クロール コンポーネントを追加または削除する
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2014-04-09
Microsoft SharePoint Server 2010 Search では、クロール コンポーネントは、コンテンツ ソースのクロールの処理、作成されたインデックス ファイルをクエリ コンポーネントに伝達する処理、およびコンテンツ ソースの場所とクロールのスケジュールの情報を対応するクロール データベースに追加する処理を行います。クロール コンポーネントは単一の Search Service アプリケーションと関連付けられています。別のファーム サーバーにクロール コンポーネントを追加することで、クロールの負荷を分散できます。
ファーム内のサーバーにクロール コンポーネントを作成すると、そのサーバーをクロールに参加させることができます。クロールの負荷を複数のファーム サーバーに分散させるには、ファームにクロール コンポーネントを追加し、コンテンツ ソースをクロールするサーバーと関連付けます。
Search Service アプリケーションにクロール コンポーネントを追加するには
[サーバーの全体管理] の [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
[サービス アプリケーション] ページで、クロール コンポーネントに追加する Search Service アプリケーションの名前をクリックします。
[検索管理] ページの [検索アプリケーションのトポロジ] セクションで、[変更] をクリックします。
注意
SharePoint の検索トポロジは、スタンドアロン インストールでは変更できません。
[検索トポロジの管理] ページで、[新規] をクリックし、[クロール コンポーネント] をクリックします。
[クロール コンポーネントの追加] ダイアログ ボックスの [サーバー] ボックスの一覧で、クロール コンポーネントを追加するファーム サーバーをクリックします。
[関連するクロール データベース] ボックスの一覧で、新しいクロール コンポーネントを関連付けるクロール データベースをクリックします。
[インデックスの一時的な場所] フィールドで、クエリ コンポーネントへの伝達前にインデックス ファイルの作成で使用するサーバー上の場所をオプションで入力できます。既定の場所をそのまま使用する場合は、このフィールドの内容は元のままにします。
[OK] をクリックして、クロール コンポーネントをジョブのキューに追加します。
[検索トポロジの管理] ページで、[トポロジの変更を適用] をクリックして、指定のサーバーのファームに新しいクロール コンポーネントを追加する SharePoint タイマー ジョブを開始します。
注意
その他の変更を検索トポロジに行ってから、[トポロジの変更を適用] をクリックしてすべての変更を一括して適用できます。
Search Service アプリケーションからクロール コンポーネントを削除するには
[サーバーの全体管理] の [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
[サービス アプリケーション] ページで、クロール コンポーネントに追加する Search Service アプリケーションの名前をクリックします。
[検索管理] ページの [検索アプリケーションのトポロジ] セクションで、[変更] をクリックします。
注意
SharePoint の検索トポロジは、スタンドアロン インストールでは変更できません。
[検索トポロジの管理] ページで、削除するクロール コンポーネントをクリックし、[削除] をクリックします。
表示されるメッセージ ボックスで [OK] をクリックして、クロール コンポーネントの削除をジョブのキューに追加します。
[検索トポロジの管理] ページで [トポロジの変更を適用] をクリックして、クロール コンポーネントをファームから削除する SharePoint タイマー ジョブを開始します。
注意
その他の変更を検索トポロジに行ってから、[トポロジの変更を適用] をクリックしてすべての変更を一括して適用できます。