタンをユーザーがクリックした回数が表示されます。

  13. ブラウザーで SharePoint リストを開くか、そのリストの表示を更新します。(Internet Explorer では、F5 キーを押します。)

    このリストの各行には、ユーザーがボタンをクリックするたびに、クリックした時刻とクリックしたボタンが格納されます。

    SharePoint list showing votes cast, by whom, and when

スライダー

ユーザーがスライダーを使用して指定した値に基づいて、別のコントロールのプロパティ値 (円の塗りつぶしの色など) を変更します。

  1. スライダーを追加し、「MySlider」という名前を付けます。

  2. スライダーを選択した状態で、[データ] が左下隅に表示されている場合はそれをクリックしてから、[最大値] プロパティを「255」に設定します。

  3. Alt キーを押しながら V キーを押し、[図形] カテゴリをクリックして、円を追加します。

  4. 円を選択した状態で、画面の下端近くに [デザイン] が表示されている場合はそれをクリックしてから、[塗りつぶし] プロパティを以下の関数に設定します。

    RGBA(MySlider!Value, 0, 0, 1)

  5. F5 キーを押し、スライダーのつまみを右端までドラッグします。

    円が、黒から赤に変化します。

  6. Esc キーを押して デザイン ワークスペースに戻ります。

ソーシャル

Facebook、Twitter、および Instagram からデータを追加する方法の例については、「ソーシャル メディアから Project Siena アプリにデータを追加する」を参照してください。

タイマー

タイマーが作動している時間の長さに基づいて、ラベルの [テキスト] プロパティなど、別のコントロールのプロパティ値を変更します。

  1. ボタンを追加し、「MyButton」という名前を付けます。

  2. タイマーを追加し、「MyTimer」という名前を付けます。[リセット] プロパティを以下の関数に設定します。

    MyButton!Pressed

  3. ラベルを追加し、その [テキスト] プロパティを以下の関数に設定します。

    If(Timer1!Value=0, "", Timer1!Value<3000, "Ready!", Timer1!Value>3000 && Timer1!Value<6000, "Set!", Timer1!Value>6000, "Go!")

  4. F5 キーを押してから、タイマーをクリックします。

    タイマーを開始する前は、ラベルに何も表示されていません。ラベルには、最初の 3 秒間は "Ready!" と表示され、次の 3 秒間は "Set!" と表示され、少なくとも 6 秒が経過した後は "Go!" と表示されます。

  5. これら 3 つのメッセージがすべて表示された後は、[MyButton] をクリックすれば、タイマーが最初に戻ります。

  6. (省略可能) もう一度タイマーをクリックして、タイマーを再開します。

  7. (省略可能) Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

切り替え

切り替えは、チェック ボックスと同じ方法で構成します。

ビデオ

このコントロールは、Internet Explorer でサポートされている任意の形式のビデオ ファイルを再生するために使用します。例については、「ソーシャル メディアから Project Siena アプリにデータを追加する」の「YouTube ビデオを表示する」を参照してください

Web

Bing からデータを追加する方法の例については、「Project Siena で Web 検索をしてテキストを翻訳する」を参照してください。YouTube からデータを追加する方法の例については、「ソーシャル メディアから Project Siena アプリにデータを追加する」を参照してください

プロパティ

データ

プロパティ

説明

自動一時停止

タイマー、オーディオ プレーヤー、またはビデオ プレーヤーを、たとえば、ユーザーが別のスクリーンに移動したときなどに自動的に一時停止するには、このプロパティを「true」に設定します。それ以外の場合は「false」に設定します。

自動開始

構成中のコントロール (タイマー、オーディオ プレーヤー、ビデオ プレーヤー) に関して、それが含まれているスクリーンをユーザーが開いたときなどに、それを自動的に開始する場合は「true」に設定します。それ以外の場合は「false」に設定します。

明るさ

カメラに表示される画像の明るさのレベルを指定します。

Clear

ペン コントロールからすべての入力をクリアする場合は「true」に設定します。それ以外の場合は「false」に設定します。

コントラスト

カメラに表示される画像のコントラストのレベルを指定します。

Data Source

ユーザーが SharePoint 更新コントロールをクリックしたときに更新するリストを指定します。

既定

テキスト入力コントロールに表示される既定のテキスト、評価、スライダー、または切り替えコントロールの既定の値、あるいはリストボックスまたはラジオ ボタン コントロールの既定のオプションを指定します。ギャラリーの場合は、既定で表示される項目を指定します (詳細については、このフォーラムの投稿にある説明を参照してください)。

