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リソースの管理

リソースは、外部コンテンツをレポート ユーザーに提供するレポート サーバー上のアイテムです。リソースは、レポートと関連付けられている場合もありますが (たとえば、レポートで参照される画像データを含むリソース)、すべてのレポートから完全に独立している場合もあります。リソースは通常、パブリッシュされたレポートの付随ドキュメントまたはサポート ドキュメントを保存するのに使用されます。次の例では、リソースを利用するいくつかの方法を示します。

  • ユーザーへのレポートに必要な情報 (たとえば、企業ポータルやその他のレポート サーバー Web サイトへのリンクなど) を含む HTML ドキュメントをアップロードします。
  • レポートに関する情報を補足または提供する、Microsoft Word または Microsoft Excel のドキュメントをパブリッシュします。
  • エクストラネット接続経由でコンテンツにアクセスするための Readme またはポリシー情報を含む、テキスト ファイルを保存します。
  • JPEG ファイル、またはグラフやグラフィック コンテンツを含むその他の画像をアップロードします。

すべてのリソースは、後でレポート サーバーにアップロードされるファイル システム上のファイルです。アップロードするファイルの種類に制限はありません。ただし、リソースとしてレポート サーバーにパブリッシュする際に、より適しているファイルの種類がいくつかあります。たとえば、HTML および JPG ファイルを基にしたリソースは、ユーザーがリソースをクリックすると、HTML は Web ページとして、JPG は画像として、ユーザーが見ることができる形でブラウザ ウィンドウで開かれます。これに対し、たとえばデスクトップ アプリケーション ファイルを基にしたリソースは、ブラウザ ウィンドウに表示されない場合があります。

レポート ユーザーがリソースを表示できるかどうかは、ブラウザの表示機能によって異なります。リソースはレポート サーバーでは一切処理されません。これらは直接ブラウザに渡されます。ブラウザに、特定の Multipurpose Internet Mail Extension (MIME) の種類を表示する機能がある場合、その MIME の種類に該当するリソースはすべて、ブラウザ ウィンドウ、またはレポート マネージャの [表示] ページや、Management Studio の表示ペインに表示されます。ブラウザがコンテンツを表示できない場合、そのリソースを閲覧するユーザーが見ることができるのは、リソースの全般プロパティのみとなります。

リソースは、レポート サーバー フォルダ階層に、レポート、共有データ ソース、共有スケジュール、およびフォルダと共に存在します。レポート サーバー上に保存されているアイテムと同様に、リソースは検索、表示、保護、および管理することができます。

リソースを作成および管理するには、レポート マネージャまたは Management Studio を使用できます。レポート内の画像リソースを使用するには、画像をプロジェクトに追加し、レポートと一緒にパブリッシュします。画像をリソースとしてパブリッシュした場合、再度パブリッシュするか、リソースを置き換えることにより、後でこの画像を更新できます。レポートでは最新バージョンの画像が使用されます。詳細については、「レポートへの画像の追加」および「リソースを更新する方法 (レポート マネージャ)」を参照してください。

参照

処理手順

ファイルまたはレポートをアップロードする方法 (レポート マネージャ)
ファイルまたはレポートをアップロードする方法 (Management Studio)
レポートまたはアイテムを削除する方法 (レポート マネージャ)
アイテムを削除する方法 (Management Studio)
アイテムを移動する方法 (レポート マネージャ)
リソースを更新する方法 (レポート マネージャ)

概念

フォルダへのファイルのアップロード

その他の技術情報

レポート サーバー コンテンツの管理
[全般] プロパティ ページ (リソース、レポート マネージャ)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手