Share via


マルチキャスト変換

マルチキャスト変換は、入力を 1 つ以上の出力に配信します。この変換は条件分割変換と似ています。いずれの変換も、1 つの入力を複数の出力に送信します。この 2 つの変換の違いは、マルチキャスト変換は各行を各出力に送信するのに対し、条件分割変換は 1 行を単一の出力に送信する点です。詳細については、「条件分割変換」を参照してください。

マルチキャスト変換を構成するには、出力を追加します。

マルチキャスト変換を使用すると、パッケージはデータの論理コピーを作成できます。この機能は、パッケージで複数の変換セットを同一のデータに適用する必要がある場合に役に立ちます。たとえば、データの 1 つのコピーを集計して要約情報のみを変換先で読み込み、そのデータのもう 1 つのコピーを参照値と派生列で拡張し、その後変換先で読み込みます。

この変換は 1 つの入力と複数の出力をとります。エラー出力はサポートされていません。

マルチキャスト変換の構成

プロパティを設定するには SSIS デザイナから行うか、またはプログラムによって設定します。

[マルチキャスト変換エディタ] ダイアログ ボックスで設定できるプロパティの詳細については、「[マルチキャスト変換エディタ]」を参照してください。

プログラムによって設定できるプロパティの詳細については、次のトピックを参照してください。

プロパティの設定方法の詳細については、「データ フロー コンポーネントのプロパティを設定する方法」を参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

これらの更新が自動で通知されるようにするには、ページの RSS フィードを購読します。