Server Application Virtualization エージェントをインストールする方法

 

対象: System Center 2012 SP1 - Virtual Machine Manager、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager、System Center 2012 - Virtual Machine Manager

System_CAPS_ICON_important.jpg 重要

Microsoft Server Application Virtualization (Server App-V) エージェントのインストール先コンピューターでの管理者権限が必要です。

次のいずれかの方法で Server App-V エージェントをインストールします。 エージェントをインストールした後に、インストール処理に関する情報を SAVSetupChainerLog.txt ファイルで確認できます。

Server App-V インストール ファイルは次のディレクトリにあります。Program Files\ Microsoft System Center 2012 \ Virtual Machine Manager \ SAV

Server App-V エージェントをインストールするには

  1. Server App-V エージェントのインストール ファイル (Agentsetup.exe) を、Server App-V エージェントのインストール先の Windows Server を実行しているコンピューターにコピーします。 インストール先のコンピューターのアーキテクチャ (x86 または x64) に適した正しいバージョンのインストール ファイルを使用する必要があります。

  2. AgentSetup.exe をダブルクリックして、Microsoft Server Application Virtualization エージェントのセットアップ ウィザードを起動します。

  3. [ようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。

  4. [使用許諾契約書] ページで、使用許諾契約書の条項に同意するために [使用許諾契約書に同意する] を選択し、[次へ] をクリックします。

  5. エージェントのインストール中に Microsoft Update を実行する場合は、[Microsoft Update オプトイン] ページで [更新プログラムの確認に Microsoft Update を使用する (推奨)] を選択します。 エージェントのインストール中に Microsoft Update を実行しない場合は、[Microsoft Update を使用しない] を選択します。 [次へ] をクリックします。

  6. [インストール先のフォルダー] ページで、エージェントをインストールする既定のディレクトリをそのまま使用するには、[次へ] をクリックします。 場所を変更する場合は、[変更] をクリックします。 次に、[フォルダーの参照] ダイアログ ボックスで新しい場所を指定して、[OK] をクリックします。 [次へ] をクリックします。

  7. [インストールの準備完了] ページで、エージェントのインストール設定を確認します。 指定した設定を使用してインストールを開始する場合は、[次へ] をクリックします。 設定を変更する場合は、[戻る] をクリックし、該当する設定を更新します。 [次へ] をクリックします。

  8. エージェントのインストールを完了するには、[完了] をクリックします。

Server App-V エージェントを (サイレント) インストールするには

  1. 次の例のコマンドを使うと、Server App-V エージェントをサイレント インストールすることもできます。

    AgentSetup.exe /q INSTALLDIR=c:\serverappv SWIGLOBALDATA=c:\SWIGlobalData SWIUSERDATA=c:\SWIUserData SWIFSDRIVE=q /ACCEPTEULA

    次に、この例の各パラメーターについて説明します。

    • INSTALLDIR には、インストール先を指定します。

    • SWIGLOBALDATA には、グローバル データ ディレクトリを指定します。 これは、Server App-V エージェントが関連キャッシュ データ (展開済みパッケージなど) を格納する主な場所です。

    • SWIUSERDATA には、ユーザー データ ディレクトリを指定します。 これは、Server App-V エージェントが設定や一部のパッケージ状態を保存する場所です。

    • SWIFSDRIVE には、ファイル システムのドライブ文字を指定します。

    • OPTIN には、Microsoft Update のオプトインを指定します。 このパラメーターを FALSE に設定するか省略すると、Microsoft Update のオプトインは行われません。 それ以外の場合は、Microsoft Update のオプトインが行われます。

    • LOG_LEVEL には、インストール中に使用するログ レベルを指定します。

    • ACCEPTEULA は、関連する EULA ライセンス条項に同意することを示します。 これはサイレント インストールの必須パラメーターであり、ライセンス条項に同意することを指定しないと、インストールが失敗します。

    次のスイッチも使用できます。

    • /q は、サイレント セットアップを指定します。

    • /u は、エージェントのアンインストールを指定します。

    • /? は、インストーラーに関連するヘルプを表示します。 インストール ログは、%temp% ディレクトリに保存されます。

参照

Server Application Virtualization の概要
Server Application Virtualization のソフトウェア要件
Server Application Virtualization Sequencer をインストールする方法
Server Application Virtualization エージェントを削除する方法
Server Application Virtualization PowerShell コマンドレットをインストールする方法