メッセージ追跡を実行する

 

適用対象: Office 365 Enterprise, Live@edu, Forefront Online Protection for Exchange

ヒント

Microsoft Office 365 のユーザーは、以下の Wiki トピックを参照することおお勧めします。このトピックには、メッセージ追跡ツールを使用して Office 365 でのメール フローの問題をトラブルシューティングする方法が記載されています。Office 365 でのメール フローのトラブルシューティング

Forefront Online Protection for Exchange (FOPE) 管理センターで、メッセージ追跡機能を使用すると、送信者、受信者、日付、メッセージ ID など、基本的な情報を使用して特定のメッセージを検索し、そのステータスを把握することができます。電子メールのステータス情報を利用すると、メッセージが FOPE フィルター サービスによって受信されたかどうか、いつ受信されたか、スキャン、ブロック、削除されたかどうか、過去 1 か月以内に正常に配信されたかどうかを確認することができます。

管理センターで特定のメッセージを検索するには、まず、[ツール] タブの [メッセージ追跡] タブを使用して、検索条件を定義します。

メッセージ追跡の実行方法

  1. [ツール] タブの [メッセージ追跡] タブをクリックします。

  2. [メッセージ追跡] ウィンドウの [検索パラメーター] で、送信者と受信者のアドレス情報を入力します。

    重要

    メッセージ追跡を実行するときには送信者と受信者の両方の電子メール アドレスが必要になり、少なくとも 1 つの検索ボックスには完全な電子メール アドレス (recipient@contoso.com など) が入力されている必要があります。検索を広げるには、1 つの完全な電子メール アドレスと、もう一方の検索ボックスにはドメイン名 (@nwtraders.com など) を入力します。

  3. [開始日] ボックスおよび [終了日] ボックスで、メッセージ追跡の対象となる日付の範囲を選択します。既定の日付の範囲は、現在の日時の 48 時間前に設定されます。1 回の検索に許容される日付の最大範囲は 30 日です。

  4. [タイム ゾーン] ボックスの一覧で、メッセージ追跡処理に使用するタイム ゾーンをクリックします。

  5. [メッセージ ID] ボックスに、追跡するメッセージの ID を入力します。メッセージ ID は、送信電子メール サーバーによって生成される一意の ID です。メッセージ追跡を実行するときには、この情報は省略できます。

  6. [検索] をクリックします。[メッセージ追跡] ウィンドウの下に [確認結果] ウィンドウが表示され、[メッセージ追跡] ウィンドウで入力した検索条件に一致したメッセージの一覧とメッセージの件数が表示されます。

  7. 検索から返されるメッセージの件数を絞り込むには、[検索の絞り込み] をクリックして検索条件を再定義します。

  8. 特定の電子メール メッセージに関して、より詳細な情報を表示するには、[詳細] をクリックします。新しいブラウザー ウィンドウが開き、該当するメッセージの [メッセージ追跡の概要] が表示されます。