レポートの印刷
レポートをレポート サーバーにパブリッシュした後は、ブラウザ、レポート マネージャ、またはエクスポートしたレポートの表示に使用する任意のアプリケーションで、レポートを表示および印刷できます。レポートをパブリッシュする前に、まずレポートをプレビューする場合は、レポート デザイナから印刷できます。
すべての印刷処理は、要求時にクライアント コンピュータ上で行われます。Web サーバーに接続されているプリンタに直接レポート サーバーから印刷ジョブを送信できるようなサーバー側印刷機能はありません。プリンタや印刷オプションは、個々のレポート ユーザーが標準の印刷ダイアログ ボックスを使用して選択します。
.gif "ms155993.note(ja-jp,SQL.90).gif") メモ : |
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| サブスクリプションの配信先としてプリンタを指定することはできません。ただし、SQL Server Reporting Services には、これを実現する配信拡張機能の作成方法を示すサンプルのプリンタ配信拡張機能が含まれています。開発者がカスタム配信拡張機能を作成することによって、サブスクリプションのユーザーがレポートを直接プリンタに送信できるようになります。レポートはスケジュールに基づいて送信され、ユーザーの介入は必要ありません。詳細については、「Printer Delivery Extension サンプル」および「配信拡張機能の導入」を参照してください。 |
印刷専用のレポートをデザインするレポート作成者は、改ページ、レポートのヘッダーとフッター、式、背景画像などを使用して、印刷用のデザインを作成できます。印刷用のレポート デザイン要素としては、たとえば、どのレポートの裏面にもよく印刷される使用条件や、レターヘッドを模したグラフィック要素やテキスト要素などが考えられます。
表示形式によってページの割り当て方法が異なるため、すべてのレポートのすべての表示形式で最適な印刷結果が得られるとは限りません。レポートのページはデータ量の変化に適応するようにデザインされます。たとえば、マトリックスを含むレポートでは、ユーザーが行や列を展開することによって、ページが上下左右に広がる可能性があります。この場合、マトリックスを展開したユーザーと展開していないユーザーとでは、印刷結果が異なります。
Reporting Services では、横置きモードと縦置きモードの両方のページを同じレポートで使用することはできません。また、印刷用のレイアウトを作成して、それをブラウザやその他のアプリケーションで表示されるレポートのレイアウトと置き換えたり、両方のレイアウトを共存させたりすることもできません。エクスポートされたレポートでは、ほとんどの場合、レポートに表示されるすべての要素 (ユーザーがコンピュータの画面上で見るすべての要素) がレポートの印刷結果に含まれます。
| メモ : |
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| ブラウザの印刷コマンドを使用して HTML レポートを印刷すると、最初のページの内容しか印刷されないことがあります。Reporting Services のクライアント側印刷機能を使用すると、より優れた HTML レポートの印刷結果を得ることができます。詳細については、「ブラウザからのレポートの印刷」を参照してください。 |
このセクションのトピック
- ブラウザからのレポートの印刷
クライアント側印刷機能を使用して Web ブラウザやレポート マネージャからレポートを印刷する方法を説明します。
- 他のアプリケーションからのレポートの印刷
別のアプリケーションにエクスポートされたレポートを印刷する方法を説明します。
- Reporting Services のクライアント側印刷機能の構成
RSClientPrint ActiveX 印刷コントロールの有効化、無効化、および利用状況のログの記録について説明します。
- カスタム アプリケーション内での RSClientPrint コントロールの使用
ActiveX 印刷コントロールをカスタム アプリケーションで使用する方法を説明します。
参照
処理手順
レポートを印刷する方法 (SharePoint 統合モード)
レポートを印刷する方法 (レポート デザイナ)
レポートの印刷方法 (レポート マネージャ)
概念
レポートのエクスポート
レポートのページ割り当ての制御
Reporting Services での式を使用した作業
レポートへのページ ヘッダーおよびページ フッターの追加
レポートへの画像の追加