検索で使用するワード ブレーカーを以前のバージョンに戻す

SQL Server 2012 では、フルテキスト検索でサポートされているすべての言語 (韓国語を除く) 用のワード ブレーカーおよびステマーの新しいバージョンをインストールし、有効化できるようになっています。 このトピックでは、これらのコンポーネントの新しいバージョンを前のバージョンに切り替えたり、前のバージョンから新しいバージョンに切り替えたりする方法について説明します。

新しいコンポーネントで変更された動作の詳細については、「フルテキスト検索の動作の変更」を参照してください。

このトピックでは、次の言語については説明しません。

  • 英語。 英語のコンポーネントに戻す、または英語のコンポーネントを復元するには、「米国英語と英国英語に使用されるワード ブレーカーの変更」を参照してください。

  • デンマーク語、ポーランド語、およびトルコ語。 SQL Server の以前のリリースに含まれていたデンマーク語、ポーランド語、およびトルコ語向けのサードパーティ製のワード ブレーカーは、Microsoft コンポーネントに置き換えられました。

  • チェコ語とギリシャ語。 チェコ語とギリシャ語向けの新しいワード ブレーカーがあります。 SQL Server フルテキスト検索の以前のリリースでは、これらの 2 つの言語のサポートは含まれていません。

  • 韓国語。 韓国語向けのワード ブレーカーとステマーは、このリリースではアップグレードされていません。

ワード ブレーカーとステマーの全般的な情報については、「検索用のワード ブレーカーとステミング機能の構成と管理」を参照してください。

このトピックの内容

  • ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元の概要

  • 現在と以前のワード ブレーカーのファイル名が NaturalLanguage6.dll である言語

    • 影響を受ける言語の一覧

    • 以前のコンポーネントに戻すには

    • 現在のコンポーネントを復元するには

  • 以前のワード ブレーカーのファイル名のみが NaturalLanguage6.dll である言語

    • 影響を受ける言語の一覧

    • 以前のコンポーネントに戻すには

    • 現在のコンポーネントを復元するには

    • ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元のためのファイル名とレジストリ値

  • 以前と現在のファイル名がどちらも NaturalLanguage6.dll でない言語

    • 影響を受ける言語の一覧

    • 以前のコンポーネントに戻すには

    • 現在のコンポーネントを復元するには

    • ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元のためのファイル名とレジストリ値

ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元の概要

ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元の手順は、言語によって異なります。 次の表は、以前のバージョンのコンポーネントに戻す場合に必要な 3 組の操作をまとめたものです。

現在のファイル

以前のファイル

影響を受ける言語の数

ファイルに対する操作

レジストリ エントリに対する操作

NaturalLanguage6.dll

NaturalLanguage6.dll

34

以前のバージョンの NaturalLanguage6.dll を入手してインストールし、現在のバージョンのファイルを上書きします。

操作は不要です。

レジストリのキーと値は、このリリースでは変更されていません。

(その他のファイル名)

NaturalLanguage6.dll

5

以前のバージョンの NaturalLanguage6.dll を入手してインストールし、現在のバージョンのファイルを上書きします。

以前のバージョンのコンポーネントを指定するようにレジストリ エントリのセットを変更します。

(その他のファイル名)

(その他のファイル名)

6

操作は不要です。

SQL Server 2012 のセットアップでは、現在と以前の両方のバージョンのコンポーネントを Binn フォルダーにコピーします。

以前のバージョンのコンポーネントを指定するようにレジストリ エントリのセットを変更します。

注記注意

現在のバージョンのファイル (NaturalLanguage6.dll) を別のバージョンに置き換えると、そのファイルを使用するすべての言語の動作が影響を受けます。

このトピックで説明するファイルは、SQL Server インスタンスの MSSQL\Binn フォルダーにインストールされる DLL ファイルです。 通常、完全なパスは次のようになります。

C:\Program Files\Microsoft SQL Server\<instance>\MSSQL\Binn

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現在と以前のワード ブレーカーのファイル名が NaturalLanguage6.dll である言語

