Get-Item コマンドレットの使用

特定アイテムの取得

Get-Item コマンドレットを使用すると、特定のアイテム (ファイル、フォルダ、レジストリ キーなど) を簡単に取得できます。それでは、どのような場合にこうしたアイテムを取得するでしょうか。たとえば、アイテムのプロパティを簡単に取得できます。また、C:\scripts folder に最後にアクセスした日時を知りたいとします。この情報を取得するコマンドを次に示します。

$(Get-Item c:\scripts).lastaccesstime

基本的に、ここでは C:\Scripts のオブジェクト参照を作成するために Get-Item を使用しています。これが通常とは異なる構文の理由です。"Get-Item c:\scripts" というコマンド自体をかっこで囲み、$ を先頭に付けます。標準のドット表記で取得するプロパティを付加します (オブジェクト.プロパティ)。HKEY_CURRENT_USER\Software のサブキー数を確認する場合、次のように指定します。

$(Get-Item hkcu:\software).subkeycount

よい質問です。SubkeyCount がレジストリ キーのプロパティであることはどうしてわかったのかということですね。実は私たちにもわかっていませんでした。ただ、これは Get-Item の使用例です。Get-Item を使用して HKEY_CURRENT_USER\Software を表すオブジェクトを返し、そのオブジェクトを Get-Member コマンドレットにパイプ処理しただけです。

Get-Item hkcu:\software | Get-Member

次に、Get-Member を使用するとレジストリ キーのプロパティがわかります。

Get-Item のエイリアス
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