App-V 用に Active Directory の前提条件グループを構成する

適用対象: Application Virtualization

Microsoft Application Virtualization (App-V) Management Server をインストールする前に、Active Directory 内に次のオブジェクトを作成する必要があります。App-V は、Active Directory グループを使用してアプリケーションおよび管理機能へのアクセスを制御します。サーバーのインストール プロセスの実行時とアプリケーションの公開時に、これらのグループを使用します。

Application Virtualization 用に Active Directory の前提条件グループを構成する

この表に、App-V のインストールに必要な Active Directory グループを示します。

オブジェクト 説明

組織単位 (OU)

App-V で必要とされる特定のグループ用に Active Directory の組織単位 (OU) を作成します。

App-V 管理グループ

App-V Management Server のインストール時に、Management Console への管理アクセスを制御するために App-V 管理者グループとして使用する Active Directory グループを選択する必要があります。App-V 管理者用のセキュリティ グループを作成し、このグループに Management Console を使用する必要があるすべてのユーザーを追加します。App-V Management Server インストーラからこのグループを直接作成することはできません。

App-V ユーザー グループ

App-V では、App-V 機能にアクセスするすべてのユーザー アカウントが、一般的なプラットフォーム アクセス用の単一グループに関連付けられているプロバイダ ポリシーのメンバである必要があります。すべてのユーザーが App-V にアクセスする場合、既存のグループ (例: Domain Users) を使用するか、新しいグループを作成します。

アプリケーション グループ

App-V は、個々のアプリケーションを使用する権利を、Active Directory グループに関連付けます。アプリケーションごとに Active Directory グループを作成し、アプリケーションへのユーザー アクセスを制御する必要に応じて、これらのグループにユーザーを割り当てます。

参照:

タスク

App-V Management Server 用に Windows Server 2008 を構成する方法

その他のリソース

Application Virtualization 展開要件

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