次の表に示す言語では、現在と以前のワード ブレーカーのファイル名が NaturalLanguage6.dll です。 これらのコンポーネントの切り替えまたは復元を行うには、NaturalLanguage6.dll を同じファイルの別のバージョンで上書きする必要があります。 このリリースではレジストリ エントリは変更されていないため、レジストリ エントリを変更する必要はありません。

注記注意

現在のバージョンのファイル (NaturalLanguage6.dll) を別のバージョンに置き換えると、そのファイルを使用するすべての言語の動作が影響を受けます。

影響を受ける言語の一覧

言語

省略形 (レジストリで 使用)

LCID

ベンガル語

ben

1093

ブルガリア語

bgr

1026

カタロニア語

cat

1027

スペイン語

esn

3082

フランス語

fra

1036

グジャラート語

guj

1095

ヘブライ語

heb

1037

ヒンディー語

hin

1081

クロアチア語

hrv

1050

インドネシア語

ind

1057

アイスランド語

isl

1039

イタリア語

ita

1040

カンナダ語

kan

1099

リトアニア語

lth

1063

ラトビア語

lvi

1062

マラヤーラム語

mal

1100

マラーティー語

mar

1102

マレー語

msl

1086

ニュートラル

Neutral

0000

ノルウェー語 (ボークモール)

nor

1044

パンジャーブ語

pan

1094

ポルトガル語 (ブラジル)

ptb

1046

ポルトガル語

ptg

2070

ルーマニア語

rom

1048

スロバキア語

sky

1051

スロベニア語

slv

1060

セルビア語 (キリル)

srb

3098

セルビア語 (ラテン)

srl

2074

スウェーデン語

sve

1053

タミール語

tam

1097

テルグ語

tel

1098

ウクライナ語

ukr

1058

ウルドゥー語

urd

1056

ベトナム語

vit

1066

この表は、省略形の列を基準としてアルファベット順に並べられています。

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以前のコンポーネントに戻すには

  1. 上で説明した Binn フォルダーに移動します。

  2. SQL Server 2012 バージョンの NaturalLanguage6.dll を別の場所にバックアップします。

  3. 以前のバージョンの NaturalLanguage6.dll を、SQL Server 2008 R2 または SQL Server 2008 のインスタンスの Binn フォルダーから SQL Server 2012 インスタンスの Binn フォルダーにコピーします。

    注記注意

    この変更は、現在と以前のバージョンの両方で NaturalLanguage6.dll を使用するすべての言語に影響します。

  4. SQL Server を再起動します。

[先頭に戻る]

現在のコンポーネントを復元するには

  1. SQL Server 2012 バージョンの NaturalLanguage6.dll をバックアップした場所に移動します。

  2. 現在のバージョンの NaturalLanguage6.dll を、バックアップ場所から SQL Server 2012 インスタンスの Binn フォルダーにコピーします。

    注記注意

    この変更は、現在と以前のバージョンの両方で NaturalLanguage6.dll を使用するすべての言語に影響します。

  3. SQL Server を再起動します。

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以前のワード ブレーカーのファイル名のみが NaturalLanguage6.dll である言語

次の表に示す言語では、以前のワード ブレーカーのファイル名が新しいバージョンのファイル名とは異なります。 以前のファイル名は NaturalLanguage6.dll です。 以前のバージョンに戻すには、現在のバージョンの NaturalLanguage6.dll を同じファイルの以前のバージョンで上書きする必要があります。 また、以前または現在のバージョンのコンポーネントを指定するようにレジストリ エントリのセットを変更する必要があります。

注記注意

現在のバージョンのファイル (NaturalLanguage6.dll) を別のバージョンに置き換えると、そのファイルを使用するすべての言語の動作が影響を受けます。

影響を受ける言語の一覧

言語

省略形 (レジストリで 使用)

LCID

アラビア語

ara

1025

ドイツ語

deu

1031

日本語

jpn

1041

オランダ語

nld

1043

ロシア語

rus

1049

この表は、省略形の列を基準としてアルファベット順に並べられています。

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次の手順は、「ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元のためのファイル名とレジストリ値」に示す値の一覧と共に使用してください。

