同期ジョブをスケジュールできませんでした - イベント 5556 (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2010-03-16

アラート名:   同期ジョブをスケジュールできませんでした

イベント ID:   5556

概要 :   Microsoft SharePoint Server 2010 のタイマー ジョブは、ユーザー プロファイル ストアとユーザー テーブル間でユーザー プロファイル情報を同期する、2 つの同期ジョブを作成し、スケジュールします。2 つの同期ジョブは、次のとおりです。

  • ユーザー プロファイルから SharePoint への完全同期 - すべてのユーザーを対象に完全同期を実行します。

  • ユーザー プロファイルから SharePoint へのクイック同期 - 新しく追加されたユーザーを対象に同期を実行します。

現象:   以下の現象のうちの 1 つまたは複数が発生する場合があります。

  • ユーザー プロファイル ストアに格納されている追加情報が、テーブルに伝達されません。

  • イベント ログに次のイベントが記録されます。イベント ID: 5556 説明: 同期ジョブをスケジュールしようとして失敗しました。例外メッセージ: <例外>。

原因:   SharePoint Server 2010 Timer Service に、スケジュールする他の 2 つのタイマー ジョブを開始できるだけの権限が与えられていません。または、これらのタイマー ジョブが存在しません。

解決策:   サーバーの全体管理を使用して、タイマー ジョブを確認します

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが Farm Administrators グループのメンバーであることを確認します。

  2. サーバーの全体管理のホーム ページで、[監視] をクリックします。

  3. [監視] ページの [タイマー ジョブ] セクションで、[ジョブ定義の確認] をクリックします。

  4. [ジョブの定義] ページで、[ユーザー プロファイルから SharePoint への完全同期] および [ユーザー プロファイルから SharePoint へのクイック同期] という タイマー ジョブを見つけます。タイマー ジョブの状態データ行のページを移動するには、これらのグループの下部にあるページ移動矢印をクリックします。

  5. タイマー ジョブがない場合は、[SharePoint 同期スケジューラのためのユーザー プロファイル] タイマー ジョブを手動で実行して、これらを作成する必要があります。このためには、以下の手順を実行します。

    1. [ジョブの定義] ページで、[SharePoint 同期スケジューラのためのユーザー プロファイル] タイマー ジョブをクリックします。タイマー ジョブの状態データ行のページを移動するには、これらのグループの下部にあるページ移動矢印をクリックします。

    2. [タイマー ジョブの編集] ページで、[今すぐ実行] をクリックします。

    3. 数分間待ち、[ユーザー プロファイルから SharePoint への完全同期] タイマー ジョブと [ユーザー プロファイルから SharePoint へのクイック同期] タイマー ジョブを再び確認します。