SQL Server フェールオーバー クラスターへのクライアント ツールのインストール
SQL Server Management Studio などのクライアント ツールは同じマシン上のすべてのインスタンスに共有される共通の機能です。 これらのツールは、サイド バイ サイド インストールが可能な、サポートされている SQL Server の旧バージョンと互換性があります。 1 つのノードに同時に存在することのできるライアント ツールのバージョンは 1 つだけです。
SQL Server のクライアント ツールがセットアップ時に SQL Server クラスターの最初のノードにインストールされた場合、後で [ノードの追加] を使って SQL Server のインスタンスにノードが追加された場合、自動的にそのノードにもクライアント ツールが追加されます。
重要 |
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SQL Server オンライン ブックは、[ノードの追加] を使って SQL Server クラスターに追加されたノードに自動的に追加されません。 SQL Server オンライン ブックのローカル コピーが必要なノードには、SQL Server オンライン ブックを手動でインストールできます。 |
SQL Server クラスターを初めてインストールしたときに SQL Server クライアント ツールをインストールしなかった場合、次の手順に従って後でインストールできます。
インストール手順
セットアップのユーザー インターフェイスを使って SQL Server クライアント ツールをインストールするには
SQL Server のインストール メディアを挿入します。 インストールのルート フォルダーにある Setup.exe をダブルクリックします。 ネットワーク共有からインストールするには、ネットワーク共有上のルート フォルダーに移動し、Setup.exe をダブルクリックします。
[インストール] ページで、[新規インストールの作成または既存のインストールへの機能の追加] をクリックします。 [SQL Server フェールオーバー クラスターの新規インストール] はクリックしないでください。
セットアップを続行する前に、システム構成チェッカーによってコンピューターのシステム状態が確認されます。
[インストールの種類] ページで、[SQL Server 2012 の新規インストールを実行する] をクリックします。
[機能の選択] ページで、インストールするツールを選択して、セットアップ プロセスの残りの手順を進めます。
QL Server クライアント ツールをコマンド プロンプトを使ってインストールするには
SQL Server クライアント ツールと SQL Server オンライン ブックをインストールするには、Setup.exe/q/Action=Install /Features=Tools コマンドを実行します。
基本的な SQL Server 管理ツールだけをインストールするには、Setup.exe/q/Action=Install Features=SSMS コマンドを実行します。 これは、SQL Server データベース エンジン, SQL Server Express、qlcmd ユーティリティ、および SQL Server Powershell プロバイダーに対する Management Studio サポートをインストールします。
SQL Server 管理ツールの完全インストールには、Setup.exe/q/Action=Install /Features=ADV_SSMS コマンドを実行します。 機能のパラメーター値の詳細については、「コマンド プロンプトからの SQL Server 2012 のインストール」を参照してください。
SQL Server クライアント ツールのアンインストール
クライアント ツールは、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] に [Microsoft SQL Server 2012] と表示されるので、そこで削除できます。 [ノードの削除] を使用して SQL Server のインスタンスをフェールオーバー クラスターからアンインストールする場合、クライアント コンポーネントは一緒にアンインストールされません。