次の方法で共有


DPM がサポートするバックアップの種類

適用対象: System Center Data Protection Manager 2010

Data Protection Manager (DPM) は、次のような各種のバックアップ方法をサポートしています。

  • ディスク ベースのデータの保護および回復

  • テープ ベースのバックアップおよびアーカイブ ソリューション

Microsoft System Center Data Protection Manager (DPM) で保護されるデータ ソース、および DPM を使用して回復できるデータのレベルを示す表については、「保護グループの定義」を参照してください。

ディスク ベースおよびテープ ベースのサポート

DPM データ保護では、ディスク ベースの格納とテープ ベースの格納の一方または両方を使用できます。

ディスク ベースの格納は、"D2D" (Disk-to-Disk) とも呼ばれ、あるコンピューターのデータを別のコンピューターのハード ディスクに格納するバックアップ方法です。この方法と対照的なのがコンピューターのデータをテープなどの記憶メディアに格納する従来のバックアップ方法であり、"D2T" (Disk-to-Tape) とも呼ばれます。保護レベルを高めるために、2 つの方法を組み合わせることもできます。この方法は "D2D2T" (Disk-to-Disk-to-Tape) と呼ばれ、ディスク ベースの短期的な格納による高速回復と、テープ ベースの長期的な格納による重要データのアーカイブという 2 つのメリットをもたらします。

参照:

概念

ディスクの管理
テープの管理