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Hyper-V リソース メータリングに関するテクニカル プレビュー

更新日: 2012年2月

適用対象: Windows Server 2012

IT 組織には、各事業単位の需要に応じた適切な量のリソースを提供しつつ、サポート対象の事業単位にチャージバックも行うためのツールが必要です。ホスティング プロバイダーにとっては、各顧客による使用量に基づいてチャージバックを発行することも、同様に重要です。

リソースの割当量と実際の使用量の両方を測定する高度な課金方法を実装するために、以前のバージョンの Hyper-V では、パフォーマンス カウンターのポーリングと集計を行うチャージバック ソリューションをユーザーが独自に開発する必要がありました。このようなソリューションは開発コストが高額になることや、履歴データを失う原因となることがありました。

履歴データを保護しながら、より正確で合理的なチャージバックを支援するために、Windows Server 2012 の Hyper-V ではリソース メータリングが導入されました。この機能により、費用対効果の高い、使用量ベースの課金ソリューションを作成できます。この機能を使用すると、サービス プロバイダーはビジネス モデルに最適な課金方法を選択でき、独立系ソフトウェア ベンダーは Hyper-V 上でより信頼性の高いエンド ツー エンドのチャージバック ソリューションを開発できます。

Windows Server 2012 の Hyper-V リソース メータリングを使用すると、組織は特定の事業単位による使用量を追跡する独自の測定ソリューションをより低い費用で簡単に構築できます。ホスティング プロバイダーは、ビジネス モデルと戦略に適した、より高度で信頼性の高い使用量ベースの課金ソリューションをすばやく効率的に作成できます。

企業は、データ センターの受信および送信インターネット トラフィックに対する費用は支払いますが、データ センター内部のネットワーク トラフィックに対する費用は支払いません。そのため、プロバイダーは通常、課金のためにインターネット トラフィックとイントラネット トラフィックを区別しています。インターネット トラフィックとイントラネット トラフィックを区別するために、ネットワーク メータリング ポート ACL を使用して、任意の IP アドレス範囲での受信および送信ネットワーク トラフィックを測定できます。

Windows Server 2012 では、クライアントによる仮想マシン リソースの使用に関する履歴データを管理者が取得するための 2 つのオプションが用意されています。それは、Windows PowerShell の Hyper-V コマンドレットと、仮想化 WMI プロバイダーの新しい API です。これらのツールは、特定の期間内に仮想マシンによって使用された以下のリソースのメトリックを公開します。

  • 平均 CPU 使用率 (一定期間中に MHz 単位で測定)

  • 平均物理メモリ使用量 (MB 単位で測定)

  • 最小メモリ使用量 (物理メモリの最小量)

  • 最大メモリ使用量 (物理メモリの最大量)

  • 仮想マシンに割り当てられた最大ディスク領域量

  • 合計受信ネットワーク トラフィック (仮想ネットワーク アダプターで、MB 単位で測定)

  • 合計送信ネットワーク トラフィック (仮想ネットワーク アダプターで、MB 単位で測定)

Hyper-V ホスト間の仮想マシンの移動 (たとえばライブ、オフライン、または記憶域移行による移動) は、収集されたデータに影響しません。

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