レポート サーバー データベースを作成する方法 (Reporting Services 構成)

Reporting Services では、SQL Server データベースが内部記憶域として使用されます。データベースは必須のコンポーネントで、レポート、セッション データ、リソース、およびサーバー メタデータの格納に使用されます。

Reporting Services を既定の構成でインストールした場合、レポート サーバー データベースは、レポート サーバー インスタンスのインストール時に自動的に作成されます。ただし、ファイルのみのインストールを実行した場合は、セットアップの完了後にデータベースを作成する必要があります。レポート サーバー データベースを作成するには、Reporting Services 構成ツールを使用します。

レポート サーバー データベースを作成するには

  1. Reporting Services 構成ツールを起動し、データベースを作成するレポート サーバー インスタンスに接続します。レポート サーバー インスタンスに接続する方法の詳細については、「Reporting Services 構成を開始する方法」を参照してください。

  2. [データベースのセットアップ] ページで、使用する SQL Server データベース エンジンのインスタンス名を入力または選択します。SQL Server 2000 または SQL Server 2005 のいずれかのインスタンスを選択できます。ただし、エディションによっては、データベースをホストできないことがあります。エディションの互換性の詳細については、「レポート サーバー データベースの作成」を参照してください。

  3. [接続] をクリックします。[SQL Server 接続ダイアログ] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスでは、サーバーにデータベースを作成する権限のある資格情報を指定します。[OK] をクリックし、サーバーに接続します。

  4. [データベースのセットアップ] ページで、[新規作成] をクリックします。これで [SQL Server 接続ダイアログ] ダイアログ ボックスが再び開きます。

  5. レポート サーバー データベースの名前を入力します。プライマリ データベースと共に、一時データベースが作成されます。

  6. 使用する照合言語を選択し、[OK] をクリックします。

  7. [データベースのセットアップ] ページの [資格情報の種類] で、レポート サーバーがレポート サーバー データベースに接続する際に使用する資格情報を指定します。別のアカウントの選択に関する詳細については、「Windows サービス アカウントの設定」および「レポート サーバー データベース接続の構成」を参照してください。

    1. 統合セキュリティを介して接続する目的で Windows サービス アカウントおよび Web サービス アカウントを使用する場合は、[サービス資格情報] を選択します。
    2. ドメイン ユーザー アカウントを指定する場合は、[Windows 資格情報] を選択します。ドメイン ユーザー アカウントは、「<domain>\<user>」と指定する必要があります。
    3. SQL Server ログインを指定する場合は、[SQL Server 資格情報] を選択します。
  8. [適用] をクリックします。

参照

処理手順

Reporting Services 構成を開始する方法

概念

レポート サーバー データベースの管理
レポート サーバー データベースの作成
Reporting Services の構成の操作方法に関するトピック
レポート サーバー データベース
レポート サーバー データベース接続の構成
Reporting Services コンポーネントの構成
Reporting Services 構成ツール

その他の技術情報

[データベースのセットアップ] (Reporting Services 構成)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手