Office 2013 での互換性

 

適用先: Office 2013, Office 365 ProPlus

トピックの最終更新日: 2016-12-16

概要: IT 担当者が Office 2013 の互換性を評価する際に役立つ記事、ダウンロード、スクリプト、およびビデオについてのガイドを示します。

対象ユーザー: IT 担当者

IT 担当者向けのコンテンツ ロードマップ (バナー イメージ)

Office の互換性を評価する IT 担当者が利用できるリソースを次の表に示します。

IT 担当者向け Office 2013 互換性ロードマップ

作業の開始

ここから開始

Office 2013 の展開を計画しており、互換性に関する新機能に関心がある IT 担当者向けのリソースが用意されています。Office 365 のシステム要件Office 2013 での変更点、およびIT 担当者向け新機能をすべて把握しておくことをお勧めします。Visio 2013 の新しい VSDX ファイル形式に関するページを確認します。Office 2010 の変更は Office 2013 にも含まれているため、Office 2003 または Office 2007 から移行する場合は、これらの機能も把握しておく必要があります。


64 ビット版の Office 2013 の展開を検討している場合も、ほとんどのユーザーには、32 ビット版の Office 2013 を展開することをお勧めします。64 ビット版を展開すると、ActiveX コントロール、サードパーティ製アドイン、および 32 ビット版の Office 向けに構築された社内ソリューションとの互換性に関する問題が発生する可能性があります。決定の前に、Office 2013 の 64 ビット版に記載された展開に関する考慮事項をご確認ください。


Office 2013 では、互換性ツールが一新されました。OMPM、OEAT、OCCI に代わって、テレメトリ ダッシュボード と テレメトリ ログ が導入されています。製品チームは、これらの新しい互換性ツールを紹介するブログ シリーズを作成しました。OMPM ユーザーは、OMPM とテレメトリ ダッシュボードの比較に関するブログを参照してください。テレメトリ ツールの機能の概要については、Office テレメトリ ポスターOffice テレメトリの概要 で確認できます。また、ビデオ Quick tips for Telemetry Dashboard navigation を視聴すると、動作中の テレメトリ ダッシュボード をご覧いただけます。


Office の展開を迅速化し、ユーザーが新しいバージョンの Office を起動して実行する際に役立つ新しい互換性プロセスが導入されました。最新の Office 互換性プロセスの詳細については、「Office 2013 互換性の評価」を参照してください。

展開アイコン

テレメトリ ダッシュボードの展開と構成

Office のインベントリ データと利用状況データの収集を開始するには、テレメトリ ダッシュボードを展開する の必要があります。テレメトリ コンポーネントを展開する前に、トポロジとハードウェアに関するガイダンスを必ず確認してください。小規模な環境またはテスト環境をセットアップする場合は、1 台のコンピューターにテレメトリ ダッシュボードをすばやくセットアップするためのスクリプトが用意されています。任意の展開方法を使用して、テレメトリ エージェントを展開することができます。これには、System Center Configuration Manager によるテレメトリ エージェントの展開が含まれる場合もあります。


ダッシュボードへのデータの取得に関する問題が発生した場合は、テレメトリ ダッシュボード展開のトラブルシューティングを行なうことができます。


収集されるデータのユーザー プライバシーの維持について懸念がある場合は、プライバシー設定を管理し、収集されるデータの一覧を確認できます。なんらかの理由でクライアント コンピューター上のローカル テレメトリ データを削除する必要がある場合は、これを実行することもできます。


テレメトリ データベースを管理するには、Telemetry Dashboard Administration Tool (Tdadm) をダウンロードします。このツールでは、使用していないユーザー、ソリューション、およびコンピューター データのクリーン アップや、別のデータベースへのテレメトリ データのコピーまたは移動が可能です。使用方法については、「Telemetry Dashboard Administration Tool References」を参照してください。

123 ステップ

テレメトリ ダッシュボードの使用

テレメトリ ダッシュボード ナビゲーションに関するこのビデオ Telemetry Dashboard navigation は、テレメトリ ダッシュボード を起動し、データベースに接続して、インベントリ データとテレメトリ データを表示する際に役立ちます。次に、テレメトリ ダッシュボード を使用して、Office の安定性と展開の状態を監視できます。また、テレメトリ ダッシュボード を使用して、Office 2013 のアドインを管理することもできます。ワークシート内のデータの意味が不明な場合は、各ワークシートについて説明しているリファレンス ガイドを参照してください。テレメトリ データのダッシュボードでの表示方法のカスタマイズは、簡単に行えます。テレメトリ ダッシュボードでのカスタム レポートの作成も簡単です。このビデオを視聴して、カスタム レポートの作成手順を確認できます。


ダッシュボードにデータは表示されていますか。エージェントがデータの送信を開始するまでに 4 時間必要な場合があります。データ収集を手動で開始することによって、このプロセスを迅速化できます。また、テレメトリ ダッシュボード展開のトラブルシューティングが必要な場合もあります。

トラブシューティング アイコン

Office 2013 ドキュメントとカスタム ソリューションのトラブルシューティング

Office ドキュメントとカスタム ソリューションに関する問題をいつでもトラブルシューティングできるようにしておきます。このトラブルシューティングを実行するには、テレメトリ ログを使用します。テレメトリ ログには、Word 2013、Excel 2013、Outlook 2013 の互換性に関する問題が表示されます。テレメトリ ログのしくみを確認するには、テレメトリ ログに互換性のイベントをトリガーするサンプル Office ドキュメントをダウンロードできます。


テレメトリ ログには、トラブルシューティングする Office アプリケーションに関する追加データを収集する Fix It Center Pro の診断ツールへのリンクもあります。このデータには、関連するログ ファイル、レジストリ キー、ネットワーク構成、イベント ログ、および Office の問題のトラブルシューティングに役立つ他のファイルの詳細が含まれています。これらの診断ツールの詳細については、「Microsoft Fix it Center Pro の自動化された診断のポータル」を参照してください。

セキュリティ情報の管理アイコン

参照情報

表や他の参照情報へのリンクを以下に示します。


ファイル形式と拡張子

テレメトリ ダッシュボード

テレメトリ エージェント

テレメトリ ログと互換性イベント

グループ ポリシーの設定

スクリプト アイコン

スクリプト

テレメトリ ダッシュボードで使用できるスクリプトを次に示します。

ダウンロード

ダウンロード

Office の互換性に関連するダウンロードを次に示します。

ビデオ (再生ボタン) アイコン

ビデオ

Office の互換性に関連するビデオを次に示します。

グラフ アイコン

質問とフィードバック

テレメトリ ダッシュボード と テレメトリ ログ の使用方法について質問がある場合は、TechNet の Office 2013 and Office 365 ProPlus - Planning, Deployment, and Compatibility フォーラムに質問を投稿できます。また、テレメトリ ツールに関するブログ投稿を閲覧したり、Office IT Pro ブログにコメントを残したりすることもできます。