Export-Clixml コマンドレットの使用

データを XML ファイルとして保存

もちろん Windows PowerShell の出力を XML 形式で保存できます。その他に Export-Clixml の用途はありますか。次の単純なコマンドは、Get-Process コマンドを使用して、コンピュータで実行されているすべての処理に関する情報を取得します。この情報は Export-Clixml コマンドレットにパイプ処理され、C:\Scripts\Test.xml という XML ファイルに保存されます。

Get-Process | Export-Clixml c:\scripts\test.xml

結果の XML ファイルは次のようになります。

Windows PowerShell

既定で、Export-Clixml は既存の C:\Scripts\Test.xml のコピーを上書きします。既存の Test.xml を上書きしない場合、コマンドに -noclobber パラメータを付加します。

Get-Process | Export-Clixml c:\scripts\test.xml -noclobber

このコマンドを実行して Test.xml が既に存在する場合、次のエラー メッセージが返されます。

Export-Clixml : ファイル C:\scripts\test.xml は既に存在しますが、NoClobber が指定されました。

Scripting Guys は NoClobber というオプションが頭に浮かびませんでした。すぐに思い付けばよかったのですが。

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