SharePoint Workspace 2010 のトラブルシューティング

 

適用先: Office 2010

トピックの最終更新日: 2016-11-29

この記事では、Microsoft SharePoint Workspace 2010 の展開時に発生する可能性がある問題の解決案について説明します。

この記事の内容

  • SharePoint Workspace と SharePoint Server が正しく同期しない

  • SharePoint Workspace でディスク領域の解放を促すメッセージが表示される

SharePoint Workspace と SharePoint Server が正しく同期しない

次のどちらかの操作を試します。

  • 適切にインストールされた SharePoint Server 2010 に SharePoint Workspace 2013 クライアントがアクセスしていることを確認します。SharePoint Server 2010 と SharePoint Workspace 2013 の両方のインストールに Microsoft Sync Framework が含まれています。

  • SharePoint Server で、SOAP over HTTP プロトコルを利用したファイル同期が有効になっていることを確認します。SOAP over HTTP プロトコルを利用したファイル同期を無効にすると、SharePoint Workspace と同期できません。

追加情報が必要であれば、Microsoft サポート オンライン (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=15029\&clcid=0x411) で SharePoint Workspace に関するヘルプを参照してください。

SharePoint Workspace でディスク領域の解放を促すメッセージが表示される

パフォーマンスを維持するため、SharePoint Workspace ユーザーが SharePoint Workspace に格納できるドキュメントの数は、約 500 ドキュメントに制限されています。この制限を超えると、ユーザーが SharePoint Workspace を起動するたびに、ディスク領域を空けるように促す警告メッセージが SharePoint Workspace に表示されます。そのままファイルの追加を続けて、すべての SharePoint Workspace で格納されているドキュメントが 1,800 を超えると、ドキュメントのプロパティだけが Workspace にダウンロードされることを伝える警告メッセージが表示されます。

ユーザーはこれらのメッセージを無視して作業を続けることができます。ただし、パフォーマンスに影響する可能性があります。ユーザーは、使用していない SharePoint Workspace を削除したり、使用していないドキュメント ライブラリから切断したり、ドキュメントのローカル コピーを破棄したりすることにより、オフラインで保持しているドキュメントの数を減らすことができます。