System Center 2012 - App Controller の用語集

 

適用対象: System Center 2012 - App Controller,System Center 2012 SP1 - App Controller,System Center 2012 R2 App Controller

用語

定義

App Controller ライブラリ

VMM および Windows Azure から登録されたクラウドのライブラリ オブジェクトをすべてまとめて論理的に表現したもの。

機能

ある役割を果たす能力のこと。たとえば、クラウドが持つ、可用性の高いバーチャル マシンをホストする能力も、バーチャル マシンを特定の論理ネットワークに接続する能力も、それぞれが "機能" です。

容量

プールに追加され、クラウドにより集計値として報告される利用可能なリソースのこと。CPU 数、メモリ、記憶域は、容量のディメンションの一例です。

クラウド

リソースの実際の物理的背景を意識することなく、一連の容量や機能を利用できるようにする、リソースのプール。

クラウド リソース マッピング

App Controller の管理者がすべてのクラウド リソースに対して作成するマッピング。

メンバー

1 つまたは複数のユーザー ロールに割り当てられている個別の Active Directory ユーザー アカウントまたは Active Directory グループのこと。 ユーザー ロールは 1 つまたは複数のメンバーから構成されます。

ポータル

適切なユーザー ロールに割り当てられたユーザーが利用し、各自のバーチャル マシンやサービスを作成および管理できる Web サイト。

プライベート クラウド

App Controller インストール環境の信頼境界内で実行されている VMM システム内で作成され、公開されているクラウドのこと。 複数のプライベート クラウドを利用できます。

パブリック クラウド

一般利用者を対象に提供されるクラウドのこと。

クォータ

ユーザー単位で設けられたクラウドの利用量の上限のこと。クォータは、CPU、メモリ、記憶域、バーチャル マシンなど、複数のディメンションから構成されます。

スコープ

ユーザー ロールがアクセス可能なパブリック クラウドおよびプライベート クラウドの範囲のこと。

サービス構成ファイル

サービスの値を設定するファイル。サービス構成ファイルでは、各ロールに対してデプロイするインスタンスの数、サービス定義ファイルで設定されている構成パラメーターの値、サービスに SSL 証明書が関連付けられている場合はその拇印などを指定できます。

サービス構成設定

実行中のサービスで変更可能な構成オプションのこと。変更の際に、サービスの再デプロイは不要です。

サービス定義ファイル

サービスを構成するロール、オプションのローカル ストレージ リソース、構成設定、SSL エンドポイント用の証明書など、サービス モデルを定義するファイル。

サービス インスタンス

Windows Azure または VMM でデプロイ済みのサービス。

サービス パッケージ

パッケージ (サービス テンプレート) とは、Windows Azure ファブリックに公開されるロール バイナリとサービス定義ファイルをパッケージ化したファイルのことです。

サービス要件

変更された場合、サービスの再デプロイが必要となるデザイン オプションのこと。

ストレージ アカウント

Windows Azure ストレージ サービスにアクセスし、クラウド内の冗長化した永続ストレージを取得するためのアカウント。 ストレージ サービスは、a) BLOB サービス、b) キュー サービス、および c) テーブル サービスの 3 つの基本サービスから構成されます。

ユーザー プロファイル

ユーザー ロールが実行可能な一連のアクション、選択可能なスコープやクォータ オプションを定義するプロファイル。 プロファイルの例として、App Controller 管理者、クラウド マネージャー、およびセルフサービス ユーザーがあります。

ユーザー ロール

メンバー、スコープ、およびクォータの一意の組み合わせ。ユーザー ロールは 1 つのプロファイルにのみ基づきます。

VMM サービス テンプレート

連携して顧客向けのツールを提供する一連のバーチャル マシンを表現するテンプレート (バーチャル マシン テンプレートとも呼ばれます)。