Business Data Connectivity Service - BDC プロキシの予期しない例外 - イベント 8085 (SharePoint 2010 製品)

 

適用先: SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2016-11-30

アラート名:   Business Data Connectivity Service - BDC プロキシの予期しない例外

イベント ID:   8085

概要:   Web サーバーは、クライアント コンピューターから要求を受信すると、ロード バランサーを経由してアプリケーション サーバーに要求をルーティングします。ロード バランサーは、特定のサービス アプリケーションに対して使用可能なサーバーのリストを保持しています。アプリケーション サーバーの Business Data Connectivity Service アプリケーションが応答しない場合、ロード バランサーは使用可能なサーバーのリストからそのアプリケーション サーバーを削除し、このイベントをログに記録します。

Business Data Connectivity Service アプリケーションが複数のアプリケーション サーバーで有効になっている場合は、クライアント コンピューターに影響がない可能性があります。サーバー アプリケーションが有効になっているアプリケーション サーバーが 1 つだけの場合は、Business Data Connectivity メタデータ ストアのメタデータに依存するクライアント コンピューターは、メタデータで定義されている外部データ ソースのデータを読み書きできなくなります。ロード バランサーは、サービス アプリケーションに対して定期的に ping を実行し、応答するようになったら自動的にリストに追加します。

現象:   クライアント コンピューターは外部データ ソースのデータを読み書きできなくなります。

原因:   次の 1 つ以上の問題が原因である可能性があります。

  • アプリケーション サーバーにアクセスできないか、または Business Data Connectivity Service アプリケーション モデルに外部データ ソースに対する正しい接続プロパティがありません。

  • 外部データ ソースが現在機能していず、応答しません。

注意

以下の操作を行うには、SharePoint のファームの管理者グループのメンバーである必要があります。

解決策:   アプリケーション サーバーが使用できることを確認します

  1. サーバーの全体管理のホーム ページの [システム設定] セクションで、[このファームのサーバーの管理] をクリックします。

  2. [ファーム サーバー] ページで、Business Data Connectivity Service が実行しているサーバーの状態が [対処は不要です] であることを確認します。

解決策:   Business Data Connectivity Service アプリケーションが正しく準備されていることを確認します

  1. サーバーの全体管理のホーム ページで、[アプリケーション構成の管理] をクリックします。

  2. [アプリケーション構成の管理] ページの [サービス アプリケーション] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーション] ページで、[Business Data Connectivity Service アプリケーション] を探し、[状態] 列でサービス プロキシの状態が [開始済み] であることを確認します。