ダッシュボード デザイナーを使用して Analysis Services データ ソースの時間設定を構成する

 

適用先: SharePoint Server 2010 Enterprise

トピックの最終更新日: 2010-12-07

PerformancePoint ダッシュボードでタイム インテリジェンスを使用する場合は、適切なデータ ソースがタイム インテリジェンスで動作するように正しく構成してください。タイム インテリジェンスで動作するようにデータ ソースを構成するには、各データ ソースでの時間の解釈方法を決定する値を指定します。この記事では、タイム インテリジェンスで動作するように Microsoft SQL Server Analysis Services (SSAS) のデータソースを構成する方法について説明します。

重要

年度の前半のメンバーが空になったとしても、時間ディメンションは常に各年度の始まりから開始します。たとえば、会計年度の時間ディメンションの開始は 2010 年 7 月 1 日だが、2011 年 1 月 1 日付けのデータしか記録されていない場合でも、会計初年度全体にわたってタイム インテリジェンスが機能するためには、会計年度の時間ディメンションを 2010 年 7 月 1 日に開始する必要があります。

Analysis Services データ ソースの時間プロパティを設定するには

  1. Analysis Services データ コレクションを作成した後、[時間] タブをクリックします。

  2. [時間ディメンション] ボックスの一覧で、会計年度の時間ディメンション、標準のカレンダー年の時間ディメンションなど、すべてのタイム インテリジェンスの計算式と関数用の時間ディメンションを選択します。

  3. [参照メンバー] ボックスの一覧で、年の開始日のインスタンスをクリックすることによって、時間ディメンションの年の開始を選択します。

    注意

    時間ディメンションが 7 月 1 日に始まる会計年度を使用する場合は、メンバー セレクターで 7 月 1 日のインスタンスを選択します。これによって、キューブに 7 月 1 日のタイトルが設定されるか、FY2010 H1 Q1 M1 D1 などの形式で表現されます。標準のカレンダー年の時間ディメンションを使用する場合は、1 月 1 日のインスタンスを選択します。

  4. 階層レベルを選択します。これは、正確な参照メンバーを選択する場所です。たとえば、メンバーが日、月、半期などを表すことを指定します。

  5. [参照日] に、参照メンバーで指定される期間に等しいカレンダー日付を入力します。この手順では、キューブの時間ディメンションを標準のカレンダーにマップします。

  6. [時間メンバーの関連付け] セクションで、時間ディメンションの階層 ([メンバー レベル] 列の下) を、定義されているタイム インテリジェンスの階層 ([時間の集合体] 列の下) にマップします。

  7. ツール バーの [保存] をクリックします。

See Also

Concepts

ダッシュボード デザイナーを使用してタイム インテリジェンスで動作するようにデータ ソースを構成する
ダッシュボード デザイナーを使用してタイム インテリジェンス フィルターを作成する
ダッシュボード デザイナーで [接続式] ダイアログ ボックスを使用してフィルター接続を構成する