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Microsoft Application Virtualization 4.5 について

適用対象: Application Virtualization 4.5

以前 SoftGrid Application Virtualization と呼ばれていた Microsoft Application Virtualization (App-V) 4.5 は、Micfosoft 製品としては最初のリリースです。これには、IT 組織が大規模でグローバルなアプリケーション仮想化の実装を容易にサポートできるようにするための新しい機能が含まれています。

  • Dynamic Virtualization: App-V 4.5 は、仮想アプリケーションの対話を制御する柔軟性を提供します。より迅速で簡単な管理を実現するために仮想環境を強化したい管理者は、この製品の Dynamic Suite Composition を使用できます。これは、主要なアプリケーションとは別個にミドルウェア アプリケーションのパッケージをシーケンスして管理します。ミドルウェアの冗長なパッケージを排除することにより、可能なパッケージ サイズを縮小します。これにより、複数の Web アプリケーションが、仮想化されたアプリケーションの同じ単一インスタンス (例: Microsoft .NET Framework または Sun Java Runtime Environment (JRE)) と通信することができます。共通の仮想ミドルウェアの更新は簡素化され、複数ではなく 1 つの仮想アプリケーションが更新されます。この "多対1" 機能により、更新のコストが大幅に削減されます。また、複数のプラグインとアドインを使用するアプリケーションを展開および管理することが容易になり、異なるユーザー グループに対するプラグイン配布の管理が改善されます。

  • 拡張されたスケーラビリティ: 3 つの柔軟な展開モードから選択します。

    1. Application Virtualization Management Server は、Microsoft Desktop Optimization Pack パッケージおよび Microsoft Application Virtualization for Remote Desktop Services パッケージに付属しています。これによりパッケージ アップグレードおよびアクティブ アップグレードを含む動的ストリーミングが有効化され、Microsoft Active Directory ドメイン サービスおよび Microsoft SQL Server が必要となります。

    2. Application Virtualization Streaming Server は、同様に Microsoft Desktop Optimization Pack パッケージおよび Microsoft Application Virtualization for Remote Desktop Services パッケージに付属する軽量バージョンです。Active Directory ドメイン サービスおよびデータベースのオーバーヘッドのない、パッケージ アップグレードおよびアクティブ アップグレードを含むアプリケーション ストリーミングを提供し、管理者は、既存のサーバーに展開したり、電子ソフトウェア配布 (ESD) システムにストリーミングを追加したりすることができます。

    3. スタンドアロン モードでは、仮想アプリケーションがストリーミングなしで実行され、Microsoft Systems Management Server、System Center Configuration Manager 2007、およびサードパーティ ESD システムと相互運用可能です。

  • グローバライゼーション: この製品は 11 言語にローカライズされています。特殊文字を使用する外国語アプリケーションのサポート、および外国語の Active Directory とサーバー、および実行時のロケール検出のサポートが含まれています。

  • Microsoft セキュリティ標準: Microsoft Application Virtualization (App-V) 4.5 は、Trustworthy Computing (信頼できるコンピューティング)、Secure Windows Initiative および Security Development Lifecycle (セキュリティ開発ライフサイクル) を含む Microsoft セキュリティ標準に準拠しています。インターネットに接続しているシナリオのサポートが含まれ、そのまま使える Secure by Default (既定でセキュリティ保護) 構成が提供されます。

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