App-V 4.6 SP1 リリース ノート

適用対象: Application Virtualization 4.6 SP1

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重要

Microsoft Application Virtualization (App-V) Management System をインストールする前に、このリリース ノートをよくお読みください。このリリース ノートには、Application Virtualization (App-V) 4.6 SP1 を正常にインストールするのに役立つ情報が記載されています。このドキュメントには、製品のドキュメントには記載されていない情報が含まれています。このリリース ノートと、App-V の他のドキュメントの内容が異なる場合は、新しく変更された情報が正しいと判断してください。

セキュリティの脆弱性とウイルスに対する保護

セキュリティの脆弱性およびウイルスに対する保護のためにも、新しくインストールするソフトウェアに対しての最新のセキュリティ更新をインストールすることが重要です。詳細については、Microsoft の セキュリティ Web サイト (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=3482) を参照してください。

Application Virtualization 4.6 SP1 に関する既知の問題

ここでは、Microsoft Application Virtualization (App-V) 4.6 SP1 の問題に関する最新の情報を示します。これらの問題は、製品のドキュメントには記述されていません。また、既存の製品のドキュメントと矛盾する場合もあります。これらの問題は、可能な限り今後のリリースで修正していく予定です。

末尾にスラッシュ ( / ) が付いていないパスは、SPRT から消失する

プロジェクト テンプレートの HREF 内のパスの末尾にスラッシュ (/) が付いていない場合は、生成された HREF にそのパスが出力されません。これは、ユーザーが手動で .sprt ファイルを操作した場合に発生します。Sequencer を使用する場合は、必ずパスの最後にスラッシュ (/) を追加してください。

回避策   HREF の最後にスラッシュ (/) が付いていることを確認してください。

ユーザー フォルダ名がパッケージ名と対応していない

ユーザーおよびグローバル .pkg ファイルが含まれているフォルダに、パッケージ名が含まれなくなりました。これまでは、App-V Client は、フォルダ名の一部にパッケージのルート フォルダの短い名前 (8.3 形式) を使用していたため、パッケージのフォルダを簡単に区別できました。これに対し、App-V 4.6 SP1 Sequencer を使用すると、ルート フォルダの短い名前 (8.3 形式) がランダムな文字列になります。そのため、App-V Client を実行するコンピュータ上のどのフォルダにパッケージの .pkg ファイルが含まれているのか簡単に区別できません。

回避策   以下のいずれかの方法を使用すると、パッケージ フォルダを簡単に区別できます。

  1. Sequencer を使用してパッケージを作成するときに、プライマリ アプリケーション フォルダの 8.3 形式の名前をフォルダ名に指定します。これで、App-V 4.6 のように、この名前がユーザー フォルダ名に使用されます。

  2. .sprj ファイルには、ユーザー フォルダ名の接頭辞として使われる文字列を示すタグが含まれています。PACKAGEROOTFOLDER 要素の SHORTNAME 要素を使って、名前を指定できます。

64 個以上のプロセッサが搭載されているコンピュータで App-V 4.6 SP1 を実行する場合

64 個以上のプロセッサが搭載されているコンピュータで App-V 4.6 SP1 を実行すると、App-V Client でエラーが発生します。

回避策   なし。この構成はサポートされていません。App-V 4.6 SP1 は、64 個より少ないプロセッサのコンピュータで実行する必要があります。

Microsoft Update で Application Virtualization 4.6 SP1 の一部のロケールの更新プログラムが提供されない

Microsoft Update を使用する場合は、App-V 4.6 SP1 の次の言語の更新プログラムを入手できません。

  • カザフ語

  • ヒンディー語

  • キリル語 (セルビア)

回避策   Microsoft Windows Server Update Services (WSUS) を使用している場合は、英語版の更新プログラムを使用するか、Microsoft Update カタログから目的の言語の更新プログラムをダウンロードしてください。

親パッケージを展開した後は、サイド バイ サイド コンポーネントのプラグインをシーケンスすることはできません。

App-V Sequencer コンソールの [ツール]、[パッケージのローカル システムへの展開] を使用して親パッケージを展開し、サイド バイ サイド コンポーネントのプラグインをシーケンスすると、インストール エラーが返されます。例:

  • HRESULT 0x80073712

これは、Sequencer がサイド バイ サイド コンポーネントをレジストリに書き込み、次のレジストリ キーの値をクリアしない場合に起こります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\COMPONENTS\StoreDirty

回避策   Sequencer を実行しているコンピュータで親パッケージを展開した後、次のレジストリ キーの値を削除してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\COMPONENTS\StoreDirty

値を削除したら、プラグインをシーケンスします。

リリース ノートの著作権情報

このドキュメントは、"現状のまま" で提供されています。このドキュメントに記載されている情報および見解 (URL 等のインターネット Web サイトに関する情報を含む) は、将来予告なしに変更されることがあります。ご自身の責任で使用してください。

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