Out-File コマンドレットの使用

データをテキスト ファイルに直接保存

Out-File コマンドレットを使用すると、パイプ処理した出力を画面に表示するのではなく、テキストファイルに直接送信できます。たとえば、次のコマンドは、Get-Process を使用して処理情報を取得してから、Out-File を使用してデータをファイル C:\Scripts\Test.txt に書き出します。

Get-Process | Out-File c:\scripts\test.txt

既定では、Out-File はデータを Windows PowerShell コンソールに表示するように保存します。つまり、一部のデータは末尾が省略されます。たとえば、コンソールで Get-Process を実行したときの結果を見てください。

Windows PowerShell

よく見ると、少なくとも 1 つの処理名 (PhotoshopElementsF...) が完全に画面に表示されていません。次に、保存したテキスト ファイルに保存されているこの行の見た目を次に示します。

61       5     1240        660    30     0.05   1084 PhotoshopElementsF...

これは問題ですが、解決は簡単です。-width パラメータを含めて、テキスト ファイルに異なる行の幅 (文字単位) を指定します。たとえば、次の修正したコマンドは、行の幅を 120 文字に設定しています。

Get-Process | Out-File c:\scripts\test.txt -width 120

同じ行が、新しく改良されたテキスト ファイルでどのように見えるかを確認してください。

61       5     1240        660    30     0.05   1084 PhotoshopElementsFileAgent
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