ヒット カウントの指定
ブレークポイントのヒット カウントは、ブレークポイントに達するたびに Transact-SQL デバッガーによって増加されるカウンターです。 指定したヒット カウントに達し、指定したブレークポイントの条件が満たされると、ブレークポイントに指定されたアクションがデバッガーによって実行されます。
ヒット カウントの考慮事項
既定では、ブレークポイントにヒットするたびに、実行が中断します。 次のオプションのいずれかを選択できます。
常に中断する (既定)。
ヒット カウントが指定した値と等しくなったときに中断する。
ヒット カウントが指定した値の倍数と等しくなったときに中断する。
ヒット カウントが指定した値以上になったときに中断する。
ブレークポイントのヒット カウントは、デバッグ セッションのスコープ内で増加します。 すべてのヒット カウントは各デバッグ セッションの開始時に 0 に設定されます。
ブレークポイントで実行を中断せずに、ブレークポイントにヒットした回数を追跡する場合は、ヒット カウントに非常に大きい値を指定して、ブレークポイントで中断しないようにします。
ブレークポイントの既定のアクションでは、ヒット カウントとブレークポイントの条件の両方が満たされたときに、実行が中断されます。 他のアクションを指定する方法の詳細については、「ブレークポイント アクションの指定」を参照してください。
ヒット カウントを指定するには
エディター ウィンドウで、ブレークポイント グリフを右クリックし、ショートカット メニューの [ヒット カウント] をクリックします。
- または -
[ブレークポイント] ウィンドウで、ブレークポイント グリフを右クリックし、ショートカット メニューの [ヒット カウント] をクリックします。
[ブレークポイントのヒット カウント] ダイアログ ボックスで、[ブレークポイントをヒットした時] ボックスから目的の動作を選択します。
[常に中断] 以外の設定を選択すると、一覧の右側にテキスト ボックスが表示されます。 テキスト ボックスに整数を入力して、目的のヒット カウントを指定します。
[OK] をクリックして変更を適用するか、[キャンセル] をクリックして変更を適用せずに終了します。
現在のヒット カウントを表示またはリセットするには
エディター ウィンドウで、ブレークポイント グリフを右クリックし、ショートカット メニューの [ヒット カウント] をクリックします。
- または -
[ブレークポイント] ウィンドウで、ブレークポイント グリフを右クリックし、ショートカット メニューの [ヒット カウント] をクリックします。
[ブレークポイントのヒット カウント] ダイアログ ボックスの [リセット] ボタンのすぐ上に、[現在のヒット カウント] が表示されます。
現在のヒット カウントを 0 に設定する場合は、[リセット] をクリックします。
[OK] または [キャンセル] をクリックして、ダイアログ ボックスを終了します。