仮想アプリケーション パッケージをテスト目的で展開する方法

仮想アプリケーション パッケージを展開するには

1. 管理者特権の PowerShell コンソール ウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。

   Set-ExecutionPolicy Remotesigned –Scope Process -Force

   Set-ExecutionPolicy コマンドレットは、Windows PowerShell 実行ポリシーのユーザー設定を変更します。 実行ポリシーは、Windows PowerShell のセキュリティ戦略の一環です。 このポリシーに基づいて、構成ファイル (Windows PowerShell プロファイルなど) を読み込んでスクリプトを実行できるかどうかや、デジタル署名がなければ実行できないスクリプト (該当する場合) が決定されます。

2. Server App-V コマンドレットをインポートします。

   PS C:\> Import-Module ServerAppVAgent

3. 次の情報を参考にして、仮想アプリケーション パッケージに関連付けられている展開構成ドキュメントをカスタマイズします。

   [!メモ]

   パッケージに Microsoft SQL Server コンポーネントが関連付けられている場合は、Microsoft SQL を実行しているサーバーにそれらのコンポーネントを展開して、アプリケーションが正常に実行されるようにする必要があります。

   - [XML Notepad 2007](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=208297) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=208297) などの XML エディターを使用して、**deploymentconfig.xml** を開きます。**deploymentconfig.xml** は、Server App-V エージェントを実行しているコンピューター上のパッケージ フォルダーのルートに保存されています。
   
   - **/CONFIGURATION/VIRTUALENVIRONMENT** および **/CONFIGURATION/LOCAL** の下位にある **ENTRY** ノードを確認します。
   
   - 各 **ENTRY** ノードの下で、カスタマイズが必要な **VALUE** ノード データを確認します。 通常は、サーバーの名前や (見つからないまたは不正な) パスワードを訂正します。 これらは独立したデータの場合や、データベース接続文字列などの大きな構造の一部である場合があります。**ENTRY** ノードの他の情報を参考にして、データの出所と制御対象を確認できます。
   
   - **VALUE** ノードのデータを適切にカスタマイズして更新します。**VALUE** ノードの属性は変更しないでください。 また、**ENTRY** ノードの他の情報は一切変更しないでください。
   
   - deploymentconfig.xml を保存し、XML エディターを閉じます。
   
     <div class="alert">
   
   
     > [!メモ]
     > <P>展開構成ファイルにパスワードなどの機密情報が含まれている場合は、ファイルを安全な場所に保存する必要があります。</P>
   
   
     </div>
   

4. パッケージを追加します。太字のサンプル パラメーター部分を、展開で使用する実際のデータに置き換えてください。

   PS C:\> Add-ServerAppvPackage -Name MyApp –Manifest C:\MyApp\MyApp_manifest.xml

   –SFT C:\MyApp\MyApp.sft –Configuration C:\MApp\deploymentconfig.xml 

5. パッケージを起動します。太字のサンプル パラメーター部分を、展開で使用する実際のデータに置き換えてください。

   PS C:\> Start-ServerAppVPackage -Name MyApp