以前のコンポーネントに戻すには

  1. 上で説明した Binn フォルダーに移動します。

  2. 現在のバージョンのコンポーネントのファイルを Binn フォルダーから削除しないでください。

  3. SQL Server 2012 バージョンの NaturalLanguage6.dll を別の場所にバックアップします。

  4. 以前のバージョンの NaturalLanguage6.dll を、SQL Server 2008 R2 または SQL Server 2008 のインスタンスの Binn フォルダーから SQL Server 2012 インスタンスの Binn フォルダーにコピーします。

    注記注意

    この変更は、現在と以前のバージョンの両方で NaturalLanguage6.dll を使用するすべての言語に影響します。

  5. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\CLSID ノードに移動します。

  6. 次の手順に従って、選択した言語の以前のワード ブレーカー インターフェイスおよびステマー インターフェイスに対応する COM ClassID の新しいキーを追加します。

    1. 以前のワード ブレーカー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    2. そのキー値の (既定) データを、表に示す以前のワード ブレーカーのファイル名に更新します。

    3. 選択した言語でステマーを使用する場合は、以前のステマー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    4. 選択した言語でステマーを使用する場合は、そのキー値の (既定) データを、表に示す以前のステマーのファイル名に更新します。

  7. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\Language\<language_key> ノードに移動します。 <language_key> は、レジストリで使用される言語の省略形を表します。たとえば、フランス語の場合は "fra"、スペイン語の場合は "esn" です。

  8. WBreakerClass キー値を、表に示す現在のワード ブレーカーの値に更新します。

  9. 選択した言語でステマーを使用する場合は、StemmerClass キー値を、表に示す現在のステマーの値に更新します。

  10. SQL Server を再起動します。

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現在のコンポーネントを復元するには

  1. SQL Server 2012 バージョンの NaturalLanguage6.dll をバックアップした場所に移動します。

  2. 現在のバージョンの NaturalLanguage6.dll を、バックアップ場所から SQL Server 2012 インスタンスの Binn フォルダーにコピーします。

    注記注意

    この変更は、現在と以前のバージョンの両方で NaturalLanguage6.dll を使用するすべての言語に影響します。

  3. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\CLSID ノードに移動します。

  4. 次のキーが存在しない場合は、次の手順に従って、選択した言語の現在のワード ブレーカー インターフェイスおよびステマー インターフェイスに対応する COM ClassID の新しいキーを追加します。

    1. 現在のワード ブレーカー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    2. そのキー値の (既定) データを、表に示す現在のワード ブレーカーのファイル名に更新します。

    3. 選択した言語でステマーを使用する場合は、現在のステマー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    4. 選択した言語でステマーを使用する場合は、そのキー値の (既定) データを、表に示す現在のステマーのファイル名に更新します。

  5. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\Language\<language_key> ノードに移動します。 <language_key> は、レジストリで使用される言語の省略形を表します。たとえば、フランス語の場合は "fra"、スペイン語の場合は "esn" です。

  6. WBreakerClass キー値を、表に示す以前のワード ブレーカーの値に更新します。

  7. 選択した言語でステマーを使用する場合は、StemmerClass キー値を、表に示す以前のステマーの値に更新します。

  8. SQL Server を再起動します。

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ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元のためのファイル名とレジストリ値

次に示すファイル名とレジストリ エントリの一覧は、前のセクションの手順と共に使用してください。 以前のバージョンに戻す場合は以前の値を使用し、現在のバージョンのコンポーネントを復元する場合は現在の値を使用します。

