スパム、ウイルス保護に関する Exchange Online SLA のアップデート

発行日: 2011 年 3 月

Exchange Online のサービス レベル契約 (SLA) のアップデートがマイクロソフトから発表されました。このアップデートにより、Forefront Online Protection for Exchange (FOPE) によって提供される、ウイルスおよびスパム防止のためのサービス レベル コンポーネントが含まれるようになります。このアップデートは直ちに有効になります。

Forefront Online Protection for Exchange はエンタープライズ クラスの電子メール フィルター サービスで、追加の費用を支払うことなく、Exchange Online サービスの一部として追加されます。Exchange Online のお客様は、返金規定のあるウイルスおよびスパム防止のサービス レベルのメリットを受けられるようになります。このサービス レベルには、以下のものが含まれます。

  • ウイルスの検出および防御に関するサービス レベル
  • スパム防御に関するサービス レベル
  • 誤検知率に関するサービス レベル

また、多数の Microsoft Online Services を対象とした単一のドキュメントを使用することにより、SLA に関するやり取りや SLA へのアクセスが単純化されます。この SLA ドキュメントは、Business Productivity Online Suite Standard (BPOS-S) のすべてのコンポーネントの他に、Dynamic CRM Online、Exchange Hosted Archive、および Windows Intune も対象としています。新しい SLA ドキュメントは、マイクロソフト ボリューム ライセンス サイトで入手できます。

前述した Exchange Online 用の新しい SLA のメリット以外には、示されている BPOS-Standard のその他のコンポーネントまたはその他の既存のサービスの SLA において、SLA の条項に関する条項の変更はありません。