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ダイヤルイン会議に使用するコンポーネント

 

トピックの最終更新日: 2010-12-12

次の Microsoft Lync Server 2010 通信ソフトウェア コンポーネントは、ダイヤルイン会議に使用します。

  • アプリケーション サービス   統合コミュニケーション (UC) アプリケーションを展開、ホスト、および管理するためのプラットフォームを提供します。 ダイヤルイン会議では、アプリケーション サービスが必要な、会議アテンダントと会議アナウンスの 2 つの統合コミュニケーション (UC) アプリケーションを使用します。 アプリケーション サービスは、会議ワークロードを展開してダイヤルイン会議オプションを選択した場合に、既定でフロント エンド プール内のすべてのフロント エンド サーバーおよびすべての Standard Edition サーバーにインストールされてアクティブ化されます。

  • 電話会議アテンダント アプリケーション   公衆交換電話網 (PSTN) 通話を受け付けて、案内を再生し、通話を音声ビデオ会議に参加させる、統合コミュニケーション アプリケーションです。 会議アテンダントは、会議ワークロードを展開してダイヤルイン会議オプションを選択した場合に、既定でインストールされてアクティブ化されます。

  • 電話会議アナウンス アプリケーション   参加者が会議に参加または退出したとき、参加者がミュートまたはミュート解除されたとき、他のユーザーが電話会議ロビーに入ったとき、会議がロックまたはロック解除されたときなど、特定の操作について PSTN 参加者にトーン音を鳴らして案内を再生する、統合コミュニケーション アプリケーションです。 会議アナウンスは、電話キーパッドからのデュアルトーン多重周波数 (DTMF) コマンドもサポートしています。 会議アナウンスは、会議ワークロードを展開してダイヤルイン会議オプションを選択した場合に、既定でインストールされてアクティブ化されます。

  • ダイヤルイン会議の設定 Web ページ   電話会議のダイヤルイン番号とその番号で使用可能な言語、割り当てられた電話会議情報 (つまり、スケジュール設定が必要ない会議用)、および会議の DTMF 制御が表示され、暗証番号 (PIN) と割り当てられた電話会議情報の管理がサポートされます。 ダイヤルイン会議の設定 Web ページは、Web サービスの一部として自動的にインストールされます。

  • Lync Server 2010 仲介サーバーおよび PSTN ゲートウェイ   ダイヤルイン会議では、仲介サーバーによって Lync Server と PSTN ゲートウェイの間の信号 (および一部の構成ではメディア) を変換し、PSTN ゲートウェイによって仲介サーバーと PSTN の間の信号とメディアを変換する必要があります。 ダイヤルイン会議では、少なくとも 1 つの仲介サーバーと、少なくとも 1 つの次のものを展開する必要があります。

    • PSTN ゲートウェイ

    • IP-PBX

    • SIP トランクを構成して接続するインターネット テレフォニー サービス プロバイダー (ITSP) のセッション ボーダー コントローラー (SBC)

    note注:
    エンタープライズ VoIP も展開している場合、仲介サーバーと PSTN ゲートウェイはエンタープライズ VoIP 展開の一部となります。 エンタープライズ VoIP を展開していない場合、ダイヤルイン会議用に、少なくとも 1 つの仲介サーバー、および少なくとも 1 つの PSTN ゲートウェイ、IP-PBX、または SBC を展開する必要があります。

  • ファイル ストア   録音された名前のオーディオ ファイルに使用されます。 ファイル ストアは、すべての Enterprise Edition 展開または Standard Edition 展開の標準コンポーネントです。

  • ユーザー ストア   ユーザーの Lync Server 2010 PIN を格納するために使用されます。 PIN はハッシュされます。 ユーザー ストアは、すべての Enterprise Edition 展開または Standard Edition 展開の標準コンポーネントです。

  • Lync Server コントロール パネル   Lync Server コントロール パネルを使用して一部のダイヤルイン設定を構成できます。

  • Lync Server 管理シェル   Lync Server 管理シェル コマンドレットを使用して、すべてのダイヤルイン設定を構成できます。Lync Server 管理シェル コマンドレットを使用すると、会議アテンダントと会議アナウンスを展開、構成、実行、監視、およびトラブルシューティングすることができます。 特定のコマンドレットの詳細については、Lync Server 管理シェルのドキュメントを参照してください。