次の一覧は、各言語に使用される省略形を基準としてアルファベット順に並べられています。

アラビア語 (ara)、LCID 1025

コンポーネント

ワード ブレーカー

ステマー

以前の CLSID

7EFD3C7E-9E4B-4a93-9503-DECD74C0AC6D

483B0283-25DB-4c92-9C15-A65925CB95CE

以前のファイル名

NaturalLanguage6.dll

NaturalLanguage6.dll

現在の CLSID

04b37e30-c9a9-4a7d-8f20-792fc87ddf71

なし

現在のファイル名

MSWB7.dll

なし

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ドイツ語 (deu)、LCID 1031

コンポーネント

ワード ブレーカー

ステマー

以前の CLSID

45EACA36-DBE9-4e4a-A26D-5C201902346D

65170AE4-0AD2-4fa5-B3BA-7CD73E2DA825

以前のファイル名

NaturalLanguage6.dll

NaturalLanguage6.dll

現在の CLSID

dfa00c33-bf19-482e-a791-3c785b0149b4

8a474d89-6e2f-419c-8dd5-9b50edc8c787

現在のファイル名

MsWb7.dll

MsWb7.dll

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日本語 (jpn)、LCID 1041

コンポーネント

ワード ブレーカー

ステマー

以前の CLSID

E1E8F15E-8BEC-45df-83BF-50FF84D0CAB5

3D5DF14F-649F-4cbc-853D-F18FEDE9CF5D

以前のファイル名

NaturalLanguage6.dll

NaturalLanguage6.dll

現在の CLSID

04096682-6ece-4e9e-90c1-52d81f0422ed

なし

現在のファイル名

MsWb70011.dll

なし

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オランダ語 (nld)、LCID 1043

コンポーネント

ワード ブレーカー

ステマー

以前の CLSID

2C9F6BEB-C5B0-42b6-A5EE-84C24DC0D8EF

F7A465EE-13FB-409a-B878-195B420433AF

以前のファイル名

NaturalLanguage6.dll

NaturalLanguage6.dll

現在の CLSID

69483c30-a9af-4552-8f84-a0796ad5285b

CF923CB5-1187-43ab-B053-3E44BED65FFA

現在のファイル名

MsWb7.dll

MsWb7.dll

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ロシア語 (rus)、LCID 1049

コンポーネント

ワード ブレーカー

ステマー

以前の CLSID

2CB6CDA4-1C14-4392-A8EC-81EEF1F2E079

E06A0DDD-E81A-4e93-8A8D-F386C3A1B670

以前のファイル名

NaturalLanguage6.dll

NaturalLanguage6.dll

現在の CLSID

aaa3d3bd-6de7-4317-91a0-d25e7d3babc3

d42c8b70-adeb-4b81-a52f-c09f24f77dfa

現在のファイル名

MsWb7.dll

MsWb7.dll

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以前と現在のファイル名がどちらも NaturalLanguage6.dll でない言語

次の表に示す言語では、以前のワード ブレーカーとステマーのファイル名が新しいバージョンのファイル名とは異なります。 以前と現在のファイル名はどちらも NaturalLanguage6.dll ではありません。 SQL Server 2012 のセットアップでは、現在と以前の両方のバージョンのコンポーネントを Binn フォルダーにコピーするため、ファイルを置き換える必要はありません。 ただし、以前または現在のバージョンのコンポーネントを指定するようにレジストリ エントリのセットを変更する必要があります。

影響を受ける言語の一覧

言語

省略形 (レジストリで 使用)

LCID

簡体字中国語

chs

2052

繁体字中国語

cht

1028

タイ語

tha

1054

繁体字中国語

zh-hk

3076

繁体字中国語

zh-mo

5124

簡体字中国語

zh-sg

4100

この表は、省略形の列を基準としてアルファベット順に並べられています。

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次の手順は、「ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元のためのファイル名とレジストリ値」に示す値の一覧と共に使用してください。

以前のコンポーネントに戻すには

  1. 現在のバージョンのコンポーネントのファイルを Binn フォルダーから削除しないでください。

  2. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\CLSID ノードに移動します。

  3. 次の手順に従って、選択した言語の以前のワード ブレーカー インターフェイスおよびステマー インターフェイスに対応する COM ClassID の新しいキーを追加します。

    1. 以前のワード ブレーカー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    2. そのキー値の (既定) データを、表に示す以前のワード ブレーカーのファイル名に更新します。

    3. 選択した言語でステマーを使用する場合は、以前のステマー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    4. 選択した言語でステマーを使用する場合は、そのキー値の (既定) データを、表に示す以前のステマーのファイル名に更新します。

  4. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\Language\<language_key> ノードに移動します。 <language_key> は、レジストリで使用される言語の省略形を表します。たとえば、フランス語の場合は "fra"、スペイン語の場合は "esn" です。