期間

タイマーが開始してから終了するまでの経過時間 (中断されなかった場合) を、ミリ秒単位で指定します。

HTML テキスト

HTML ラベルに表示するテキストを、コントロールでレンダリングするためのマークアップを含めて指定します。

イメージ

画像コントロール、オーディオ プレーヤー、ビデオ プレーヤー、またはマイクに表示する画像を指定します。

項目

ギャラリー、リストボックス、またはドロップダウン リストに表示するデータを指定します。

ループ

オーディオまたはビデオ プレーヤーで、再生が完了した後に自動的にクリップを再開する場合は「true」に設定します。それ以外の場合は「false」に設定します。

最大値

スライダーまたは評価コントロールでユーザーが設定できる最大値を指定します。

メディア

プレーヤーで再生するオーディオまたはビデオ クリップを指定します。

Min

ユーザーがスライダーを設定できる最小値を指定します。

読み取り専用

評価コントロールに値を表示するだけで、ユーザー入力は無視する場合は「true」に設定します。

繰り返し

終了したタイマーを自動的にゼロからもう一度開始する場合は「true」に設定します。

リセット

タイマーのカウントを停止してゼロに戻す場合は「true」に設定します。

開始

タイマーを開始する場合は「true」に設定し、停止する場合は「false」に設定します。

開始時間

オーディオまたはビデオ プレーヤーで再生を開始する、クリップの先頭からの時間の長さを秒単位で指定します。

テキスト

チェック ボックスの横に表示するテキスト、あるいは、ボタン、エクスポート コントロール、インポート コントロール、または、SharePoint 更新コントロール上のラベルに表示するテキストを指定します。

ヒント

ユーザーがコントロールの上にマウス カーソルを置いたときに表示されるテキストを指定します。たとえば、次のようにして、オーディオ クリップが再生された時間の割合を表示することができます。


Concatenate(Text(Round(AudioPlayback1!Time/AudioPlayback1!Duration*100,1)), "% complete")

ズーム

カメラの既定の倍率を指定します。

動作

プロパティ

説明

変更時

たとえば、ユーザーがスライダーを調整したり、評価を指定したり、リスト ボックスでオプションを選択したり時にアプリが応答する方法を指定します。

OnCheck

たとえば、ユーザーがチェック ボックスをオンに設定したときにアプリが応答する方法を指定します。

終了時

オーディオまたはビデオ クリップの再生が終了した時に、アプリで他に何かを変更するかどうかを指定します。

一時停止時

オーディオまたはビデオ クリップの再生が一時停止した時に、アプリで他に何かを変更するどうかを指定します。

選択時

たとえば、このプロパティを設定したボタン、ラベル、画像、または他の任意のコントロールをユーザーがクリックした時にアプリが応答する方法を指定します。

開始時

オーディオまたはビデオ クリップが再生を開始した時、またはマイクで録音を開始した時に、アプリで他に何かを変更するかどうかを指定します。

OnStop

マイクでの録音を停止した時に、アプリで他に何かを変更するかどうかを指定します。

タイマー終了時

タイマーのカウントが完了した時に、他に何かを変更するかどうか指定します。

タイマー開始時

タイマーのカウントを開始した時に、アプリで他に何かを変更するかどうかを指定します。

OnUncheck

たとえば、ユーザーがチェック ボックスをオフに設定したときにアプリが応答する方法を指定します。

デザイン

プロパティ

説明

配置

ボタン上のテキスト、またはラベル、テキスト入力コントロール、その他の種類のコントロール内のテキストの配置を変更するために、「Align!Left」、「Align!Center」、「Align!Right」、または「Align!Justified」を指定します。

枠線の色

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、コントロールを囲む枠線の色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定すると、枠線が赤になります。

枠線の種類

コントロールを囲む枠線のスタイルを変更するために、「BorderStyle!Solid」、「BorderStyle!Dashed」、または「BorderStyle!Dotted」を指定します。枠線を削除するには、「BorderStyle!None」を指定します。既定では、このプロパティは「BorderStyle!None」に設定されます。

