ダッシュボード デザイナーを使用して表形式データ ソースの時間設定を構成する

 

適用先: SharePoint Server 2010 Enterprise

トピックの最終更新日: 2010-12-08

PerformancePoint ダッシュボードでタイム インテリジェンスを使用する場合は、適切なデータ ソースがタイム インテリジェンスで動作するように正しく構成してください。 タイム インテリジェンスで動作するようにデータ ソースを構成するには、各データ ソースでの時間の解釈方法を決定する値を指定します。 ここでは、Excel Services ブック、Microsoft Excel ブック、SharePoint リスト、Microsoft SQL Server テーブルなどの表形式データ ソースをタイム インテリジェンスで動作するように構成する方法について説明します。

半期、四半期、および週が相対的なもので開始月に基づいているのに対し、年、月、日、時、分、および秒は絶対的で従来の暦に基づいています。相対的な期間の場合、タイム インテリジェンスでは開始月より前の日付は前の年に起こったものとし、開始月より後の日付は現在の年に起こったものとして扱います。

重要

年度の前半のメンバーが空になったとしても、時間ディメンションは常に各年度の始まりから開始します。たとえば、会計年度の時間ディメンションの開始は 2010 年 7 月 1 日だが、2011 年 1 月 1 日付けのデータしか記録されていない場合でも、会計初年度全体にわたってタイム インテリジェンスが機能するためには、会計年度の時間ディメンションを 2010 年 7 月 1 日に開始する必要があります。

PerformancePoint Services では、表形式のデータ ソース内のデータ値を自動的に検出します。

使用する時間ディメンションが [時間ディメンション] セクションに表示されない場合は、[表示] タブをクリックし、データ ソースをプレビューします。プレビュー内の日付の列を選択し、[列の種類] の [詳細] で、[時間ディメンション] を選択します。

表形式データ ソースの時間プロパティを設定するには

  1. 表形式データ ソース接続の作成後、[時間] タブをクリックします。

  2. [時間ディメンション] セクションに、PerformancePoint Services がデータ ソースで自動検出した時間列が表示されます。タイム インテリジェンスのすべての数式と関数の基準となる [時間ディメンション] を選択します。

  3. [期間レベル] セクションで、使用する期間レベルを選択します。

    重要

    表形式データ ソースのタイム インテリジェンスでは、レベルの全範囲を選択して使用できます。これは、キューブの時間ディメンション内で作成された期間レベルのみに制限される Analysis Services キューブ データ ソースでの期間設定とは異なります。

  4. [会計カレンダー] セクションで、会計年度の開始月を選択します。選択した月の最初の日がその年度の開始日になります。

  5. ツール バーの [保存] をクリックします。

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