  5. WBreakerClass キー値を、表に示す現在のワード ブレーカーの値に更新します。

  6. 選択した言語でステマーを使用する場合は、StemmerClass キー値を、表に示す現在のステマーの値に更新します。

  7. SQL Server を再起動します。

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以前のコンポーネントを復元するには

  1. 以前のバージョンのコンポーネントのファイルを Binn フォルダーから削除しないでください。

  2. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\CLSID ノードに移動します。

  3. 次のキーが存在しない場合は、次の手順に従って、選択した言語の現在のワード ブレーカー インターフェイスおよびステマー インターフェイスに対応する COM ClassID の新しいキーを追加します。

    1. 現在のワード ブレーカー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    2. そのキー値の (既定) データを、表に示す現在のワード ブレーカーのファイル名に更新します。

    3. 選択した言語でステマーを使用する場合は、現在のステマー用に、表に示す値を持つ新しいキーを追加します。

    4. 選択した言語でステマーを使用する場合は、そのキー値の (既定) データを、表に示す現在のステマーのファイル名に更新します。

  4. レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\<InstanceRoot>\MSSearch\Language\<language_key> ノードに移動します。 <language_key> は、レジストリで使用される言語の省略形を表します。たとえば、フランス語の場合は "fra"、スペイン語の場合は "esn" です。

  5. WBreakerClass キー値を、表に示す以前のワード ブレーカーの値に更新します。

  6. 選択した言語でステマーを使用する場合は、StemmerClass キー値を、表に示す以前のステマーの値に更新します。

  7. SQL Server を再起動します。

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ワード ブレーカーとステマーの切り替えと復元のためのファイル名とレジストリ値

次に示すファイル名とレジストリ エントリの一覧は、前のセクションの手順と共に使用してください。 以前のバージョンに戻す場合は以前の値を使用し、現在のバージョンのコンポーネントを復元する場合は現在の値を使用します。

次の一覧は、各言語に使用される省略形を基準としてアルファベット順に並べられています。

簡体字中国語 (chs)、LCID 2052

コンポーネント

ワード ブレーカー

以前の CLSID

12CE94A0-DEFB-11D2-B31D-00600893A857

以前のファイル名

chsbrkr.dll

現在の CLSID

E0831C90-BAB0-4ca5-B9BD-EA254B538DAC

現在のファイル名

MsWb70804.dll

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繁体字中国語 (cht)、LCID 1028

コンポーネント

ワード ブレーカー

以前の CLSID

1680E7C3-9430-4A51-9B82-1E7E7AEE5258

以前のファイル名

chtbrkr.dll

現在の CLSID

E9B1DF65-08F1-438b-8277-EF462B23A792

現在のファイル名

MsWb70404.dll

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タイ語 (tha)、LCID 1054

コンポーネント

ワード ブレーカー

ステマー

以前の CLSID

CCA22CF4-59FE-11D1-BBFF-00C04FB97FDA

CEDC01C7-59FE-11D1-BBFF-00C04FB97FDA

以前のファイル名

Thawbrkr.dll

Thawbrkr.dll

現在の CLSID

F70C0935-6E9F-4ef1-9F06-7876536DB900

なし

現在のファイル名

MsWb7001e.dll

なし

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繁体字中国語 (zh-hk)、LCID 3076

コンポーネント

ワード ブレーカー

以前の CLSID

1680E7C3-9430-4A51-9B82-1E7E7AEE5258

以前のファイル名

chtbrkr.dll

現在の CLSID

E9B1DF65-08F1-438b-8277-EF462B23A792

現在のファイル名

MsWb70404.dll

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繁体字中国語 (zh-mo)、LCID 5124

コンポーネント

ワード ブレーカー

以前の CLSID

1680E7C3-9430-4A51-9B82-1E7E7AEE5258

以前のファイル名

chtbrkr.dll

現在の CLSID

E9B1DF65-08F1-438b-8277-EF462B23A792

現在のファイル名

MsWb70404.dll

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簡体字中国語 (zh-sg)、LCID 4100

コンポーネント

ワード ブレーカー

以前の CLSID

12CE94A0-DEFB-11D2-B31D-00600893A857

以前のファイル名

chsbrkr.dll

現在の CLSID

E0831C90-BAB0-4ca5-B9BD-EA254B538DAC

現在のファイル名

MsWb70804.dll

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関連項目

タスク

米国英語と英国英語に使用されるワード ブレーカーの変更

概念

フルテキスト検索の動作の変更