ドメイン レベルでのアーカイブ設定の構成
ドメインのメッセージの保持期間または法的要請の設定を編集できます。 ドメインの設定は、会社の既定の設定よりも優先されます。
ドメインのアーカイブ設定を編集するには
管理センターで [管理] タブをクリックし、[ドメイン] タブをクリックします。
適切なドメインをクリックします。
中央のウィンドウの [サービスの設定] セクションで、[アーカイブ設定] の横にある [編集] をクリックします。
[法的要請] ボックスから [有効化] または [無効化] を選択して、ドメインの法的要請機能を有効または無効にします。 保持期間が終了したメッセージであっても、法的要請が有効になっている間は破棄されません。
[保持期間] ボックスで、メッセージを破棄するまでにアーカイブに保持する期間を指定します。
アーカイブ設定を指定し、[保存] をクリックします。
ユーザーの構成
メールをアーカイブするユーザーのアカウントを作成する必要があります。 管理センターにユーザー アカウントが存在しないユーザーの電子メール アドレス宛てのメールは破棄されます。 そのため、アーカイブする前に、すべてのユーザーに対して必要なプライマリ、セカンダリ、IM、および Bloomberg の各アドレスをすべて構成することが重要です。
注意
Bloomberg のメッセージング システムは、金融市場コミュニティ内の標準的な通信ツールです。
ユーザーは、個別に設定することも、一括で設定することもできます。
ユーザーを個別に追加するには
管理センターで [管理] タブをクリックし、[ユーザー] タブをクリックします。
[タスク] ウィンドウで [ユーザーの追加] をクリックします。
[プライマリ電子メール アドレス] フィールドに、ユーザーのプライマリ電子メール アドレスを入力します。
[保存] をクリックします。
新しいアカウントを検索するには、検索フィールドに電子メール アドレスを入力し、[検索] をクリックします。
プライマリ電子メール アカウントをクリックします。
[ユーザー設定] ウィンドウの [編集] をクリックして、ユーザーの名、姓、言語、およびタイム ゾーンを構成します。
[電子メールおよび IM アドレス] ウィンドウの [追加] をクリックして、Bloomberg、IM、外部 (連絡用) などの電子メール アドレスを追加します。 外部 (連絡用) のアドレスは、パスワードのリセットおよび緊急時通知の電子メール メッセージを受信するために必要です。
また、[セキュリティ] ウィンドウで、ユーザーのパスワード、管理センターのアクセス許可、アーカイブ ロール、および IP の制限を追加または変更することもできます。
ユーザーを一括で追加するには、Microsoft Office Excel でユーザー名などの情報の一覧を含むコンマ区切り値 (CSV) ファイルを作成し、そのファイルを管理センターにアップロードします。
注意
管理センターで [ファイルからのユーザーのインポート] 機能を使用するには、管理者またはアカウント マネージャーのロール (会社レベル) が必要です。
ユーザーの一覧を CSV ファイルとして作成するには
Microsoft Office Excel を開きます。
ユーザーごとに 1 行に個別の値として、次のユーザー情報を入力します。
プライマリ電子メール アドレス (必須)
名
姓
セカンダリ電子メール アドレス
インスタント メッセージ アドレス
注意
インスタント メッセージ アドレスのエイリアス部分とインスタント メッセージ プロバイダーの名前を円マーク (¥) で区切ります。 たとえば、"lukaa\msn" はインスタント メッセージ アドレスです。
- 連絡用メール アドレス
注意
ユーザーのすべての連絡用メール アドレスの先頭には "alt:" という文字列を追加します。 たとえば、"alt:david@contoso.com" となります。
電子メール システムが停止した場合に連絡先として使用できる別の電子メール アドレスを指定します。ファイルを CSV 形式で保存します。
2 人のユーザーを含むユーザー ファイルの例を次に示します。 1 番目のユーザー (Pilar Ackerman) にはセカンダリ電子メール アドレスとインスタント メッセージ アドレスが 1 つずつあり、2 番目のユーザー (Jim Hance) には、連絡用メール アドレスが 2 つあります。
プライマリ電子メール アドレス | 名 | 姓 | セカンダリ電子メール アドレス | インスタント メッセージ アドレス |
---|---|---|---|---|
pilar.ackerman@contoso.com |
Pilar |
Akcerman |
alt:packerman@contoso.com |
ackermanp\msn |
jim.hance@contoso.com |
Jim |
Hance |
alt:jhance@constoso.com |
alt:jim@contoso.com |
ユーザーの一覧を CSV ファイルとして作成したら、その一覧を EHA にインポートできます。
CSV ユーザー ファイルをインポートするには
管理センターで [管理] タブをクリックし、[ユーザー] タブをクリックします。
[タスク] ウィンドウで、[ファイルからのユーザーのインポート] をクリックします。
[次の電子メール宛てにステータスの通知を送信します] フィールドに、アップロードの状態に関する情報の送信先電子メール アドレスを入力します。
[ユーザー リスト ファイルの指定] フィールドの横の [参照] をクリックして、作成した CSV ファイルを参照して選択します。
ユーザー ファイルが正常にアップロードされた後に、ユーザー ファイルに含まれていないユーザー アカウントをすべて無効にするには、[ファイルに指定されていないすべてのユーザーを無効化] チェック ボックスをオンにします。
必要に応じて、その他のさまざまな設定を選択します。
[保存] をクリックして、インポート処理を開始します。
アップロード処理を開始すると、指定した管理者の電子メール アドレスに状態通知が送信されます。
新しいユーザー アカウントがサービスに追加されていない場合は、アップロード処理が完了していません。 CSV ファイルの形式が正しくないために処理が完了しない場合があります。 CSV ファイルの形式を再確認し、管理センターでアップロード処理をやり直してください。