Hyper-V の仮想化要件 (SharePoint Server 2010)

 

トピックの最終更新日: 2016-11-30

ここでは、ハードウェア ベースの仮想化を使用するためのハードウェアとソフトウェアの要件について説明します。このドキュメントの主眼は Windows Server 2008 Hyper-V テクノロジですが、ハードウェア ベースの仮想化を有効にするための基本的なハードウェア要件は、マイクロソフトが認定するサードパーティの仮想化テクノロジにも適用されます。

ハードウェア

ハードウェア ベースの仮想化に対する要件は次のとおりです。

  • ハードウェア依存の仮想化機能。これは、仮想化オプションを含むプロセッサで使用できます。具体的には、Intel Virtualization Technology (Intel VT) または AMD Virtualization (AMD-V) テクノロジを備えたプロセッサーです。

  • ハードウェアによるデータ実行防止 (DEP) が使用でき、有効になります。

次のどちらかのツールを使用して、既存のサーバーのプロセッサが Hyper-V をサポートするかどうかを判定できます。

ソフトウェア

Hyper-V には次のいずれかのマイクロソフト製品が必要です。

  • Windows Server 2008 (Windows Server 2008 のすべてのエディション、ただし Itanium ベース システム用 Windows Server 2008、Windows Web Server 2008、および Windows Server 2008 Foundation は除きます)

  • Microsoft Hyper-V Server 2008

  • Windows Server 2008 R2 (Windows Server 2008 R2 のすべてのエディション、ただし Itanium ベース システム用 Windows Server 2008 R2、Windows Web Server 2008 R2、および Windows Server 2008 R2 Foundation は除きます)

  • Hyper-V Server R2

Hyper-V に次のような多くの改良が行われているので、Windows Server 2008 R2 を仮想化サーバーに使用することをお勧めします。

  • 実行中の仮想マシンをクラスター ノード間で移動するためのライブ移行

  • パフォーマンスとスケーラビリティの大幅な向上

  • 強化されたプロセッサ サポート

  • 拡張された仮想マシン記憶域

  • 強化されたネットワーク サポート

詳細については、「Windows Server 2008 R2 に追加された Hyper-V の新機能」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=155234&clcid=0x411) を参照してください。

See Also

Concepts

仮想化のサポートとライセンス (SharePoint Server 2010)