枠線の太さ

コントロールを囲む枠線の太さを変更する数値を指定します。たとえば、「10」を指定すると最も太い枠線が使用され、「0」を指定すると枠線は完全に削除されます。既定では、このプロパティは「0」に設定されます。

カメラ

使用するカメラの数値 ID を指定します。たとえば、「0」はデバイスの前面にあるカメラを示す場合があり、「1」はデバイスの背面にあるカメラを示す場合があります。

チェック ボックスのサイズ

チェック ボックスの大きさを表す数値を指定します。たとえば、「8」は最小のサイズ、「96」は最大のサイズです。

Clear

小さなアイコン [x] を表示し、ユーザーがそれをクリックするとテキスト入力コントロールからすべてのテキストが削除されるようにするには「true」を指定します。このアイコンを非表示にするには「false」を指定します。

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、ラベル、ボタン、またはその他のコントロールに表示されるテキストの色、ペン コントロールで入力される色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定すると、テキストまたは入力の色が赤になります。

方向

横方向のギャラリーの左端に最初の項目を表示するには「Direction!Start」を指定し、横方向のギャラリーの右端に最初の項目を表示するには「Direction!End」を指定します。

無効

ユーザーがコントロールを操作できないようにするには「true」を指定します。それ以外の場合は「false」を指定します。

無効時の枠線の色

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、[無効] プロパティを「true」に設定した場合にコントロールを囲む枠線の色を変更します。たとえば、「RGBA(255, 255, 255, 1)」を指定すると、枠線が白になります。

無効時の色

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、[無効] プロパティを「true」に設定した場合にコントロールに表示するテキストの色を変更します。たとえば、「RGBA(255, 255, 255, 1)」を指定すると、テキストが白になります。

塗りつぶし

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、コントロールの背景色を変更します。たとえば、「RGBA (255、255, 255, 1)」を指定すると、切り替えのハンドルがコントロールの右側にあるか、コントロールの下部にある場合の背景色が薄い緑に変わります。

フォント

ラベル、テキスト入力コントロール、リストボックス、またはその他のコントロールのテキストに使用するフォントの名前を指定します。

文字の太さ

FontWeight!Normal」、「FontWeight!Lighter」、「FontWeight!Semibold」、または「FontWeight!Bold」を指定して、ボタンなどに表示されるテキストのスタイルを変更します。

ハンドルの塗りつぶし

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、切り替えの値を変更するときにドラッグする要素の色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定すると、その要素が赤になります。

高さ

コントロールの上端から同じコントロールの下端までのピクセル数を指定します。コントロールをクリックし、表示される太い灰色の選択ボックスにある小さな四角形または三角形をドラッグして、コントロールのサイズを変更することもできます。

ヒントのテキスト

テキスト入力コントロールの [既定] プロパティが空の文字列の場合に、そのコントロールに表示されるテキストを指定します。ヒントのテキストは灰色で表示され、ユーザーがコントロールをクリックすると、すぐに表示されなくなります。

ポイントしたときの枠線の色

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、マウス、トラック パッド、または同等のデバイスでユーザーがポイントした時に表示されるコントロールの枠線の色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1) 」を指定すると、枠線が赤になります。

ポイントしたときの色

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、マウス、トラック パッド、または同等のデバイスでユーザーがポイントした時にコントロールに表示されるテキストの色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1) 」を指定すると、テキストが赤になります。

ポイントしたときの塗りつぶし

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、マウス、トラック パッド、または同等のデバイスでユーザーがポイントした時にコントロールに表示される背景色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1) 」を指定すると、背景が赤になります。

イメージ ポジション

以下のいずれかの式を指定して、画像の表示方法を変更します。たとえば、画像コントロール内に表示する画像や、マイク コントロールの背景として表示する画像のサイズが異なる場合の表示方法などです。

  • ImagePosition!Fill」では、元の縦横比を維持したまま、画像がコントロールの 4 辺すべてに到達するまで、画像の高さと幅を均等に変更します。

  • ImagePosition!Fit」では、元の縦横比を維持したまま、コントロールの上端と下端に到達するまで画像の高さを変更するか、コントロールの左端と右端に到達するまで画像の幅を変更します。

