テスト ラボ ガイド:企業とクラウド:IKEv2 ベースのサイト間 VPN 接続を構成する

 

適用対象: Windows Server 2012 R2,Windows Server 2012

テスト ラボ ガイド (TLG) では、作業構成を作成できる事前に定義されたテスト済みの方法を使用して、新しい製品やテクノロジを実際に経験する貴重な機会が得られます。 TLG を使ってテスト ラボを構築するときは、作成するサーバー、オペレーティング システムとプラットフォーム サービスの構成方法、および追加の製品やテクノロジをインストールして構成する方法に関する手順が示されます。 TLG での経験によって、単一製品/複数製品ソリューションまたはテクノロジ ソリューションに組み込まれるフロントエンド上およびバックエンド上のすべてのコンポーネントとその構成手順を把握できるようになります。

テスト ラボ環境の展開方法に応じて、Windows Server 2012 の企業とクラウド テスト ラボ用のドライブのイメージを作成したり (物理コンピューターを使用する場合)、企業とクラウド テスト ラボ用の仮想マシンのスナップショットを作成したりできます。 このため、いつも使用しているクライアント、サーバー、およびネットワーク サービスのほとんどが揃った基準構成に簡単に戻ることができるので、関心のある製品やテクノロジ用のテスト ラボ環境の構築に集中できます。 この理由により、この TLG の手順をすべて完了した後は、物理コンピューターを使用する場合は各コンピューター上でディスク イメージを実行し、仮想マシンを使用する場合は仮想マシン スナップショットを必ず実行してください。

このガイドについて

このドキュメントでは、Windows Server 2012 の企業とクラウド テスト ラボ環境をセットアップするために、Windows Server 2012 搭載のサーバー コンピューター 6 台と、Windows® 8 搭載のクライアント コンピューター 1 台を展開する手順を説明します。 完成した構成では、インターネット経由で接続されたプライベート イントラネット (contoso) ともう 1 つのプライベート イントラネット (fabrikam) をシミュレートします。

重要

次の手順は、Windows Server 2012 の企業とクラウド テスト ラボを構成するためのものです。 各コンピューターでは、ネットワーク上で提供されるサービスを分け、必要な機能をはっきりと表示する必要があります。 この構成は、ベスト プラクティスを反映したものでも、運用ネットワーク用の望ましい構成や推奨される構成を反映したものでもありません。 この構成は、IP アドレスやその他すべての構成パラメーターを含め、隔離されたテスト ラボ ネットワークでのみ動作するよう設計されています。

警告

ラボの演習中、このドキュメントのコンピューターベースのコピーから作業できる場合、および Hyper-V で仮想マシンを実行している場合は、Hyper-V のクリップボード統合機能を使ってコマンドを貼り付けてください。 そうすることで、コマンド文字列の入力ミスでエラーが発生する可能性が最小限に抑えられます。

  1. このドキュメントで太字で示されたコマンドを強調表示して右クリックします。

  2. [コピー] をクリックします。

  3. 仮想マシンのメニュー バーの [クリップボード] をクリックし、[クリップボードからテキストを入力] をクリックします。