Visio Graphics Service の信頼できるデータ プロバイダーを構成する (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2015-03-09

Visio Graphics Service は、SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトまたは Windows PowerShell を使用して準備できます。

信頼できるデータ プロバイダー

既定で、次の信頼できるデータ プロバイダーが Visio Graphics Service で信頼されます。

説明 ID 種類

Microsoft SQL Server OLE DB ドライバー (MDAC)

SQLOLEDB

1

Microsoft SQL Server OLE DB ドライバー (MDAC SQL Server 2000)

SQLOLEDB.1

1

Microsoft SQL Server ODBC ドライバー (MDAC)

SQL Server

3

Microsoft SQL Server ODBC DSN ドライバー (MDAC)

SQL Server

4

Microsoft SQL Server OLE DB DSN ドライバー (ODBC 用)

SQLOLEDB.1

4

Microsoft SQL Server OLE DB ドライバー (SNAC)

SQLNCLI

1

Microsoft SQL Server OLE DB ドライバー (SNAC SQL Server 2005)

SQLNCLI.1

1

Microsoft SQL Server ODBC ドライバー (SNAC)

SQL Native Client

3

Microsoft SQL Server ODBC DSN ドライバー (SNAC)

SQL Native Client

4

Oracle プロバイダー (OLE DB 用)

OraOLEDB.Oracle.1

1

Oracle ODBC ドライバー (Oracle 9.2 用)

Oracle in OraHome92

3

Oracle ODBC DSN ドライバー (Oracle 9.2 用)

Oracle in OraHome92

4

IBM OLE DB プロバイダー (DB2 用)

IBMDADB2

1

IBM DB2 ODBC ドライバー

IBM DB2 ODBC DRIVER

3

IBM DB2 ODBC DSN ドライバー

IBM DB2 ODBC DRIVER

4

Microsoft SQL ODBC ドライバー

MSDASQL.1

3

Microsoft SQL ODBC DSN ドライバー

MSDASQL.1

4

Microsoft SharePoint リスト

WSSList

5

Excel Web Services

Microsoft.Office.Visio.Server.EcsDataHandler, Microsoft.Office.Visio.Server, Version=14.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=71e9bce111e9429c

6

データ プロバイダー ID

データ プロバイダー ID は、データ プロバイダーとして動作するドライバーの名前です。この ID は、接続文字列でデータ プロバイダーを参照するために使用される ID と同じである必要があります。データ プロバイダー用のドライバーは、Visio Graphics Service を実行するアプリケーション サーバーに個別にインストールします。ドライバーをすべてのアプリケーション サーバーにインストールした後、Microsoft SharePoint Server 2010 の Visio Services ではドライバーを信頼できるデータ プロバイダーとして追加できます。

データ プロバイダーの種類

信頼できるデータ プロバイダーを追加するには、データ プロバイダーの種類が次のいずれかである必要があります。

数値 種類

1

OLE DB

2

SQL

3

ODBC

4

ODBC および DSN

5

SharePoint リスト

6

カスタム データ プロバイダー

データ プロバイダーの説明

データ プロバイダーの説明は、SharePoint サーバーの全体管理の [Visio Graphics Service の管理] の [信頼できるデータ プロバイダー] セクションに表示されるフレンドリ名です。

信頼できるデータ プロバイダーの作成、編集、および削除

次の手順は、Visio Graphics Service サービス アプリケーションを作成する方法を示しています。

サーバーの全体管理を使用して、Visio Graphics Service の信頼できるデータ プロバイダーを作成するには

  1. 次の管理者資格情報を持っていることを確認します。

    • 信頼できるデータ プロバイダーを作成するには、ファームの管理者グループのメンバーである必要があります。
  2. サーバーの全体管理ホーム ページで、[アプリケーション構成の管理] セクションの [サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. 信頼できるデータ プロバイダーを作成する対象の Visio Graphics Service サービス アプリケーションをクリックします。

  4. [信頼できるデータ プロバイダー] をクリックします。

  5. [新しい信頼できるデータ プロバイダーを追加してください] をクリックします。

  6. 次のパラメーターの値を入力します。

    パラメーター 説明

    [信頼できるデータ プロバイダーの ID]

    信頼できるデータ プロバイダーの ID

    [信頼できるデータ プロバイダーの種類]

    データ プロバイダーの種類

    [信頼できるデータ プロバイダーの種類の説明]

    信頼できるデータ プロバイダーの種類の説明

  7. [OK] をクリックします。

サーバーの全体管理を使用して、Visio Graphics Service の信頼できるデータ プロバイダーを編集するには

  1. 次の管理者資格情報を持っていることを確認します。

    • 信頼できるデータ プロバイダーを編集するには、ファームの管理者グループのメンバーである必要があります。
  2. サーバーの全体管理で、[アプリケーション構成の管理] の [サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. 信頼できるデータ プロバイダーを編集する対象の Visio Graphics Service サービス アプリケーションをクリックします。

  4. [信頼できるデータ プロバイダー] をクリックします。

  5. 編集するデータ プロバイダーを選択して、ドロップダウン メニューから [信頼できるデータ プロバイダーの編集] を選択します。

  6. 目的の設定を編集してから、[OK] をクリックします。

サーバーの全体管理を使用して、Visio Graphics Service の信頼できるデータ プロバイダーを削除するには

  1. 次の管理者資格情報を持っていることを確認します。

    • 信頼できるデータ プロバイダーを削除するには、ファームの管理者グループのメンバーである必要があります。
  2. サーバーの全体管理で、[アプリケーション構成の管理] の [サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. 信頼できるデータ プロバイダーを削除する対象の Visio Graphics Service サービス アプリケーションをクリックします。

  4. [信頼できるデータ プロバイダー] をクリックします。

  5. 削除するデータ プロバイダーを選択して、ドロップダウン メニューから [信頼できるデータ プロバイダーの削除] を選択します。

Windows PowerShell を使用して、Visio Graphics Service の信頼できるデータ プロバイダーを作成するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell コマンド プロンプト (PS C:\>) で、次のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    New-SPVisioSafeDataProvider -DataProviderId <プロバイダー ID>-DataProviderType <Int32>VisioServiceApplication <Visio サービス アプリケーション>

詳細については、「New-SPVisioSafeDataProvider」を参照してください。

Windows PowerShell を使用して、Visio Graphics Service の信頼できるデータ プロバイダーを編集するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell コマンド プロンプト (PS C:\>) で、次のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    Set-SPVisioSafeDataProvider -DataProviderId <プロバイダー ID>-DataProviderType <Int32>-Description <文字列>-VisioServiceApplication <Visio サービス アプリケーション>

詳細については、「Set-SPVisioSafeDataProvider」を参照してください。

Windows PowerShell を使用して、Visio Graphics Service の信頼できるデータ プロバイダーを削除するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell コマンド プロンプト (PS C:\>) で、次のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    Remove-SPVisioSafeDataProvider -DataProviderId <プロバイダー ID>-DataProviderType <Int32>-VisioServiceApplication <Visio サービス アプリケーション>

詳細については、「Remove-SPVisioSafeDataProvider」を参照してください。