  • ImagePosition!Center」では、画像を元のサイズのままコントロールの中央に表示します。

  • ImagePosition!Tile」では、画像を元のサイズのまま 1 つ以上表示して、コントロール全体を覆うようにします。

  • ImagePosition!Stretch」では、画像の高さと幅をコントロールのサイズに一致するように変更します。

斜体

ラベル、テキスト入力、ボタン、またはその他のコントロール内のテキストを斜体にするには「true」を指定します。それ以外の場合は「false」を指定します。

レイアウト

ギャラリーの場合、「Layout!Horizontal」を指定すると、最初の項目がギャラリーの左側に表示され、それ以降の項目は右側に横方向に並びます。「Layout!Vertical」を指定すると、最初の項目がギャラリーの上側に表示され、それ以降の項目は下側に縦方向に並びます。スライダーの場合、「Layout!Horizontal」を指定すると、ユーザーはつまみを左右にドラッグして値を調整できるようになり、「Layout!Vertical」を指定すると、ユーザーはつまみを上下にドラッグして値を調整できるようになります。

行の高さ

たとえば、ラベル内の行間、リストボックスの項目間、または [モード] プロパティを [複数行] に設定したテキスト入力コントロール内の行間に空ける領域を表す数値を指定します。

Mic

使用するマイクの数値 ID を指定します。たとえば、「0」はデバイスの前面にあるマイクを示す場合があり、「1」はデバイスの背面にあるマイクを示す場合があります。

Mode

Mode!SingleLine」、「Mode!Multiline」、または「Mode!Password」を指定して、テキスト入力コントロールに入力できるデータの種類を決定します。

ナビゲーション手順

[ナビゲーションの表示] を「true」に設定した場合に表示される矢印をクリックした時にスクロールするギャラリー項目数を指定します。たとえば、一度に 5 つの項目を表示するようにギャラリーを設定してある場合に、ユーザーがナビゲーション矢印をクリックするたびに異なる 5 項目のセットが表示されるようにするには、「5」を指定します。

オーバーフロー

ラベルが小さすぎて全部のテキストを表示できない場合に、垂直スクロール バーを表示するには「Overflow!Scroll」を指定し、スクロール バーを非表示にするには「Overflow!Hidden」を指定します。

下部の余白

たとえば、ボタン上のテキストからボタンの下端までの距離を変更するには、異なる値を指定します。既定では、ボタン内のテキストは垂直方向の中央に配置されます。そのテキストをボタンの下端に沿って表示するには、このプロパティを「0」に設定し、[垂直方向の配置] プロパティを [下揃え] に変更してください。

左の余白

たとえば、ボタン上のテキストからボタンの左端までの距離を変更するには、異なる値を指定します。既定では、ボタン内のテキストは中央に配置されます。そのテキストをボタンの左端に表示するには、このプロパティを「0」に設定し、[配置] プロパティを [左揃え] に変更してください。

右の余白

たとえば、ボタン上のテキストからボタンの右端までの距離を変更するには、異なる値を指定します。既定では、ボタン内のテキストは中央に配置されます。そのテキストをボタンの右端に表示するには、このプロパティを「0」に設定し、[配置] プロパティを [右揃え] に変更してください。

上部の余白

たとえば、ボタン上のテキストからボタンの上端までの距離を変更するには、異なる値を指定します。既定では、ボタン内のテキストは垂直方向の中央に配置されます。そのテキストをボタンの上端に沿って表示するには、このプロパティを「0」に設定し、[垂直方向の配置] プロパティを [上揃え] に変更してください。

PenMode

PenMode!Draw」、「PenMode!Erase」、または「PenMode!Select」を指定して、ペン コントロール内でユーザーがマウスなどのポインティング デバイスをドラッグするときの動作を決定します。

押された状態の枠線の色

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、ユーザーがコントロールをクリックした時の、そのコントロールの枠線の色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

押された状態の色

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、ユーザーがコントロールをクリックした時の、そのコントロールのテキストの色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

押された状態の塗りつぶし

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、ユーザーがコントロールをクリックした時の、そのコントロールの背景色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

Rail Fill

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、スライダー要素のつまみより右側の部分の色を変更します。(つまみをドラッグすると、スライダーの値が変化します。)たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

ラジオのサイズ

ラジオ ボタン コントロールの項目を選択するときにクリックする円のサイズを変更するには、異なる値を指定します。

塗りつぶしの評価

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、評価コントロールの値を示す星の色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、コントロールの値が 4 のときに (左から数えて) 最初の 4 つの星が赤に変わるようにします。

