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検出ウィザードを使ってエージェントを UNIX および Linux にインストールする

 

発行: 2016年3月

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager

コンピューターとデバイスの管理ウィザードを使用すると、UNIX と Linux コンピューター上のエージェントを検出したり、これらのコンピューターにエージェントをインストールしたりできます。 対応可能なオペレーティング システムのバージョンについては、「Operations Manager for System Center 2012 でサポートされる構成」を参照してください。

ウィザードを実行する前に、次の情報を準備してください。

UNIX または Linux コンピューター上のエージェントを検出およびインストールするには

  1. Operations Manager 管理者ロールのメンバーであるアカウントを使って、オペレーション コンソールにログオンします。

  2. [管理] をクリックします。

  3. ナビゲーション ウィンドウの下部にある [検出ウィザード] をクリックします。

  4. [検出の種類] ページで、[UNIX/Linux コンピューター] をクリックします。

  5. [検出条件] ページで、次の操作を行います。

    1. 検出のスコープを定義する場合は、[追加] をクリックします。 [検出条件] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。

      1. [検出のスコープ] で、省略記号ボタン […] をクリックして、検出する UNIX ベースまたは Linux ベースのコンピューターのホスト名、IP アドレス、または IP アドレス範囲を指定します。

      2. [検出の種類] で、[すべてのコンピューター] または [UNIX/Linux エージェントがインストールされているコンピューターのみ] を選択します。

        エージェントがインストールされているコンピューターだけを検出することを選択した場合は、エージェントの検証に必要な資格情報だけを指定します。 これは、UNIX または Linux コンピューターの低特権アカウントで対応できます。

        System_CAPS_security セキュリティ メモ

        エージェントがインストールされているコンピューターだけを検出するには、エージェントが現在インストールされていて、署名された証明書が構成されている必要があります。

      3. エージェントをインストールするための資格情報を指定するには、[資格情報の設定] をクリックします。 詳しい手順については、「エージェントをインストールするため、または、インストール済みエージェントの証明書に署名するための資格情報」の「Credentials for Installing Agents (エージェントをインストールするための資格情報)」をご覧ください。

      4. [保存] をクリックします。

    2. UNIX または Linux コンピューターを監視する管理プールを選択します。

      [!メモ]

      Operations Manager の最終リリース版では、このオプションは [管理プール] から [リソース プール] に変更されます。

  6. [検出] をクリックして [検出の進行状況] ページを表示します。 検出にかかる時間は、指定した条件や環境の構成など、さまざまな要因によって異なります。 検出するコンピューター、またはインストールするエージェントが 100 以上ある場合は、コンピューターの検出およびエージェントのインストール中にオペレーション コンソールを使用できません。

  7. [コンピューターの選択] ページの [管理可能なコンピューター] タブで、管理するコンピューターを選択します。 [その他の結果] タブに、エラーや、既に管理されているコンピューターが一覧表示されます。

  8. [管理] をクリックします。

  9. 展開プロセスが終了したら、[コンピューターの管理] ページで [完了] をクリックします。

UNIX または Linux コンピューターを監視するには、最低でも、監視用実行アカウントを使って構成した UNIX または Linux のアクション アカウント プロファイルが必要です。 詳細については、「How to Configure Run As Accounts and Profiles for UNIX and Linux Access (UNIX および Linux アクセス用に実行アカウントとプロファイルを構成する方法)」をご覧ください。

[!メモ]

Solaris ゾーンは、Solaris 10 以降のバージョンでサポートされます。 ゾーンを使ってコンピューターを監視する場合は、各ゾーンが 1 台のコンピューターとして扱われます。 エージェントは、監視するコンピューターごとにインストールする必要があります。 疎ルート ゾーンがグローバル ゾーンとファイルを共有するため、先にグローバル ゾーンにエージェントをインストールします。 先に疎ルート ゾーンにインストールしようとすると、インストールが失敗します。 トラブルシューティングの詳細については、「オペレーティング システムに関する問題」を参照してください。

参照

Operations Manager エージェントのインストール方法
検出ウィザードを使ってエージェントを Windows にインストールする
MOMAgent.msi セットアップ ウィザードを使ってエージェントをインストールする
コマンド ラインを使ってエージェントをインストールする
コマンド ラインを使用して UNIX および Linux コンピューターにエージェントと証明書をインストールする
UNIX および Linux コンピューターの証明書の管理
エージェントの手動インストール プロセス
オブジェクト検出に上書きを適用する
エージェントの構成
MOMAgent コマンドを使用してエージェントを管理する例
Upgrading and Uninstalling Agents on UNIX and Linux Computers (UNIX および Linux コンピューター上のエージェントのアップグレードおよびアンインストール)
UNIX および Linux コンピューターからのエージェントの手動アンインストール
Windows ベースのコンピューターからエージェントをアンインストールする