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未接続の個人アーカイブを接続する

個人アーカイブを無効にすると、切断されます。個人アーカイブを無効にすると、指定された期間中、メールボックス データベースに保持されます。その期間中、個人アーカイブは切断された状態になります。既定では、切断された個人アーカイブは Exchange で 30 日間保持されます。その間に、個人アーカイブを既存のメールボックスに関連付けて回復させることができます。詳細については、「削除済みメールボックスと無効な個人アーカイブの保存期間を構成する」(英語) を参照してください。

Ee633490.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
ユーザー メールボックスの個人アーカイブを無効にしてから、同じメールボックスで個人アーカイブを有効にすると、新しい個人アーカイブが生成されます。

個人アーカイブに関連する他の管理タスクについては、「個人アーカイブの管理」を参照してください。

EMC を使用して、切断された個人アーカイブに接続する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「Personal archives」。

  1. コンソール ツリーで、[受信者の構成] > [未接続のメールボックス] にアクセスします。

    Ee633490.note(ja-jp,EXCHG.140).gif注 :
    メールボックスに接続する個人アーカイブが結果ウィンドウに表示されない場合は、Microsoft Exchange Information Store サービスを再起動してから、Clean-MailboxDatabase コマンドレットを、個人アーカイブが含まれるメールボックス データベースに対して実行します。
  2. 結果ウィンドウで、プライマリ メールボックスに接続する個人アーカイブを選択します。

  3. 操作ウィンドウで、[プライマリ メールボックスに接続] をクリックします。

  4. 個人アーカイブを特定のユーザーに接続することを確認する警告が表示されます。これは、アーカイブの接続先のユーザーです。[はい] をクリックします。

シェルを使用して、切断された個人アーカイブに接続する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「Personal archives」。

  1. 個人アーカイブの名前がわからない場合は、次のコマンドを実行してシェルで名前を表示できます。この例では、メールボックス データベース DB01 上にある切断されたすべての個人アーカイブを検出して、GUID やアイテム数などの個人アーカイブに関するその他の情報を表示します。

    Get-MailboxDatabase "DB01" | Get-MailboxStatistics | Where {($_.DisconnectDate -ne $null) -and ($_.IsArchiveMailbox -eq $true)} Format-List
    
  2. 個人アーカイブをプライマリ メールボックスに接続します。この例では、Chris Ashton のアーカイブを Chris Ashton のプライマリ メールボックスに接続して、GUID を個人アーカイブの ID として使用します。

    Connect-Mailbox -Identity "8734c04e-981e-4ccf-a547-1c1ac7ebf3e2" -Archive -User "Chris Ashton" -Database "DB01"
    
  3. Active Directory レプリケーションが完了するまで、個人アーカイブにアクセスできないことを通知する警告が表示されます。

構文およびパラメーターの詳細については、以下のトピックを参照してください。