接続 (Excel 用 MDS アドイン)

データを マスター データ サービス Excel 用アドインにダウンロードするには、まず接続を作成する必要があります。 接続とは、マスター データ サービス Web サービスがどの MDS データベースに接続するかを認識する方法です。

通常、接続文字列はマスター データ マネージャー Web アプリケーションの URL (http://contoso/mds など) です。

Excel を起動するたびに、MDS リポジトリに接続する必要があります。 ただし、アクティブなワークシートに MDS によって管理されるデータが既に含まれている場合だけは例外です。 この場合は、シート内のデータを更新またはパブリッシュするたびに接続が自動的に確立されます。

接続は複数作成することができます。 最後にアクセスした接続が既定と見なされます。

複数のユーザーが同時に接続できます。 ただし、複数のユーザーが同じデータをパブリッシュしようとすると競合が発生する可能性があります。 詳細については、「データのパブリッシュ (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

自動接続とよく使用するデータの読み込み

常に同じサーバーに接続して同じデータ セットを読み込む場合は、接続およびフィルター情報を含むショートカット クエリ ファイルを作成できます。 クエリ ファイルの詳細については、「ショートカット クエリ ファイル (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

Data Quality Services

Excel 用アドインには、MDS リポジトリにパブリッシュする前にデータを照合するための Data Quality Services 機能が用意されています。 接続時に、DQS データベースが MDS データベースと同じ SQL Server インスタンスにインストールされている場合は、リボンに DQS ボタンが表示されます。 DQS_Main データベースがインスタンスに存在しない場合、DQS ボタンは表示されず、データ品質機能を使用することはできません。

接続のトラブルシューティング

MDS に接続するときに問題が発生した場合は、https://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/4520.aspx でトラブルシューティングのヒントを参照してください。

関連タスク

関連コンテンツ

• データの読み込み (Excel 用 MDS アドイン)

• ショートカット クエリ ファイル (Excel 用 MDS アドイン)

• Microsoft Excel 用マスター データ サービス アドイン