エンタープライズ設定 (Project Server 2010 の設定)
適用先: Project Server 2010
トピックの最終更新日: 2011-03-30
[エンタープライズ設定] は、Microsoft Project Server 2010 サーバー設定の [運用ポリシー] セクションの [その他のサーバー設定] の一部です。関連する構成可能な設定の詳細については、「その他のサーバー設定 (Project Server 2010 設定)」を参照してください。運用ポリシー設定の詳細については、「運用ポリシー (Project Server 2010 の設定)」を参照してください。
エンタープライズ設定
エンタープライズ設定では、Project Server 2010 でプロジェクトが以下の機能を持つことができるかどうかを指定できます。
[Microsoft Project Server 2010 へのマスター プロジェクトの保存と発行を許可する] (既定では、このオプションが有効です)。この設定を有効にすると、Project Server 2010 でマスター プロジェクトを使用できるようになります。マスタープロジェクトは、サブプロジェクトを含むプロジェクトで、通常、相互に依存するタスクが含まれます。所属組織内のプロジェクト管理部門で、マスター プロジェクトの使用が禁止されているかどうかを確認してください。
[プロジェクトでローカル基本カレンダーの使用を許可する] この設定を有効にすると、ユーザーは、エンタープライズ プロジェクトのシステムにあるエンタープライズ基本カレンダーだけでなく、ユーザーが作成したローカル基本カレンダーも使用できるようになります。この設定が無効の場合 (既定)、ユーザーは、プロジェクトのシステムにあるエンタープライズ基本カレンダーだけを使用するように制限されます。ユーザーをエンタープライズ カレンダーに制限すると、競合するデータを含むローカル基本カレンダーをプロジェクトが使用するときに発生する問題を防ぐことにより、より強力な管理ができます。(たとえば、7 月 4 日のアメリカ独立記念日を休日ではなく稼働日とするような) エンタープライズ カレンダーとは異なるローカル基本カレンダーを使用するプロジェクトでは、計算の誤りやその他の問題をもたらすことがあります。
エンタープライズ設定を構成するには
[サーバー設定] ページの [運用ポリシー] セクションで、[その他のサーバー設定] をクリックします。
[その他のサーバー設定] ページの [エンタープライズ設定] セクションで以下のどちらかの操作をします。
[Microsoft Project Server 2010 へのマスター プロジェクトの保存と発行を許可する] を選択します (既定では、このオプションが有効です)。
[プロジェクトでローカル基本カレンダーの使用を許可する] を選択します (既定では、このオプションはオフにされています)。
[保存] をクリックします。