選択範囲の色

リスト ボックスまたはドロップダウン コントロールの場合は、RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、ユーザーが選択した項目のテキストの色を変更します。ペン コントロールの場合は、RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、[モード] プロパティが「PenMode!Select」に設定されているときの選択範囲の色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

選択範囲の塗りつぶし

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、リスト ボックスまたはドロップダウン コントロールでユーザーが選択した項目の塗りつぶしの色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

選択範囲の太さ

ペン コントロールの [モード] プロパティが「PenMode!Select」に設定されている場合に、選択範囲の線の太さを変更するための値を指定します。

複数選択

リストボックスでユーザーが一度に複数のオプションを選択できるようにするには「true」を指定し、オプションを 1 つだけ選択できるようにするには「false」を指定します。

コントロールの表示

true」を指定すると、たとえば、ビデオまたはオーディオ プレーヤーの再生/一時停止/巻き戻しコントロールや、ペンの描画/消去/クリア コントロールが表示されます。「false」を指定すると、それらのコントロールが非表示になります。

ナビゲーションの表示

true」を指定すると、横方向のギャラリーの左端および右端の近く、または縦方向のギャラリーの上端と下端の近くに矢印が表示されます。これらの矢印をクリックすると、ギャラリー内の項目をスクロールできます。「false」を指定すると、これらの矢印が非表示になります。

値の表示

true」を指定すると、ユーザーがスライダーまたは評価コントロールの値を変更した時に、その値が表示されます。「false」を指定すると、値が非表示になります。

サイズ

ボタンなどの上のテキストのサイズを変更するには、異なる値を指定します。

スナップ

true」を指定すると、ユーザーがギャラリーをスクロールする時に、スナップがオンになります。たとえば、横方向のギャラリーの右側にある矢印をユーザーがクリックすると、左端の項目が完全に非表示になり、その項目のすぐ右側にある項目がギャラリーの左端に表示されます。「false」を指定すると、この動作がオフになります。

取り消し線

ボタンなどの上のテキストに水平の中心線を追加するには、「true」を指定します。そのような線を削除するには、「false」を指定します。

テンプレートの塗りつぶし

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、ギャラリーの各項目にあるすべてのコントロールの背景色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

テンプレートの余白

ギャラリー内の項目間に空ける領域の量を変更するには、異なる値を指定します。

テンプレートのサイズ

各項目が占有できる水平方向の領域 (横方向のギャラリーの場合)、または垂直方向の領域 (縦方向のギャラリーの場合) の量を変更するには、異なる値を指定します。

Thumb Fill

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、スライダーの値を変更するときにドラッグする四角形の塗りつぶしの色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

ハンドルのサイズ

スライダーの値を変更するときにドラッグする四角形のサイズを変更するには、異なる値を指定します。

ToggleFill

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、ハンドルがコントロールの左側または上側にあるときに表示される切り替えの塗りつぶしの色を変更します。たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

切り替え

Transition!Push」、「Transition!Pop」、または「Transition!None」を指定して、ギャラリー内の項目をポイントした時の視覚効果を変更または削除します。

透明度

画像コントロール内の画像を表示するには「0」を指定し、画像を非表示にするにはそれ以外の値を指定します。

下線

ボタンなどの上のテキストに下線を追加するには「true」を指定し、そのような線を削除するには「false」を指定します。

Value Fill

RGBA 値を指定するか、オプションをクリックして、スライダー要素のつまみより左側の部分の色を変更します。(つまみをドラッグすると、スライダーの値が変化します。)たとえば、「RGBA(192, 0, 0, 1)」を指定して、このプロパティを赤に設定します。

垂直方向の配置

VerticalAlign!Top」、「VerticalAlign!Middle」、または「VerticalAlign!Bottom」を指定して、ボタンなどの上のテキストの配置を変更します。

表示

コントロールをアプリのスクリーン上に表示するには「true」を指定し、コントロールを非表示にするには「false」を指定します。

コントロールの左端から右端までのピクセル数を変更するには、異なる数値を指定します。

X

スクリーンの左端から、そのスクリーン上のコントロールの左端までの距離を変更するには、異なる数値を指定します。

Y

スクリーンの上端から、そのスクリーン上のコントロールの上端までの距離を変更するには、異なる数値を指定します。