System Center 2012 - Orchestrator の HP LO および OA 統合パック
適用対象: System Center 2012 - Orchestrator
HP iLO および OA 統合パックは System Center 2012 - Orchestrator のアドオンで、HP iLO および OA のコマンドを自動化できます。
Microsoft Corporation (以下、「マイクロソフト」といいます) では、お客様の求められるパフォーマンス、パワー、便利さを備えた製品をお届けすると同時に、お客様のプライバシー保護に努めています。詳細については、「System Center Orchestrator 2012 Privacy Statement (System Center Orchestrator 2012 の個人情報保護方針)」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=216995) を参照してください。
システム要件
HP iLO および OA 統合パックを使用するためには、統合を実装するにあたり、次のソフトウェアがインストールされて構成されていることが必要です。Orchestrator と HP iLO および OAのインストールと構成の詳細については、各製品の資料を参照してください。
System Center 2012 - Orchestrator
HP iLO 2
HP iLO 3
HP OA ファームウェア 3.31
統合パックのダウンロード
この統合パックをダウンロードするには、「System Center Integration Pack for HP iLO and OA (System center 2012 - Orchestrator の HP iLO および OA 統合パック)」 を参照してください。
統合パックの登録と展開
統合パックのファイルをダウンロードしたら、Orchestrator 管理サービスに登録してから Runbook サーバーと Runbook Designer に展開する必要があります。統合パックのインストール手順については、「How To Install an Integration Pack (統合パックのインストール方法)」 を参照してください。
既定の資格情報
既定の資格情報は、HP iLO および OA の接続を構成する際に選択できる一般的な資格情報セットを格納するために使用します。
既定の資格情報を設定するには
Runbook Designer の [オプション] メニューをクリックし、[HP iLO および OA] を選択します。[HP iLO および OA] ダイアログ ボックスが開きます。
[接続] タブで [既定の資格情報] をクリックして、設定を開始します。[既定の資格情報] ダイアログ ボックスが開きます。
[ユーザー名] ボックスに、既定のユーザー名を入力します。
[パスワード] ボックスに、既定のパスワードを入力します。
[キー] ボックスに、既定のキーを入力するか、省略記号 (...) のボタンをクリックしてキーを選択します。
[OK] をクリックして、既定の資格情報のダイアログ ボックスを閉じます。
HP iLO および OA の接続の構成
接続により、Orchestrator と HP iLO および OA システムの間に再利用可能なリンクが確立されます。接続は、HP iLO および OA を実行している複数のシステムに対してリンクを指定することにより、必要なだけ作成できます。また、1 つのシステムに対して複数の接続を作成し、ユーザー アカウントごとにセキュリティのアクセス許可を変えることもできます。
HP iLO および OA の接続を設定するには
Runbook Designer の [オプション] メニューをクリックし、[HP iLO および OA] を選択します。[HP iLO および OA] ダイアログ ボックスが開きます。
[接続] タブで [追加] をクリックして、接続の設定を開始します。[接続エントリ] ダイアログ ボックスが開きます。
[名前] ボックスに、接続の名前を入力します。HP iLO および OA システムの名前を入力することも、接続の種類を区別するための記述名を入力することもできます。
[アドレス] ボックスに、HP iLO および OA システムを実行しているコンピューターの名前または IP アドレスを入力します。コンピューター名を使用する場合は、NetBIOS 名または完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力できます。
[ポート] ボックスに、HP iLO および OA システムを実行しているコンピューターのポート番号を入力します。
[既定の資格情報を使用する] を選択して、既定の資格情報をこの接続に適用します。こうすると、次の 2 つの手順をスキップできます。
[ユーザー名] ボックスと [パスワード] ボックスには、HP iLO および OA システムへの接続で Orchestrator が使用する資格情報を入力します。
[秘密キー] ボックスに、HP iLO および OA システムへの接続に使用される SSH キーを指定します (省略可能)。
[回数] ボックスに、コマンドが失敗するまでに試行できる回数を入力します。
[再試行間隔] ボックスに、再試行の間隔を秒単位で入力します。
[OK] をクリックして、構成のダイアログ ボックスを閉じます。
接続を選択して [テスト] ボタンをクリックします。接続が有効な場合は、[接続テストに成功しました] が表示されます。[完了] をクリックします。
接続のエクスポートとインポート
接続を接続リストからエクスポートしたり、接続リストにインポートしたりできます。
接続をエクスポートするには
Runbook Designer の [オプション] メニューをクリックし、[HP iLO および OA] を選択します。[HP iLO および OA] ダイアログ ボックスが開きます。
[接続] タブで [エクスポート] をクリックして、エクスポートを開始します。[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが開きます。
[ファイル名] ボックスに、エクスポート ファイルの名前を入力します。
[保存] をクリックしてエクスポートします。
[OK] をクリックして構成のダイアログ ボックスを閉じ、[完了] をクリックします。
接続をインポートするには
Runbook Designer の [オプション] メニューをクリックし、[HP iLO および OA] を選択します。[HP iLO および OA] ダイアログ ボックスが開きます。
[接続] タブで [インポート] をクリックして、インポートを開始します。[開く] ダイアログ ボックスが開きます。
[ファイル名] ボックスに、インポート ファイルの名前を入力します。
[開く] をクリックしてインポートします。
[OK] をクリックして構成のダイアログ ボックスを閉じ、[完了] をクリックします。
HP iLO および OA グループの構成
グループにより、Orchestrator と HP iLO および OA システムの間に再利用可能な接続のリストが確立されます。グループは、HP iLO および OA を実行している複数のシステムに対してリストを指定することにより、必要なだけ作成できます。
HP iLO および OA グループを設定するには
Runbook Designer の [オプション] メニューをクリックし、[HP iLO および OA] を選択します。[HP iLO および OA] ダイアログ ボックスが開きます。
[グループ] タブで [追加] をクリックして、グループの設定を開始します。[管理グループ] ダイアログ ボックスが開きます。
[グループ名] ボックスに、グループの名前を入力します。グループの種類を区別するための記述名を指定できます。
[使用可能な接続] の一覧で、Ctrl キーを押しながら接続をクリックして、複数の接続を選択します。[選択済み] の一覧に接続を移動するには、[>>] ボタンをクリックします。
[OK] をクリックして構成のダイアログ ボックスを閉じ、[完了] をクリックします。
グループの資格情報を一括更新するには
Runbook Designer の [オプション] メニューをクリックし、[HP iLO および OA] を選択します。[HP iLO および OA] ダイアログ ボックスが開きます。
[グループ] タブでグループを選択し、[資格情報を一括更新する] をクリックします。
[ユーザー名] ボックスに、新しいユーザー名を入力するか、そのままにしておきます。
[パスワード] ボックスに、新しいパスワードを入力するか、そのままにしておきます。
[キー] ボックスに、新しいキーを入力するか、そのままにしておきます。
[ポート] ボックスに、新しいポート番号を入力するか、そのままにしておきます。
[OK] をクリックして構成のダイアログ ボックスを閉じ、[完了] をクリックします。