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ユーザー ステーションの管理

発行: 2013年8月

適用対象: Windows MultiPoint Server 2012

ここでは、MultiPoint Server システムを構成するステーションの管理について説明します。MultiPoint Server システムの管理には、MultiPoint マネージャーのハードウェアとソフトウェアの両方のコンポーネントの管理が含まれます。MultiPoint Server システムでは、デスクトップは、各ユーザー ステーションのモニターに表示されるソフトウェア ユーザー インターフェイスです。

ステーションの状態

[ステーション] タブでは、次の種類の状態をデスクトップごとに表示できます。状態には、次の情報が含まれます。

  • ログオンしているユーザー

  • 中断されているが、コンピューターではアクティブに保たれているユーザー セッション

  • 使用されているステーションとその使用者

デスクトップの状態の表示については、「ユーザーの接続状態の表示」を参照してください。

MultiPoint Server システムの標準ユーザーをログオフさせる方法

管理ユーザーはいつでも Windows からログオフできます。ログオフしても、MultiPoint Server システムの他のアクティブなユーザーには何の影響もありません。標準ユーザーも、セッションを切断したり、MultiPoint Server システムからログオフしたりできます。ユーザーは、作業の終了時に、作業したデータをコンピューターまたは外部の記憶装置に保存して、1 日の終わりに MultiPoint Server システムをシャットダウンしても、保存した作業を後日取り出せるようにする必要があります。

管理ユーザーは、標準ユーザーをログオフさせるのではなく、それらのユーザーのセッションを終了させることが必要な場合があります。標準ユーザーのセッションは、次の 2 つの方法のいずれかで終了できます。

  • セッションを終了し、ユーザーをログオフさせる。ユーザー セッションの終了については、「ユーザー セッションの終了」を参照してください。

  • ユーザーを中断させて一時的にユーザーのセッションを終了するが、セッションは MultiPoint Server システムのコンピューターのメモリにアクティブな状態で保持する。中断されたユーザーは、同じステーションまたは別のステーションから、セッションに再接続して、作業を続けることができます。ユーザー セッションの中断については、「ユーザー セッションを中断してアクティブな状態で保持する 」を参照してください。

ステーションの自動ログオンの設定

管理ユーザーは、1 つ以上のステーションで、MultiPoint Server を実行するコンピューターが起動された場合に自動的にログオンするように設定できます。自動的ログインについては、「ステーションでの自動ログオンの設定」を参照してください。

ステーションの分割

解像度が 1024 x 768 より大きい MultiPoint Server ステーション モニターは、2 つのステーションに分割できます。ステーションの分割については、「ユーザー ステーションの分割」を参照してください。

関連項目

概念

ユーザーの接続状態の表示
ユーザー セッションのログオフまたは切断
ユーザー セッションを中断してアクティブな状態で保持する
ステーションでの自動ログオンの設定
ユーザー セッションの終了
ユーザー ステーションの分割
用語集