Reporting Services のインスタンスをアンインストールする方法
セットアップ プログラムを使用すると、SQL Server Reporting Services をアンインストールしたり、特定のコンポーネントを削除することができます。現在インストールされている Reporting Services を削除または変更する場合は、インストール ウィザードとコマンド ライン セットアップの両方を使用できます。インストールされている Reporting Services 全体を削除するよう選択した場合、セットアップの実行後に、一部のファイルやアカウントが残ったままになることがあります。データベース、ログ ファイル、レポート定義ファイル、モデル ファイル、プロジェクト ファイル、ソリューション、および処理待ちのジョブは手動で削除する必要があります。このトピックでは、ソフトウェアのアンインストール時に削除されないアイテムを削除する方法について説明します。現在キューに格納されているスケジュール済みのレポート プロセスを削除する方法については、「ジョブの表示と変更」を参照してください。
メモ : |
---|
32 ビットおよび 64 ビット バージョンの Reporting Services を同じコンピュータにインストールした場合、64 ビット バージョンの Reporting Services をアンインストールするには、64 ビット バージョンのセットアップを使用してください。32 ビット バージョンのセットアップで、64 ビットの Reporting Services をアンインストールすることはできません。 |
レポート サーバー データベースを削除するには
Management Studio または Enterprise Manager (データベースのホストに SQL Server 2000 を使用している場合) を使用して、データベースをホストしている SQL Server データベース エンジン インスタンスに接続します。
データベースを削除します。既定の名前を使用している場合、データベース名は reportserver と reportservertemp です。実際のファイル名を確認するには、Reporting Services 構成ツールを実行して [データベースのセットアップ] ページでデータベース名を参照します。
Master および MSDB からデータベース ロール RSExecRole を手動で削除します。
データ ファイルを削除するには
ハード ドライブで次の種類のファイルを検索します。
レポート定義 (.rdl) ファイル、セマンティック モデル (.smdl) ファイル、共有データ ソース (.rds) ファイル、レポート プロジェクト (.rptproj) ファイル、ソリューション (.sln) ファイル
これらのファイルを削除します。
サンプルを削除するには
- Reporting Services のサンプル レポートとアプリケーションをアンインストールするには、[プログラムの追加と削除] を使用します。セットアップでは、セットアップで追加したファイルのみがアンインストールされます。ユーザー オプション ファイルを新しく作成した場合、またはこのフォルダに新しいファイルを追加した場合は、アンインストールを実行した後もそれらのファイルが残ったままになります。サンプル ファイルは Tools\Samples\<lang>\ReportingServices に配置されています。
ログ ファイルを削除するには
Log Files フォルダに移動します。ログ ファイルは Reporting Services\Log Files に配置されています。
これらのファイルを削除します。
参照
その他の技術情報
Reporting Services のインストール方法に関するトピック