記憶域プールの定義

適用対象: System Center Data Protection Manager 2010

"記憶域プール" は、Data Protection Manager (DPM) サーバーによるレプリカおよび回復ポイントの格納先となるディスク セットです。データの保護を開始する前に、少なくとも 1 つのディスクを記憶域プールに追加しておく必要があります。記憶域プールに追加するディスクには、パーティションを設定しないでください。データ保護のディスクを準備するときに、DPM によってディスクが再フォーマットされ、ディスク上のすべてのデータが消去されます。

DPM サーバーには、スタートアップ ファイル、システム ファイル、および DPM インストール ファイル用のディスクと、記憶域プール用のディスクの少なくとも 2 つのディスクが必要です。DPM では、"ディスク" とは、Windows ディスク管理ツールでディスクと見なされるすべてのディスク デバイスを指します。スタートアップ ファイル、システム ファイル、または DPM インストールのコンポーネントを含むディスクは、記憶域プールに追加されません。

注意

DPM は、USB/1394 ディスクには対応していません。

ディスクの種類および記憶域プールの容量に関する要件の詳細については、『DPM 展開ガイド』の「DPM の展開の計画」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=179154) (英語) を参照してください。

参照:

概念

回復ポイントの定義
レプリカの定義
同期の定義