PerformancePoint ダッシュボードによる組織のパフォーマンス表示を計画、設計、および実装する

 

適用先: SharePoint Server 2010 Enterprise

トピックの最終更新日: 2016-11-30

PerformancePoint ダッシュボード デザイナーを使用すると、組織用のスコアカードや他の多くのレポートを含むダッシュボードを作成して展開することができます。

この記事は、PerformancePoint ダッシュボードを作成および展開するためのガイドとして使用してください。

ダッシュボード デザイナーを使用したダッシュボードの作成は、3 つの主要なフェーズで行います。

  • フェーズ I: ダッシュボードを計画する   このフェーズでは、表示する情報の種類や、情報の最適な提示方法について検討します。

  • フェーズ II: ダッシュボード アイテムを作成する   このフェーズでは、ダッシュボード アイテムを作成し、指定された SharePoint リストおよびドキュメント ライブラリに保存します。これには、まず、レポートおよびスコアカード用に必要なデータ ソースを作成します。次に、ダッシュボード ページ、レポート、スコアカード、およびフィルターを作成します。さらに、ダッシュボードを組み立てて、フィルターをスコアカードおよびレポートに接続します。

  • フェーズ III: ダッシュボードを展開する   このフェーズでは、ダッシュボードのプレビューとテストを実施して、調整を行います。その後で、ダッシュボードをユーザーに展開します。

フェーズ I: ダッシュボードを計画する

このフェーズでは、表示する情報の種類や、情報の最適な提示方法について検討します。

以下のリソースを参照して、ダッシュボードの計画を作成してください。

タスク 記事

全体的なダッシュボード計画の作成について検討する (SharePoint ビジネス インテリジェンスを初めて使用する場合や、組織用の新しいダッシュボードを作成する場合)。

PerformancePoint ダッシュボードによる組織のパフォーマンス表示を計画する

ダッシュボード コンテンツをアップグレードする計画を作成する (Microsoft Office PerformancePoint Server 2007 から Microsoft SharePoint Server 2010 の PerformancePoint Services にアップグレードする場合)。

PerformancePoint Server 2007 から SharePoint Server 2010 へのダッシュボードの内容のインポートを計画する (SharePoint Server 2010)

フェーズ II: ダッシュボード アイテムを作成する

このフェーズでは、ダッシュボード アイテムを作成し、指定された SharePoint リストおよびドキュメント ライブラリに保存します。

以下のリソースを参照して、ダッシュボード アイテムを作成してください。

タスク 記事

ダッシュボード作成者が使用するデータ接続を作成して構成する。

データ接続を作成する (PerformancePoint Services)

ダッシュボード用の各種のレポートおよびスコアカードを作成して構成する。

ダッシュボード デザイナーを使用してレポートとスコアカードを作成する

ダッシュボード フィルターを作成して構成する。

ダッシュボード デザイナーを使用してダッシュボード フィルター作成する

ダッシュボード ページの作成、構成、および組み立てを行う。

ダッシュボード デザイナーを使用してダッシュボード ページを作成して組み立てる

フェーズ III: ダッシュボードを展開する

このフェーズでは、ダッシュボードのプレビュー、テスト、および展開を行います。

以下のリソースを参照して、ダッシュボードを展開してください。

タスク 記事

ダッシュボード ページのプレビューおよびテストが可能なダッシュボード ドキュメント ライブラリにダッシュボードを発行する。必要な調整を行ってダッシュボードを再発行し、ダッシュボード ユーザーに通知する。

PerformancePoint ダッシュボードを展開する

ダッシュボードの使用方法の学習に役立つリソースをダッシュボード ユーザーに提供する。

PerformancePoint ダッシュボードの操作方法とデータの参照方法

See Also

Concepts

Excel Services、PerformancePoint Services、および Project Server で構築されたダッシュボードを使用してプロジェクトのリソース使用率を追跡管理する
ビジネス インテリジェンスのシナリオとソリューション