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キャッシュを事前に読み込む方法 (Management Studio)

ユーザー固有のレポートでキャッシュを事前に読み込むには

  1. 以下のように、レポートのデータ ドリブン サブスクリプションを作成します。オブジェクト エクスプローラで、レポート サーバーのノードを展開します。

  2. [ホーム] フォルダを展開し、レポートを含むフォルダに移動します。レポート アイテムを展開します。レポートで保存された資格情報が使用されるか、または資格情報が使用されないことを確認します。

  3. [サブスクリプション] フォルダを右クリックし、[新しいデータ ドリブン サブスクリプション] をクリックします。データ ドリブン サブスクリプション ウィザードが開始されます。

  4. [全般プロパティ] ページで、サブスクリプションの説明を入力します。

  5. [配信方法] リスト ボックスの [NULL 配信プロバイダ] をクリックします。[次へ] をクリックします。

  6. [配信データ ソース] ページで、[カスタム データ ソース] をクリックします。

  7. [既定値] をクリックし、既定の接続文字列を使用します。既定の接続文字列は、レポート データ ソースへの接続に使用される接続文字列です。

  8. データへのアクセスに使用する資格情報を指定します。保存された資格情報を使用するか、資格情報が使用されないようにするオプションを選択します。[次へ] をクリックします。

  9. [配信クエリ] ページで、外部データ ソースからサブスクライバの一覧を取得するのに使用するクエリ文字列を [コマンド テキスト] に入力します。次に例を示します。

    Select * from UserInfo
    
  10. [検証] をクリックします。クエリは検証してから続行する必要があります。"検証に成功しました。" というメッセージが表示されたら、[次へ] をクリックします。

  11. [拡張機能の設定] ページで、[次へ] をクリックします。NULL 配信プロバイダ用の拡張機能の設定はありません。

  12. [パラメータ値] ページで、レポートのパラメータ値を構成します。[次へ] をクリックします。

  13. [サブスクリプションのトリガ] ページで、サブスクリプションをいつ処理するかを指定します。[レポート サーバーでのレポート データの更新時に配信する] は選択しないでください。この設定はスナップショットのみに使用します。既存のスケジュールを使用する場合は、[共有スケジュールで実行する] を選択します。

    カスタム スケジュールを作成するには、[カスタム スケジュールで実行する] を選択します。スケジュールを構成し、[次へ] をクリックします。

    ms159679.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    サブスクライバが最新のレポートを受信するために、レポートをスナップショットとして実行するように構成することはできません。最新データを使用するようにレポートを構成するには、次の手順に従います。

最新データを使用してレポートを処理するには

  1. オブジェクト エクスプローラで、レポート サーバーのノードを展開します。

  2. [ホーム] フォルダを展開し、キャッシュに事前に読み込んでいるレポートを含むフォルダに移動します。

  3. レポートを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。[レポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] ページが表示されます。

  4. 左側の [ページの選択] 領域で、[実行] をクリックします。[レポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [実行] ページが表示されます。

  5. [常に最新データを使用して、このレポートを表示する] をクリックします。

  6. [このレポートの一時コピーをキャッシュしない] を選択します。または、次の 2 つのキャッシュ オプションのいずれかを選択して、有効期限を次のように構成します。

    • キャッシュされたコピーが、特定の期間の経過後に有効期限が切れるようにするには、[レポートをキャッシュする (次に指定する分数後に期限切れにする)] をクリックします。レポートの有効期限を分単位で入力します。
    • キャッシュされたコピーが、スケジュールに基づいて有効期限が切れるようにするには、[レポートをキャッシュする (次のスケジュールに基づいてレポートを期限切れにする)] をクリックします。[レポート固有のスケジュール] をクリックし、次に [構成] をクリックします。スケジュールを構成後、[OK] をクリックします。
      既存のスケジュールを使用するには、[共有スケジュール] をクリックします。
  7. [OK] をクリックします。

参照

概念

Reporting Services でのレポートのキャッシュ
スケジュールの作成、変更、および削除
共有スケジュールとレポート固有スケジュール
レポート サーバーの操作方法に関するトピック
共有スケジュールの一時停止と再開

その他の技術情報

レポートとサブスクリプションのスケジュール設定
オブジェクト エクスプローラの使用

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手